BOOK「理想のヒモ生活 4」

理想のヒモ生活(第4巻)
渡辺恒彦著
イラスト:文倉十
(ヒーロー文庫:580円+税)
※古書を購入

双王国からフランチェスコ王子とボナ王女がやって来た。フランチェスコ王子は二十歳を過ぎても皇位継承権を持たない難ありの王子。ボナ王女は末席の王族。本来、こういう外交使節が動く前に、水面下でいろいろ交渉が行われて、結論が出た状態にするものだけど・・・この外交使節の目的は不明のまま。策略というか外交というか、単調に話が進んでいく。
プジョル将軍による群竜討伐も同様・・・。
フランチェスコ王子からの情報で、カルロスが「時空魔法」だけでなくシャロワ王国の「付与魔法」も使えることが判明した。しかし、その情報を与えたフランチェスコ王子側の思惑は不明。新たな展開で、ゼンジロウの立ち位置だけが複雑になっていく。そして、ゼンジロウの生活がぜんぜん「ヒモ生活」ではなくなっていく。本人もやる気で、ヒモでいたがっているわけでもないけど・・・タイトルからどんどん遠ざかっていく気がする。