アニメ「宇宙よりも遠い場所」


宇宙よりも遠い場所
(全13話/2018年)
普通の女子高生たちが南極を目指すというお話。彼女たちが南極を目指す理由は・・・まあ、それなりにあるんだけど、いろいろ納得がいかない。彼女たちの行動力は大いに評価するけど、南極に行って何をしたいとか、何がどうなるとか・・・いろいろほかに大切なことがあると思うんだよな。
「ボク、大きくなったら宇宙に行きたい!」という小学生が・・・大きくなってから、バイト代のすべてを宝くじに注ぎ込み、運良く、当ったお金で民間の宇宙旅行に申し込みました、みたいな感じ。
あるいは、テレビでパンダを見て、「わたし、上野動物園の飼育員になりたい。パンダにエサやりたい」とかいって、そのために勉強して公務員採用試験を受けて、東京都の職員になって、上野動物園の勤務を希望して、それでも、飼育員になれるかどうかはわからないという道を進もうというのではなく・・・バイトして、有料のバックヤードツアーでエサをやりに行くような感じ・・・。
ふつう、そういう子はYouTubeでパンダ映像を見てキャーキャーいってるだけなんだけど・・・このアニメの子たちは、なんか、余計な行動力があるから・・・バイト代貯まって良かったねとはいってあげるけど・・・このアニメを見ていると、何かスッキリしないものがある。別にズルしたわけじゃないんだけど・・・。

プロ棋士・藤井聡太六段が快速七段昇段!


今日、竜王戦5組ランキング戦準決勝で船江恒平六段を破り、藤井聡太六段が4組昇級を決めた。同時に「連続昇級で昇段」の規定により即日七段に昇段した。15歳9カ月での七段昇段は史上最年少。
『3月のライオン』の桐山零も中学でプロ棋士になり、高校在学中に五段になった。『りゅうおうのおしごと』の九頭竜八一は中学でプロになり、いきなり竜王位を獲得したから段位は八段。でも、藤井聡太七段は、デビュー後の連続勝利記録・・・加藤一二三九段を引退に追い込んだり・・・マンガや小説の上をリアルで行っている。
せっかくだから、この勢いで竜王位を取ったりしないかな。すると年内に八段昇格。その次は、女子小学生の内弟子とか、あるいは女子中学生との脳内婚約とか・・・。

雑誌「milsil ミルシル 樹木の科学」(2018年No.3 通巻63号)

国立科学博物館が発行している自然と科学の情報誌。(隔月年6回発行。税込定価420円)
今回の特集は「樹木の科学 ~木の形はどのように決まるのか~」。
樹木の形なんて、いままで気にしたこともなかった。盆栽でもやっていれば別なんだろうけど、街中で暮らしていると、樹木と接する機会なんてまずないから。公園の木々や街路樹など、身近に樹木がないわけではない。でも、お花見では花ばかり見ているし、落ち葉の季節には枯れ葉が邪魔くさいと思うだけで・・・樹木そのものを意識することはない。いつもミルシルで驚かされるのは、こういうことを研究している人がいるという事実。
その他主だった記事は、アリと共生している「ハネカクシ」という昆虫と、屋久島国立公園。ニュース記事の中で気になったのは、宇宙が誕生した直後に生まれた最古の星「ファーストスター」由来の電波を捉えたという記事。・・・この号は今までにも増して地味な内容だったな。

コミックス「よつばと! 14」

よつばと!(第14巻)
あずまきよひこ著
(電撃コミックス:650円+税)

このマンガは好きで読んでいるわけで、別に早く終わって欲しいわけではないんだけど・・・第8巻あたりで秋の気配を感じさせていたのに、この第14巻になってようやく、マフラーを巻くような季節になった。
このマンガの作者は、日常系マンガの元祖のような存在である「あずまきよひこ」だから、引き延ばし感が半端じゃないとか、とやかく言っても仕方がないけど・・・遅々として先に進まない。
何も起きないマンガだから、よつばのとーちゃんがスマホを買っただけで終わるのかと心配したら・・・とんでもないことが起きた。よつばが宇宙人から地球を救った。
さらに、小春子叔母さんが出てきた。とーちゃんがクルマを買った。高級なお店のバイキングランチを食べた。このマンガでこんなにたくさんのことが一度に起きていいんだろうかと、逆に心配になった^^;;

BOOK「ハイスクールD×D DX.3 クロス×クライシス」

ハイスクールD×D
DX.3 クロス×クライシス
石踏一榮著
イラスト:みやま零
(富士見ファンタジア文庫:amazon:583円)
※Kindle版を購入

「DXD」は安心して読み進められる鉄板シリーズではあるけど、残念ながらこれは短編集。でも、短編集はどうでもいい内容で、必ずしも面白いわけではないというお約束もまた鉄板だったりする^^; ・・・結局、「DXD」はKindle版を読み続けているけど、今期、またアニメの続編『ハイスクールD×D』が放送され、古書の値崩れが遠のいてしまったろうから、Kindle版にして正解だった。
アザゼル先生と契約していた黄金龍君・ファーブニルが、新たな契約をアーシアと交わしたときのお話。別のいい方をすると、ファーブニルが「おパンツドラゴン」になったときのお話。シトリー眷属たちとイッセーが共同で訓練をするお話。ふだんあまり登場しない面子を紹介するには、短編集はちょうどよい場かも知れない。でも、よほどキャラが立っていないと、記憶に残らないんだけど・・・。バアル領とグレモリー領のゆるキャラの話。正月休みに祖母の田舎で、ダンガムのプラモ眷属をつかうはぐれ悪魔の吸血鬼と戦うお話などなど。
ゼノヴィア会長と生徒会役員たちが元気すぎるお話や、ゼノヴィアとイリナがはじめて出会ったときの回想なんかは、本編に織りこんでも良さそうな気もする。
次は通常巻。正直なところ、あまり短編集を増やして欲しくないんだよな。

BOOK「世界を駆けた博物学者 南方熊楠」

世界を駆けた博物学者 南方熊楠
(南方熊楠顕彰会:500円)

仕事の関係でいただいた冊子。和歌山県田辺市にある「南方熊楠顕彰会」がまとめたもので、顕彰会のHPからも購入できる。A5版64ページ。地方の博物館などが発行したこういう資料は現地に行かないと手に入らない。現地に行っても、タイミングが悪いと売り切れだったりする。
南方熊楠は、昨年、生誕150周年だったので、いろいろメディアでも取り上げられたし、イベントなども行われた。わたしも何冊か本を読んだし、昨年12月から開催された国立科学博物館企画展「南方熊楠-100年早かった智の人-」を見に行った。
南方熊楠顕彰会は熊楠研究の中心となる存在で、博物館というよりは研究所の性格が強いようだ。近年、その評価が変わってきている熊楠だけど、ここでの研究成果が元になっているのだろう。
この冊子は、2017年10月1日の第4刷で・・・2006年の初版以降の改版はないようだけど・・・科博の企画展での印象と異なる内容はなさそうなので、それなりに新しい研究成果も盛り込まれているのだと思う。