BOOK「お点前頂戴いたします 泡沫亭あやかし茶の湯」

お点前頂戴いたします
泡沫亭あやかし茶の湯

神田夏生著
イラスト:雛川まつり
(メディアワークス文庫:630円)
※古書を購入

初めて茶の湯をする「茶道部」を舞台にした作品に出会った。なぜか、サブカルで茶道の存在は希薄。作品も少ないし、ほんの味付けレベルの扱いでしかないことが多い。この作者、茶道の専門用語をほとんど使っていないけど、多少は茶道の心得がありそうだ。表紙イラストはデタラメだけど^^; といっても、このラノベは「茶道もの」ではなく「あやかしもの」といった方が正しい。
高校1年・三軒和音は、部活見学で茶道部の茶室「泡沫亭」に行き、放課後、茶室に忘れたスマホを取りに戻った。その茶室には、あやかしのろくろっ首や提灯小僧たちがいた。泡沫亭はあやかしの世とつながっていて、茶道部員にはあやかしが見える。茶道部部長の2年・湯季千里は何か曰くありげ・・・。
でも、主人公の三軒和音・・・キャラがひどすぎる。思考も感情も行動も反応も、全て異常。こいつもあやかしじゃないか? 未知のものには恐怖しか感じず拒絶する・・・根本的に理解できない、共感できない。そういう三軒があやかしを受け入れていくお話だけど・・・。
そういえば、ラノベを1600冊以上読みながら、初のメディアワークス文庫。