BOOK「ホーキング、宇宙を語る ビッグバンからブラックホールまで」

ホーキング、宇宙を語る
ビッグバンからブラックホールまで

ティーヴン・W・ホーキング著
林一訳
(早川書房:1,553円+税)
※古書を購入

何10年ぶりかで古本を手に取った。すごく懐かしい。
宇宙論の大まかな発展の流れからはじまっているけど、科学的な物の考え方や科学理論のとらえ方など、極めて基礎的なマナーにも触れられていて、文系の学生であった私が、初めて読んだ時に感動しながらメモをとったことを思いだした。
序文で一般向けの本だと言いながら、かなり奥が深いんだ、この本。学校で習ったこと、他の本で読んだこと、自分が理解していることとは別の言い回しで表現されていたりするので、度々脳内変換に時間がかかった。
でも、さすがに今読むとふつうに新書を読むスピードで読める。似たような本を何冊も読んできたから。今読み返すと、所々内容が古くて時代を感じさせる表記が目に付く。例えば、宇宙の年齢を100から200億年前としていりたり、重力波も観測できていないなどと書かれている。特に新発見の多いブラックホールについての記述が古い。名著ではあるけれど、やはり、最新の本を読むべきなのだろう。