BOOK「うちの娘の為ならば、俺はもしかしたら魔王も倒せるかもしれない。 5」

うちの娘の為ならば、俺はもしかしたら魔王も倒せるかもしれない。(第5巻)
CHIROLU著
イラスト:トリュフ
(HJ NOVELS:amazon:1,200円)
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「一の魔王フリソス」が現れ、ラティナの素性が明らかになった。もしかして、ラティナって、この事情をずっとデイルに隠したまま事ここに至ったのだっろうか? 幼いときからか記憶の一部を隠していた伏線はあったけど・・・。
ラティナが消え・・・7人の魔王に封印されてしまった。そしてデイルが動きはじめた。7人の魔王をすべて殺し、ラティナを取り戻すために。天翔狼の長ハーゲルを伴い、まずは「五の魔王」を次いで「六の魔王」。かもしれないではなく、本当に魔王を倒しはじめた。さらに「四の魔王」「三の魔王」「七の魔王」を滅した。ゲイルはもともと「勇者」で、しかも「八の魔王」ラティファの眷属・・・強い。でも、なんとなくゲイルの方が悪役っぽい。かなり善良な魔王たちだったのに・・・。残りは「一の魔王フリソス」ただ一人。ここでようやく、ラティナの素性がはっきりした。
でも、デイルにはガッカリだ。この巻での行動と態度をみて思ったけど、デイルに主人公としての資格があるのだろうか? ラティナがデイルの嫁になって興ざめした影響がここに来て大きくなってきた。

BOOK「うちの娘の為ならば、俺はもしかしたら魔王も倒せるかもしれない。 4」

うちの娘の為ならば、俺はもしかしたら魔王も倒せるかもしれない。(第4巻)
CHIROLU著
イラスト:トリュフ
(HJ NOVELS:amazon:1,200円)
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目次・・・「ちいさな娘」→「幼き少女」→「白金の乙女」とラティナの表現が進化してきた。
赤の神の夜祭りの夜、ラティナがデイルに告白したけど、デイルには伝わらず、逆に反抗期が来たと大騒ぎ。リタの配慮で、傷心のラティナはしばらくお休み。空振りした勇気の恥ずかしさを抱え、マルセルのパン屋に修業に出た。
激ニブのデイルに痺れを切らし、ケニスがデイルにラティファの想いをはっきり伝えた。自分が育てた娘を嫁にするのって・・・ちょっと鬼畜っぽい気もするけど・・・ケニスら周囲には何の問題もないらしい。ということで、デイルとラティファの関係性が変わった。デイルははっきりと求婚し、結ばれたけど・・・。翌朝、ラティナは「八の魔王」になってしまった。そしてデイルは眷属として魔族になり、長寿を獲得した。これで憂いなく二人は一生を共に過ごせるようになったわけだけど・・・デイルは「勇者」なので、将来的に波乱のタネとなるのだろう。
最初は「子育て」「親バカ」だけのお話だけだと思っていたけど、予想以上に時間経過が早く、二人の生涯を描く物語になっていくようだ。流れは・・・「魔王」VS「魔王+勇者」の激突? まあ、タイトル通りではあるけど。

BOOK「うちの娘の為ならば、俺はもしかしたら魔王も倒せるかもしれない。 3」

うちの娘の為ならば、俺はもしかしたら魔王も倒せるかもしれない。(第3巻)
CHIROLU著
イラスト:トリュフ
(HJ NOVELS:amazon:1,200円)
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デイルとラティナがクロイツに帰ってきた。アニメ化されたのはこのあたりまで。
以前、帰省する許可を取りに王都に行ったとき、ラティナの装備を買うアドバイスをもらった魔法使いヘルミネ・・・デイルの黒歴史らしい。長寿種のエルフと短命な人間種の中間の寿命を持つハーフエルフ。寿命の異なる種族ならではの人生観の違いは、デイルとラティナにも当てはまる。このへんに触れたファンタジーは、他にあまり見かけないな。
ラティナは学舎を卒業し、仲の良かった友だちとはバラバラになった。みんな家業の手伝いや進学だけど、ルディは憲兵隊に入隊することになった。ラティナは正式に「踊る虎猫亭」の仕事・・・「妖精姫」の二つ名を背負うことになった。けっこう時間の経過が早くて、ラティナは14才のお年頃になった。デイルは25、6才のはず。天翔狼のヴィントがいつの間にかやって来て、一緒に暮らしている。犬の振りをして。
王都から貴族の娘「薔薇姫」ことローゼがデイルを訪ねてきた。デイルにもついにモテ期が来て、ラブコメ展開かと思えば・・・「二の魔王」が関係する大事件だった。ラティナは少しずつ大人に近づいていて、ついに反抗期? 一方、デイルの展開は「魔王を倒す」方向に動きはじめたようだ。

BOOK「うちの娘の為ならば、俺はもしかしたら魔王も倒せるかもしれない。 2」

うちの娘の為ならば、俺はもしかしたら魔王も倒せるかもしれない。(第2巻)
CHIROLU著
イラスト:トリュフ

(HJ NOVELS:amazon:1,200円)
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デイルがラティナと出会ってから2年が過ぎた。この巻はデイルがラティナを連れて故郷に帰るお話から。
ラティナは初めての旅で、溢れんばかりの好奇心を発揮している。聡明な娘だという設定だから尚更のこと。でも、まだ幼いから、何年か過ぎたらほとんど忘れてしまうのは、現代の子供と同じだろう。「いい思い出になったね」などと幼子を連れて行楽に出かけるのって、子供のためではなく、親自身のための思い出なんだよな。いろいろ便利な魔道具がそろった世界だけど、カメラやビデオの魔道具があったらデイルはどうなっていることか?^^;;
デイルの故郷の村に到着し、しばらく田舎暮らし。弟の結婚式に対して、デイルはいろいろ思うところがある。『稀人』やら『勇者』やら、デイルが背負っているものが関係しているらしい。これが、タイトルで示されている今後のストーリーに関わっていくのだろう。
ここで、ラティナは幻獣「天翔狼」と出会った。アニメの最終回で、第2期を予感させる存在だったから、第3巻以降でなにか展開があるらしい。

BOOK「うちの娘の為ならば、俺はもしかしたら魔王も倒せるかもしれない。」

うちの娘の為ならば、俺はもしかしたら魔王も倒せるかもしれない。
CHIROLU著
イラスト:トリュフ
(HJ NOVELS:amazon:0円)
※Prime Readingを利用

アニメを見て、原作を探したら・・・amazonのPrime 特典で第1巻だけ0円だったので、試しに読んでみることにした。
簡単な魔獣討伐に出かけた冒険者デイルが、森の中で魔人族の幼女ラティナ。片方の角が折られた罪人の証し。森で父親と死に別れ、ラティナはただ一人で生き延びていた。そしてデイルはラティナを保護し、育てる決意をする。以後、デイルをはじめ、周囲のすべてが親バカ状態になっていく・・・。
ストーリーは基本的にアニメと同じ。小説である分だけ、細かな設定や世界観などを細かく紹介しているけど、アニメと比べて違和感を感じるような部分はなかった。
この巻は、ラティナが通う学校の新任教師が問題を起こした話、「踊る虎猫亭」の常連客でベテラン冒険者ジルベスターと憲兵隊隊長が街角でラティナを救うお話まで。
・・・最近、転生ものばかり読んでいるせいで、この本を開く前に、デイルって元の世界ではどんな奴なんだったっけ?と考えてしまった^^;;

アニメ「うちの娘の為ならば、俺はもしかしたら魔王も倒せるかもしれない。」


うちの娘の為ならば、俺はもしかしたら魔王も倒せるかもしれない。」(全12話/2019年)
冒険者デイルが森で魔人族の幼女ラティナを保護した。ラティナは、父親と隣国を目指していたが、父親は行き倒れ・・・。一人者にもかかわらず、デイルは親代わりとなって、ラティナを育てはじめ・・・いつの間にかデイルの下宿先の酒場のアイドルとなり、みんなに可愛がられながら元気に成長していく・・・。
基本的には幼女にデレデレになる親バカ物語。確かに、ラティナは可愛いし、とっても良い子なので解らなくもないけど・・・。ラティナ以外にヒロインらしきキャラもいない。
ラティナの正体、なぜ片角なのか、なぜ故郷を追われたのかなどが伏線はまったく明かされなかったし、デイルが魔王を倒す気配も必然性も、今のところ全くない。第2期があるんだろうか?