BOOK「ハニトラは効かない。英雄だからね、俺」

ハニトラは効かない。英雄だからね、俺
夏目坂一家著
イラスト:のりパチ
(ファンタジア文庫:amazon:585円)
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異界大戦・・・現代世界に魔王率いる魔物が侵入して20年に及ぶ戦いが続いた。この大戦を勝利させ終結させた英雄・英赤雄介。彼が戦後に望んだのは、普通の高校生としての平和な暮らし。
しかし、世界の大国は自国に引き込むための刺客・・・ハニートラップの美少女を送り込む。片や、防衛する日本は咲ノ芽木葉を幼なじみ&同級生兼副担任、護衛として送り込んだ。
アメリカの刺客はエリーナ。イギリスはキャストルテ。中国は恋海美。順番に出てきたけど・・・テンプレなキャラ立てで、すぐにオーソドックスなラブコメ感が漂いはじめた。ハニートラップとかいいながら、間接キスがどうこうでワーキャー騒ぐレベル。しかも、ヒロインのだれにも魅力を感じない。
目を引いた点は、雄介の主人公的な朴念仁さの背景に、子どもの頃から戦いに明け暮れていたというのがあること。ちょっとだけ、『フルメタ』の相良宗介を感じられたけど、雄介はかなりの常識人で、むやみに戦闘力を行使したりはしない。その分、つまらない。
あとがきによると、最初からハーレムもののラブコメを書く気だったらしい。・・・こちらが勝手に期待しすぎただけらしい。

BOOK「ダムの科学 知られざる超巨大建造物の秘密に迫る」

ダムの科学
知られざる超巨大建造物の秘密に迫る

一般社団法人ダム工学会
近畿・中部ワーキンググループ著
(サイエンス・アイ新書:952円+税)
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テレビニュースで見たことだけど・・・最近、「ダム」が人気らしい。あるいは、「ダムカレー」なるカレーライスが人気なのか・・・。もちろん、「ダムガール」なる人たちもいるらしい。
わたしは特別にダムが好きというわけではないけど、むかし、山登りをしていたときに登山口ちかくのダムを訪れたことはあった。だから、その大きさや迫力は体感しているし、ダムの機能や構造なども取材したことがあるので一通りは知っていた。なので、目新しい情報はあまりなかったけれども・・・ひとつだけ、新たな知見があった。今後のダムの役割。
田中康夫元長野県知事の「脱ダム宣言」以降、ダムへの逆風が吹き、ダムの時代は終わったような気になっていた。でも、いわれてみれば、脱ダム宣言が正しかったのか、考えたこともなかった。地球規模での気候変動がどうこういわれる現在、ダムには本来的な意味で存在意義が高まっているのではないか。記録的な豪雨による水害も各地で頻発しているし、先日の北海道での地震で北海道全域がブラックアウトしたとき、その復旧は砂川の水力発電所からの電力からはじまった。この視点から、もう少し勉強してみようかなという気になった。

BOOK「仏教学校へようこそ」

zip_rar仏教学校へようこそ
わかつきひかる著
イラスト:犬江しんすけ
(HJ文庫:619円+税)
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ネットで古いラノベ作品を探していて、偶然、「わかつきひかる」という作家を知った。Wikiを見ると、ライトノベルや一般小説だけでなくジュブナイルポルノ、官能小説まで幅広く執筆している。しかも、意識していなかったけど、ジュブナイルポルノをすでに2冊読んだことがあった。
高原大和が、二次募集で辛くも滑り込んだ宝鳳寺高校は仏教系高校。入学式と灌仏会(花祭り)が合同で行われ、初日から驚かされたものの、普通科なので、ふつうの高校生活を送れると信じていた。同級生には、幼なじみの寺の娘・亜由子、華道の家元の娘・山之坊撫子、金髪碧眼の留学生・アラン、ギャルのアリサ、ロリショタのメガネ・美穂、理系少年の鈴木くんなどバラエティに富んでいる。
基本的に、仏教と奈良市あるあるネタの華道部ものラブコメ。授業には華道の他、茶道、薙刀、仏教学がある。クラスメイトに家元の娘がいるし、授業と部活で花を生けるシーンが出てくる。宝鳳寺高校の茶道部は体育会系だという。わたしも大学で体育会系のような茶道部に入っていたので、どんな部活なのかなんとなくわかる。
ふつうに読めるラノベで、本として良い内容だと思う。・・・ラブコメとして面白いかは、好みが分かれるところかもしれないけど、けっこう面白く読んだ。

コミックス「罠ガール 3」

罠ガール(第3巻)
緑山のぶひろ著
(電撃コミックスNEXT:amazon:626円)
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千代丸とレモンの露天風呂シーン、サービスカットのつもりなんだろうか? 需要があるとは思えないのだが・・・。露天風呂にサルが入ってくるということを描きたかったのだろう。実際、以前頻繁に行っていた山村では、シカやサル避けの電気柵を当たり前に見かけたし、旅館の窓にも猿の侵入避けの電線が張ってあったりした。千代丸、今後のターゲットはサルらしい。
と思っていたら、自分の家の田んぼを守るための対イノシシ戦。かなりの大物らしい。用いるはねじりバネ式くくり罠・・・惜しくも逃げられてしまった。次は大型の箱罠でリベンジ・・・。でも、イノシシは怖いよなぁ、あいつら、加減というものを知らないから^^;;
もしかすると・・・このマンガ、早くもネタ切れなのかも知れない。

コミックス「罠ガール 2」

罠ガール(第2巻)
緑山のぶひろ著
(電撃コミックスNEXT:amazon:626円)
※Kindle版を購入

今回はぶどう園に侵入するカラス対策のお話から。カラスは避けて通れない動物だろうけど、決定的な対策法はないんだろうな・・・。
レモンがおばあちゃんの畑を守るために、わな猟免許を取得した。昔はどうか知らないけど、いま現在、この手の試験はふるいに掛けるのではなく、資格を取って頂くのが目的だから、よほどのことがなければ不合格にはならない。もちろん、ちゃんと勉強する必要はあるけど。
レモンの初わな猟は、アナグマとアライグマへの箱罠。こんなにすんなり捕獲できるのかと・・・。たぶん、こういう地域では日常的なことなんだろうなぁ。
それはともあれ、第2巻になって急に、朝比奈千代丸のアホ毛が気になる。アホ毛付きがわな猟なんかしてもいいんだろうか?

BOOK「トップ専門医の「家庭の医学」シリーズ スーパー図解 坐骨神経痛」

トップ専門医の「家庭の医学」シリーズ
スーパー図解 坐骨神経痛
原因を見極め、不快な症状を解消する

久野木順一著
(法研:1,300円+税)
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暖かくなったにもかかわらず、腰痛と坐骨神経痛がぜんぜん改善しない。痛み止めのお陰で、日常生活はどうにかなっているけど、ちょっと出歩くとかなりキビシイ。こういう本を読んだからといって、症状が改善するわけではないけど・・・つい、なにかのきっかけになるのではないかと・・・。
この本、脊柱管狭窄症や坐骨神経痛になったばかりの人には、入門書として良書だと思う。医者に診察を受ける上で、検査法だけでなく検査への備えなども幅広く紹介していて、読んでおくと安心できるないようだと思う。ただ、感染症のように全く予備知識もないまま、ある日突然という人は少ないだろうから・・・診断を受けたときには、検査は済んでいるだろうけど。まあ、その後の治療法、手術なんかも紹介しているから、基本的な知識は一通り網羅されている。

BOOK「理想のヒモ生活 8」

risounohimo_ziprar理想のヒモ生活(第8巻)
渡辺恒彦著
イラスト:文倉十
(ヒーロー文庫:600円+税)
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ここまで登場したカープァ王国の人材は、みんなそれなりに有能だし、上昇志向もある。それでも、王宮内の官僚組織が充実していないのは問題だ。「元帥」と「宰相」が不在という問題よりも大きい。主人公が活躍する余地を作るためには仕方がないんだろうけど・・・。
アウラが第二子を身ごもった。フレア王女は船の修理の指導のため、ワレンティアへ移動し、無事に修理を終えた。活動期になれば、故国に向け出発する予定。
ゼンジロウは「瞬間移動」魔法の発動に成功し、治癒魔法士を求めて双王国へと旅立つった。その護衛はプジョル将軍・・・将軍職就任を狙っているらしい。でも、プジョル将軍は悪いヤツではなさそうなんだが・・・。双王国のシャロワ王家の接遇役はロリキャラのルクレッティア・・・。微妙なキャラだな。
そういえば、案の定、ニルダが後宮の待女に採用されたけど、ぜんぜん登場しなかった。
時間も経過し、それぞれストーリーは動いているんだけど・・・この小説って本当に面白いのか?

ファンブック「3月のライオン ただいまとおかえりの場所」

3月のライオン
ただいまとおかえりの場所

三月町研究会編著
(DIA Collection:815円+税)
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いまになって、『3月のライオン』のファンブックが何冊か出ていることに気がついた。
物語の舞台、月島には何度も行ったことがあるけど、もんじゃを食べに出かけた程度なので土地勘があるわけでもない。この辺のことかと再確認した。
2016年9月に出たものなので、あかりさんを廻る林田先生と島田八段の攻防・・・フラグが立ったことは紹介されていたけど、最新の情報は含まれていない。あくまで将棋がメインのお話だから、けっこうのんびり進行している。
いちばん気になっていることって、川本家に出入りしているニャーたちのことだったのだけど・・・ニャーたちのページはなかった。相関図にもニャーたちはいなかった。至る所にネコが散りばめられているし、本編でもあれだけネコを立てているのに・・・やはり名前もないらしい。そういえば・・・桐山くんがニャーたちをかまっているシーンがないような気がする。もしかすると、ネコ嫌いなのか?

アニメ「賭ケグルイ××」


賭ケグルイ××
(全12話/2019年)
『賭けグルイ』の第2期。相変わらず狂気の世界が続いている。
夢子はブリッ子で、賭けグルイで。どんな賭けが出てくるか原作作者のがんばりどころというところだけど・・・。
ストーリー的にも多少の動きがあり、いろいろ一族なる連中が出てきて、生徒会長選挙が行われた。賭けによる選挙。
新キャラがたくさん出てきたけど、みんな小物っぽい。でも、第1期からのサブヒロインの早乙女・・・選挙戦は積極的に動いているけど、見た目はいちばん小物っぽい。金髪が安っぽいんだよなぁ。夢子は賭け事そのものを楽しんでいるだけで、生徒会長になることは考えてもいないようだ。
結局、生徒会長選挙の途中で第2期が終わってしまった。続き、やるんだろうな?