コミックス「本好きの下剋上 第三部 領地に本を広げよう! 3」

本好きの下剋上
第三部 領地に本を広げよう!(第3巻)
原作:香月美夜
漫画:波野涼
イラスト原案:椎名優
(コロナ・コミックス:amazon:561円)
※Kindle版を購入

ストーリー的には、神官長が隠していた手紙をローゼマインが発見し、アーレンスバッハに嫁いだゲオルギーネの存在が匂わされた。印刷出版的には、ガリ版印刷のロウ原紙が完成し、ヴィルマが描いた神官長の絵で、演奏会のプログラムが完成した。
そして個人的な関心事・・・ローゼマインの騎獣「レッサーバス」が誕生した。この世界にレッサーパンダはいないらしく、魔獣グリュンと勘違いされたけど・・・グリュン自体がどのような魔獣なのかは描かれなかった。
とっても気になっていた「レッサーくん」だけど・・・終了。絵がヘタクソな上に、レッサーバスの理解が不足していて、練り込みが足りない。とにかくガッカリ。初登場シーンだからと言うのもあるんだろうけど、今後の成長が期待できない。そもそも、レッサーくんはただの小道具だし・・・^^;
残念ながら、これ以上、コミックス版を読む必要はなくなった。

BOOK「世界一可愛い娘が会いに来ましたよ!」

世界一可愛い娘が会いに来ましたよ!
月見秋水著
イラスト:なつめえり
(MF文庫J:amazon:614円)
※Kindle版を購入

ひとり暮らしの高校生・久遠郁がアパートに帰ると、突然、未来から来た郁の娘だと言い張る少女・燈華が現れた。郁に欠けている「人を好きになる心」を取り戻すべく、助けに来たという。
しかし、燈華の母(郁の将来の結婚相手)が誰なのか記憶がない。候補は、お向かいに住む女子大生・千草瑛理子、同級生の二重莉生(美少女に見えるけど男)、幼なじみの下ネタギャル・鳴海凜々花の3人。なぜ、男が母親候補に含まれているのか?
かなり強引な設定だけど、50ページ足らずで設定を終えた。ちょっとクセのあるコメディ会話に馴れてしまえば、読みづらさはないけど・・・燈華の話し方から、出オチレベルで凜々花が母親だと思ってしまうのだが・・・。
まあ結末はいいとして、そもそも、母親ごっこや父親ごっこ、ママごはん対決とか、登場人物の行動原理が全く理解できない。読みはじめからずーっと、読み手であるわたしの意識と物語との間に、隙間風が吹き荒れる感じのまま読み終えた。登場人物の会話だけは面白いんだけどなぁ。

コミックス「黒船来襲少女!」

黒船来襲少女!
藤坂空樹著
(バンブーコミックス:630円+税)
※古書を購入

恋愛とは距離を置く社畜状態のサラリーマン早瀬誠士。ある日、マンションの隣に引っ越してきた帰国子女・伊良波黒音と知り合い・・・日本との文化的ギャップがある天然ハーフの黒音とドッタンバッタン状態に。
同時に、入社当時から上司だったデキる巨乳上司の卯ノ木綾香とは公私ともにドッタンバッタン。
「黒船来襲」は黒音のことだろうけど、天然な感じで一途なキャラはなかなか好ましいし、コメディのメインヒロインとしても面白い。エロマンガに多くを期待してはいけないんだろうけど、もう少し、黒音の文化的背景を絡めたコメディがあれば、タイトル通りのインパクトがあったのだけど・・・。

BOOK「本好きの下剋上 司書になるためには手段を選んでいられません 貴族院外伝 一年生」

本好きの下剋上
司書になるためには手段を選んでいられません
貴族院外伝 一年生

香月美夜著
イラスト:椎名優
(TOブックスラノベ:amazon:1,010円)
※Kindle版を購入

「外伝」ではあるけれど、本編の貴族院1年目を別の登場人物の視点から描いた連続短編集という感じ。外伝二年生も出るんだろうか?
2年間の眠りから覚めたローゼマインが貴族院に入学した1年目・・・ローゼマインはすぐに座学と実技を終え、暴走しすぎてエーレンフィストに帰還させられてしまったので、ローゼマイン不在の貴族院のお話も多い。実際、ローゼマインが貴族院に滞在した期間はかなり短い。
いままで本編を読んだ限り、ダンケルフェルガーのハンネローレが「生まれながらに間が悪いキャラ」だという印象がなかった。おまけに、本当はあまり本が好きではないというのもいままで気づかなかった。「お気に入りの同じ本ばかり何度も読むタイプ」といっていたけど、こういう意味だったのか^^;

コミックス「僕の心のヤバイやつ 1」

僕の心のヤバイやつ(第1巻)
桜井のりお著
(少年チャンピオンコミックス:amazon:426円)
※Kindle版を購入

以前、ネットのキーワードをチェックしていたら、『僕ヤバ』という単語がランキングされていたので、試しに最初の巻だけ読んでみた。人気があるのか、何か話題になるようなことがあるのかは知らない。
初っぱな、血を見る妄想で・・・暗めのヤバイまんがなのかと思ったけど、意外に普通の思春期ものの内容だった。市川くんは陰キャラだけど、クラスの可愛い女の子が気になるのは普通のことだし、日常的なわずかな関わりでも敏感に意識してしまうのも普通のことだ。でも、山田さんのジャージ、普通に汗臭いのか・・・市川くんがおかしなフェチにならなければいいけど^^;;
感じとしては、『わたモテ』の男子版といったところだろうか。でも、市川京太郎くんがリア充に変化していくとは思えないが・・・。

BOOK「わたしの知らない、先輩の100コのこと 2 【電子特典付】」

わたしの知らない、先輩の100コのこと(第2巻)
【電子特典付】

兎谷あおい著
イラスト:ふーみ
(GA文庫:amazon:634円)
※Kindle版を購入

とにかく二人で良く喋る。あまり小洒落たことは言わないけど、楽しそうに喋るだけで毎日が進んでいく。そして、後輩ちゃんがとにかく積極的で、毎週末デートを重ねている。デートで外出しても、自転車の練習をしても、結局は喋ってばかりいる。久しぶりに「喋々喃々」なんていう言葉を思い出した。
母親に後輩ちゃんを知られてしまったけれど、ついに学校の中でも二人で行動するようになった。これで、内堀も外堀も埋まった。運動会のシーンは描かれたけど、学校での接点については詳しく書かれていない。周囲の目もあるだろうに・・・。
本人たちも自覚しているように、50日を過ぎるとさすがにだれてきた。最初の頃は、さっさと付き合ってしまえよと思っていたけど、お前ら一度分かれたらと正直思ってしまった。でも、60日目に答えが出てしまったじゃないか。でも、このまま100日目まで行って、そこでぷっつり縁が切れたら、それはそれですごいな。
この巻は、前巻より少し長くて63日目まで。がんばれば次の巻で完結までいけるかもしれない。

MOOK「図解で振り返る激動の平成史」

図解で振り返る激動の平成史(時空旅人別冊)
(三栄書房:880円+税)
※古書を購入

令和時代は、「新型コロナウイルス」にはじまり、コロナウイルスと共存する全く新しい時代になりそうな気配。この先どうなるんだろうと恐れおののくけれど、「平成」も決して順風な時代ではなかった。
振り返って平成時代は、湾岸戦争とバブル崩壊にはじまり、阪神淡路大震災、地下鉄サリン事件、アメリカ同時多発テロ、イラク戦争、ISISの盛衰と焦臭い戦争やテロが続いた。
さらに、自然災害が多発した。雲仙普賢岳噴火、有珠山噴火、三宅島噴火、東日本大震災/福島原発事故、熊本地震、度重なる豪雨と水害、台風被害・・・。リーマンショックと民主党政権も人為的なものだけど災害レベルで暮らしを破壊した。
暮らしを豊かにしたのか破壊したのか、功罪あるだろうけど、インターネットの普及とグローバル化も平成時代に進んだ。国際的サプライチェーン、LCCによる人的移動がなかったら、新型コロナウイルスの被害もここまで急速には進まなかっただろうなと思う。「令和」はコロナではじまったけど、どういう時代になるのだろう。