アメリカ帝国主義的メディア「PLAYBOY」

2006-04-12.jpg日本の集英社が「日本版PLAYBOY」を創刊したのは、たしか1975年・・・。創刊号は金色、創刊2号は銀色のウサギのロゴマークの表紙だったはず・・・。当時、まだ中学生だったけど、創刊3号まで続けて買った記憶がある。以後、ライバル誌の「PENTHOUSE」を講談社が創刊し、「男性向け総合月刊誌」が出版社の旗艦的な存在として定着した。さらに、読者ターゲットの年齢層を下げた「GORO」や「スコラ」が創刊され、一時は公称で発行部数が100万部という勢いをもっていた。
いまの日本では、「男性向け総合誌」は完全に絶滅してしまったけど、「GORO」や「スコラ」、あるいは「週刊プレイボーイ」、さらには「週刊ポスト」や「週刊現代」といった一般向け週刊誌は、ある意味でアメリカの「PLAYBOY」の焼き直しともいえるから、その文化的影響は想像を絶するものがある。
そして、今月7日、インドネシアで男性月刊誌「PLAYBOY」が創刊された。インドネシアはイスラム圏に属する国・・・案の定、発売前から急進派のイスラム団体が騒いでいた。そして、ついにFPI(急進派イスラム防衛戦線)という団体が出版社を襲撃した。と言っても、爆弾が爆発したわけでもなく、誰かが誘拐拉致されたわけでもなく、投石で窓ガラスが割られた程度のことらしいが・・・。
たかが「雑誌」と言えばそうなるのだろうけど、こと「PLAYBOY」となるとそうとも言えない。ある意味で「PLAYBOY」は女性の商品化と性表現を中心にしたアメリカ帝国主義的メディアの象徴・・・イスラム文化とは絶対に相容れない存在だろう。
・・・でも、この創刊号は、即日完売したらしい^^;