BOOK「だがしかし もうひとつの夏休み」

だがしかし
もうひとつの夏休み

逢空万太著
原作・イラスト:コトヤマ
(ガガガ文庫:574円+税)
※古書を購入

マンガ『だがしかし』のノベライズ。裏表紙情報によると、オリジナルストーリーらしい。『だがしかし』のアニメは見たけど、いまのところ、原作のマンガは読んでいない。アニメの印象は・・・目がいってる巨乳ヒロイン・ほたるちゃんと主人公のココノツが、駄菓子のあるあるネタと蘊蓄を語る日常系といった感じ。
小説なので、アニメと違って心理描写などもしっかり書かれているので、ココノツがほたるちゃんの巨乳を意識していることが丸わかり。年頃の男の子だから当然ではあるけれど・・・幼なじみのサヤちゃんが不憫だ。サヤちゃんのような、明らかに美人ではないけど気立ての良い子の良さに気づかないのも、重ねて不憫だ。
作者の逢空万太は北海道出身者で、あとがきで「カステーラ」について触れていた。ぼそぼそでスカスカのカステラ風味の菓子パンのようなものだけど、いわれてみると懐かしくもある。

アニメ「だがしかし2」


だがしかし2
(全12話/2018年)
駄菓子に関する蘊蓄やあるあるネタが尽きてしまったのか、第2期は15分ものになってしまった。しかも、メインヒロインであるはずのほたるちゃんがほとんど出てこない。
駄菓子ネタはほとんどなくなってしまったけど、向かいにコンビニができて、っていうのはガチネタすぎるんじゃないだろうか^^;; どうあがいても、シカダ駄菓子店には未来がないのはわかっているけど、これが決定打といっても過言ではない。あるいは、ほとんど売り上げがないにもかかわらず、新キャラのアルバイトのお姉さん・ハジメさんを雇ってしまったのが致命傷かも。巨乳成分は補充されたけど、この人件費を支払う余裕がシカダ駄菓子店にあるとは思えない。
忘れていたけど・・・そう言えば、ココノツくんはマンガ家志望だったんだよな。

アニメ「だがしかし」

dagashikashi01
dagashikashi02だがしかし」(全12話/2016年)
2016年の冬アニメ。タイトルの「だがしかし」は言うまでもなく「駄菓子菓子」の意味。田舎の駄菓子屋を舞台に、駄菓子愛だけで構成されている。
キャラデザインは原作のマンガ通りなんだろうけど、駄菓子愛にあふれ、無意味に巨乳な枝垂ほたるの目は、同心円状の瞳がなんか逝ってしまっている感じ^^;; 主人公・鹿田ココノツの幼なじみ遠藤サエが不必要に美少女ではなくて、ちょっと新鮮な感じがする。サエの想いはちょっと応援したくなる。
でも、一応、ちゃんとしたヒロイン^^;;
不思議なことに、駄菓子屋を舞台としながらほとんど子供が登場しない。そもそも、他にお客がぜんぜん来ない。これでは跡継ぎがどうこうという以前に、経営がなり立たないと思うのだが。