国立科学博物館 企画展 砂丘に眠る弥生人 山口県土井ヶ浜遺跡の半世紀(東京・上野公園)


山口県の「土井ヶ浜遺跡」の有名な埋葬遺跡で、砂丘から弥生人の骨がたくさん出土した・・・という程度の知識はあったけど、それに関する何らかの展示を見るのは今回がはじめて。
弥生人がどこから来たのか、いまの日本人がどう成立したのか、かつて論争が起きた頃、最初に発見された弥生人骨が今回の展示。発見されたのは明治時代だけど、いまではDNA解析など新しい研究手法があり、いろいろなことがわかってきている。
でも、弥生人のこころの中は、あくまで推測するのが限界。わざわざ砂丘に集団墓地を作って、長年、集落の人間を埋め続けていたのって・・・どういう宗教観なり世界観があってのことなのか、ちょっと想像も付かない。きっと、彼らにとっては、「砂丘」や「砂」というものに何らかの意味があったのだろうけど・・・。
でも、ちょっと会場がスカスカ。いつもより展示の密度が低いのではないか?

BOOK「まおゆう魔王勇者 ②忽鄰塔の陰謀」

まおゆう魔王勇者
②忽鄰塔(クリルタイ)の陰謀

橙乃ままれ著
(エンターブレイン:1,200円+税)
※古書を購入

魔王が不在の状況下・・・魔王のお陰で豊になろうとしている南部諸王国を、大陸中央国家と聖光教会は快く思わず、過激に対立を深めた。一方、商人組織・同盟は大規模な穀物の買い占めを行い、大陸中央で激しいインフラを引き起こしていた。
アニメ化されたお話はこの巻の前半部分まで。魔界の動きなど、アニメとは違う展開を見せている。小説が今後続いていくための設定は・・・蒼魔族が大陸中央・教会と手を結び、魔界の権力闘争へと・・・。
相変わらず会話のみで書かれているけど・・・いろいろ状況が変化し、動きも出てきたせいで・、思い切り説明口調の部分と簡単なやりとりだけの部分が極端になってきた。本来なら詳細に描かれるべきシーンを思い切って一切描かないという手法で、がんばっているとは思うけど、会話だけで説明するのは難しいところもなくはない。
ここまで、文庫本換算なら4巻分くらいだろうけど、話が急展開で進んできたので、少し中休みを入れての温泉回まで入っていた。そういえば、魔王、女騎士、女魔法使い、メイド長、メイド姉妹と、ハーレム化?も進んできたことだし・・・。サブタイトルの「忽鄰塔」が出てくるのは最後の方だけ。・・・魔界って、人間界より民主的だな。

BOOK「パンツブレイカー」

パンツブレイカー
神尾丈治著
イラスト:丸ちゃん
(一迅社文庫:590円+税)

近所の古本屋ではなかなか見かけることのない一迅社文庫。一迅社のコミックスはたくさんあるんだけどなぁ。
平安時代の名刀・浦沙雨を祀る浦沙雨神社は、縁結びの神として信仰されていた。汐正幸が「邪魔くさいパンツなんか死ねばいいのに」と何気なく祈ると・・・異能「ギフト」が発現してしまった。以来、正幸の2m以内に近づくと、はいているパンツが消滅してしまう。男なら一度は空想したことがあるであろうおバカな設定のお話を、真剣にラノベにしたのがこの作品。
いろいろな特殊能力を持つイレギュラーを集めた学校「国立醍醐学園」に、正幸とブラコン妹の美幸が転校してきた。当然、パンツが消える騒動ですったもんだ・・・。パンツを消す能力がある故の苦労話や、周囲の反応等々。カルト宗教団体に祭りあげられるといった苦労まである。
得体の知れない団体のひとつ「愛と脈動の会」・・・かつて、正幸の家族が苦しめられた団体・・・正幸のクラスメートで研究員の影那によって嘘を暴かれ解散させられたはずが・・・。
でもなぁ、ヒロインの危機を救おうとして覚醒するのは、まあ、王道としても・・・あの瞬間に、せっかく神様が降りてきたにも関わらず、ああいう願いをするものだろうか? しかも、引き起こしてしまったことは、一種の無差別テロと同じ。別のラノベだけど、『下セカ』の《SOX》のメンバーに正幸がいたら、すごいことになっただろう。

OXiM パルスオキシメータ オキシマン ISO準拠 S-114

最近、気管支炎を患って以降、体調が悪く、特に呼吸器の性能が落ちている。ちょっと階段を上っただけで、肩でゼーゼー息をするありさまで、めまいがするくらいの酸欠状態。
久しぶりに取り出したら、今まで使っていたパルスオキシメーターが壊れていた。センサー部から赤い光は出ているけど、肝心の情報が何も表示されない。買った当時は数万円もしたのに残念だ。
ちゃんと対応してくれるメーカー(販売店)なので、問い合わせてみた。
初代のは高かったので・・・修理に出すと、安いものが買えてしまうような修理費になる。しかも、1か月くらいの時間がかかるらしい。
仕方がないので、手っ取り早く、安めのものを購入することにした。amazonで5,180円。中国製。スペックやサイズなど、前に使っていたものとほとんど差がない。
この値段なら、今度はいつ壊れてもあきらめがつくし^^;;

BOOK「まおゆう魔王勇者 ①「この我のものとなれ、勇者よ」「断る!」」

まおゆう魔王勇者
①「この我のものとなれ、勇者よ」「断る!」

橙乃ままれ著
(エンターブレイン:1,200円+税)
※古書を購入

以前、アニメを見ていたので、内容は知っているけど・・・原作らしき本が出ていたので全5巻セットで購入した。最初に中を開いて少し驚いた。すべて会話ばかり・・・ト書きのない戯曲のよう。馴染みはないけど、ネット小説の標準形のひとつではある。さらに、かなり頻繁に用語解説が付いていて、ちょっとだけ参考書のような雰囲気もある。
戦争を続ける人間と魔族。その代表である勇者が、魔王の元にやってきて・・・経済学者である魔王の説明に納得し、魔王と勇者がお互いに所有し合うという契約を結んだ。そして、農業改革の実験・・・馬鈴薯の栽培と四輪作の普及・・・寒冷地の食糧事情を改善する新たな農業を広めるため、人間界の開拓村の屋敷で共に暮らしはじめた。その目的は、魔族と人間との間の戦争の終結。
それにしても、会話だけでよくここまで書けるものだ。人間界で学士として活動する魔王、黒騎士として魔界に出かけた勇者、「同盟」の商人たち、魔界に戦争を仕掛ける国王たち・・・会話だけを読んでいるわたしの頭の中では、アニメの魔王と勇者が動いてはいるわけで、わかりにくい部分がぜんぜんない。
アニメでもそうだったけど・・・メイド姉が魔王の身代わりとして捕縛されたときの演説は、ちょっと感動するものがある。

コミックス「月刊少女野崎くん 10」

月刊少女野崎くん(第10巻)
椿いづみ著
(ガンガンコミックスONLINE:562円+税)
※古書を購入

千代ちゃん、第一ヒロインのはずだけど、恋に進展はない。それどころか、どんどんキャラが歪んでいくというか、残念な娘になっていく・・・。展開もだらけていたけど、ちゃんと時間だけは進行していて・・・野崎くんたちの修学旅行。野崎くんと千代ちゃんはクラスが違うから、同じ班というわけにはいかない。でも、結局一緒にいる。
展開的には、旅行先でもふだんと同じで・・・マンガのネタ探しと資料写真の収集。とにかく写真ばかり撮っていたけど・・・観光地の風景カットが一切入っていない。修学旅行という大きなイベントなのに、パッと見、絵柄に違いがなにもない。雰囲気的に、旅行先は京都のようだけど、それもはっきりしない。椿いづみ・・・ロケしないで済ませたらしい。

BOOK「妹さえいればいい。 6」

妹さえいればいい。(第6巻)
平坂読著
イラスト:カントク
(ガガガ文庫:574円+税)
※古書を購入

前巻の最後、京が伊月に告白をした。こういう狭い人間関係の中で生きていると、リアルでも往々に起きる事態。人間関係をこじらせずにいままで通りというのは、現実には難しいんだろうけど・・・ラノベではみんな仲良く幸せにと言うことにしておかないと、身勝手な読者が大騒ぎするのだろう。
アニメ化は声優さんのオーディションまで進んだ。ついでにドラマCDの収録。こういう業界内輪話的な話は、ラノベでもアニメでもいろいろ見聞きするけど・・・ちょっとウザイ。わたしも「クソアニメ」といった表現を使うけど・・・クソになるのも仕方がないんだというように言っているかのように感じる。でも、わたしはこの表現を使い続ける。使わなくなるとしたら、アニメに興味も関心もなくなったときだと思う。
千年に一人のケツを持つ少女・・・千尋・・・関係性がばれずに、刹那にケツを見られてしまった。ちょっと意外だった。あとは、いつ刹那が刑務所に入るかが問題だな・・・。意外な展開というと、伊月とカニ公・・・。

赤穂義士記念館/義士木像館(東京都港区高輪2)


泉岳寺にある赤穂浪士の資料館。赤穂事件は江戸前期の元禄年間の出来事だけど、意外なことに、浪士たちの遺品の実物がいくつか残されていた。戦争で焼けたり、大震災も乗り越えたということらしい。

講堂の2階、義士木像館には江戸時代終わりから明治二年までに制作された四十七士の木像が収められている。江戸時代の人集めのための手法だろうけど、たぶん、たくさんの人が見に来たのだろう。

入館は共通券で、大人500円。館内は撮影禁止。