BOOK「日本国召喚 四 崩れる均衡」

日本国召喚
四 崩れる均衡

みのろう著
イラスト:toi8、高野千春
(ぽにきゃんBOOKS:1,200円+税)
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グラ・バスカス帝国が第二文明圏全域に宣戦布告し、本格的に侵略を始めた。まず、イルネティア王国が占領され、国外に逃れた王子が日本を目指していた。
在日米軍の名前が出てきたけど、動きは不明。日本は魔法帝国の出現を想定して、急速に軍事技術開発と軍備増強に取りかかった。民間企業も好景気に沸いているという設定だけど・・・旧世界のサプライチェーンから切り離されて、そんな工業力があるんだろうか? そもそも、海外資産と債権を失った日本経済が機能しているわけがないのだが・・・。
先進11ヶ国会議への招聘を受け、日本は代表団を送ったが・・・会議の席上で、グラ・バスカス帝国が全世界に対して宣戦布告。時を移さず、帝国は神聖ミリシアル帝国の最強艦隊を撃滅、その足で先進11ヶ国会議が開かれているアルトアルパスへの攻撃を仕掛けた。
日本の巡視船しきしまを含む列強連合VSグラ・バスカス帝国。戦う前から結果は見えているけど、しきしまが沈んで100人以上の死者が出た。この敗戦で、世界の軍事バランスが一気に崩壊した。
ロウリア王国の元将アデム・・・伏線として生き延びているけど、そのうち南方世界がらみの展開で登場するのだろう。ということは、グラ・バスカス帝国の話にケリが付いても、魔法帝国は出現しないということか・・・。