BOOK「本好きの下剋上 23 司書になるためには手段を選んでいられません 第五部 女神の化身 II 」

本好きの下剋上
司書になるためには手段を選んでいられません
第五部 女神の化身 II

香月美夜著
イラスト:椎名優
(TOブックスラノベ:amazon:1,010円)
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フェルディナンドがアーレンスバッハに到着し、執務の引き継ぎがはじまった。エーレンフィストが亜寒帯という感じに対して、アーレンスバッハは暖かく、温帯域という感じだろうか。引き継ぎは順調ながら、貴族院にいるローゼマインの動きには頭を抱える状態。
ローゼマインは王族にグルトリスハイトの情報を伝え、王子たちと共に図書館奥の書庫に入った。しかし、王子たちには古語が読めず、手も足も出ない。王族の体たらく極まれりという状況。王族に伝わるべき情報がなぜか断絶している・・・。
祈りにより御加護を増やす、ダンケルフェルガーとの共同研究・・・ディッターでの儀式でローゼマインがまたやらかした。共同研究を進めながら、社交シーズンのお茶会がはじまった。他領の対応に嫌気が差したローゼマインは、他領を巻き込んでの奉納式を共同研究の名目で行うことにした。そこにツェントをはじめとする王族まで参加することになり・・・。結果的には丸く収まったし、図書館のために魔力を確保することも出来た。
ダンケルフェルガーのレスティラウトがローゼマインに求婚した。慧眼だと思う。この件に関して叱責されるべきはヴィルフリートだと思う。結局、嫁取りディッターで決着を付けることになり・・・悪辣な魔導具なども用意して、フェルディナンド直伝の戦術での総力戦。そこに突然、ディッターに中小領地の乱入者と中央騎士団が降り注ぎ、ローゼマイン争奪のバトルロイヤル状態が出現。アナスタージウス王子の仲裁でことは収まったけど、ディッターはエーレンフィストの勝利。ついでに、ハンネローレがヴィルフリートに嫁ぐことも決まってしまった。