BOOK「ダムの科学 知られざる超巨大建造物の秘密に迫る」

ダムの科学
知られざる超巨大建造物の秘密に迫る

一般社団法人ダム工学会
近畿・中部ワーキンググループ著
(サイエンス・アイ新書:952円+税)
※古書を購入

テレビニュースで見たことだけど・・・最近、「ダム」が人気らしい。あるいは、「ダムカレー」なるカレーライスが人気なのか・・・。もちろん、「ダムガール」なる人たちもいるらしい。
わたしは特別にダムが好きというわけではないけど、むかし、山登りをしていたときに登山口ちかくのダムを訪れたことはあった。だから、その大きさや迫力は体感しているし、ダムの機能や構造なども取材したことがあるので一通りは知っていた。なので、目新しい情報はあまりなかったけれども・・・ひとつだけ、新たな知見があった。今後のダムの役割。
田中康夫元長野県知事の「脱ダム宣言」以降、ダムへの逆風が吹き、ダムの時代は終わったような気になっていた。でも、いわれてみれば、脱ダム宣言が正しかったのか、考えたこともなかった。地球規模での気候変動がどうこういわれる現在、ダムには本来的な意味で存在意義が高まっているのではないか。記録的な豪雨による水害も各地で頻発しているし、先日の北海道での地震で北海道全域がブラックアウトしたとき、その復旧は砂川の水力発電所からの電力からはじまった。この視点から、もう少し勉強してみようかなという気になった。