BOOK「薬屋のひとりごと 5」

薬屋のひとりごと(第5巻)
日向夏著
イラスト:しのとうこ
(ヒーロー文庫:amazon:594円)
※Kindle版を購入

養父の羅門と入れ替わりで、猫猫は後宮から花街に戻った。そのため、猫猫の元に壬氏が通ってくるわけだけど、猫猫はむごいくらいの塩対応。
猫猫が得た情報・・・来年はイナゴの害がひどくなる。飢饉さえあり得る危機を壬氏に伝え、子一族の薬師の研究成果を調べるが・・・。
壬氏がお忍びで西都へ遠出し、猫猫も同行を求められた。イナゴの害に備えた増税が、やぶ医者の故郷にも影響を与えていた。さらに西都を目指す。馬車と船で半月以上の道のり。別動していた元妃の阿多の馬車が盗賊に襲われた。里樹妃と翠苓も同行していて・・・壬氏の嫁候補らしい。西都では玉葉妃の実家に滞在。猫猫は羅家の姫として花嫁候補に含まれていた。
ついでながら、羅半、すごい変態だった。そして馬閃は強い。この巻のメインの謎解きは里樹妃の血統についてだった。イナゴと白娘々の件は次巻。詳しくは描かれていないけど、猫猫、それなりのテクニシャンらしい。
この小説の舞台は中国をイメージさせるけど、中国ではないな。公の場で、中国の貴族が相手に合わせてドレスを着ることなどあり得ないから。この国には中華思想が感じられない。