BOOK「アサシンズプライド 暗殺教師と無能才女」

アサシンズプライド
暗殺教師と無能才女

天城ケイ著
イラスト:ニノモトニノ
(富士見ファンタジア文庫:600円+税)
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ファンタジー系の設定ではあるけど、ちょっとSFっぽいガラス製の巨大ドーム群でできた都市国家フランドールが舞台。ランカンスロープという人外と敵対していて、人類は危機的状況にあるらしい。
高いMP(マナ)を持つべきアンジェル公爵家の令嬢メリダは、13歳になってもMPを発現していなかった。そのため、母親の不義が疑われていた。メリダは学校で落ちこぼれ、イジメに遭っていた。親からも見放され、さらには殺されようとしていた。
闇組織《白夜騎士団》で暗殺を本業としているクーファ=ヴァンピールは、メリダの覚醒を促し、一人前の騎士に教育するべく家庭教師として着任した。任務は、メリダを一人前に育成するか、マナを発現しない場合は暗殺するかの二択。・・・で、クーファは情にほだされ・・・秘術を用いてメリダにマナを移植した。しかし、位階はパラディンではなく、クーファと同じサムライ。バレれば、二人とも消される運命。その前に、大きな実績を作って話をうやむやにしようという大きな流れ。
アンジェル公爵家分家の従姉妹エリーゼ、その家庭教師ロゼッティあたりがヒロインだろうけど、屋敷にはメイド達もいるし、女の子ばかりの学校区というハーレム的な環境。第28回ファンタジア大賞受賞作を加筆修正したものらしいけど、お色気展開はとってつけたようだし、世界観も今ひとつ伝わってこない。