BOOK「スコップ無双 「スコップ波動砲!」( `・ω・´)♂〓〓〓〓★(゜Д ゜ ;;;).:∴ドゴォォ【電子特典付き】」

スコップ無双
「スコップ波動砲!」
( `・ω・´)♂〓〓〓〓★(゜Д ゜ ;;;).:∴ドゴォォ
【電子特典付き】

つちせ八十八著
イラスト:憂姫はぐれ
(MF文庫J:amazon:583円)
※Kindle版を購入

テレビCMを見て気になり、調べてみたら、問題作『ざるそば(かわいい)』の作者の新作だった。
国で唯一の宝石鉱夫であるアラン。鉱山を掘り始めて100年目に、スコップからビームが出た。以来、老いることもなく、屈強なまま数百年が過ぎ・・・坑道を広げ地下深く進み、やがて地獄につながり、悪魔の宮殿に出た。ビームで悪魔やドラゴンを倒し、数百年間宝石を掘り続けた。1000年目、256年ぶりに地上に出て、スコップ《波動砲》で、リティシア王女を救った。リティシアは草原の国ロスティールの王女で、悪魔の宰相に国を乗っ取られ、逃亡してきたところ。そしてアランの後継者を対価として、王女と鉱夫のオーブ探しの旅がはじまった。
早い話、「世界の理を無視する」ことによって、チートなスコップ技を獲得したアランと、早とちりで思い込みがスコップ激しいリティシアの掛け合いで成り立っているお話。あるいは、リティシアのおつむがスコップおかしいだけのこと。「ざるそば」が美少女そのものだったりする設定よりはスコップ常識的。それに、「スコップ」の用法がダジャレや単語の置き換えばかりだし、かつてのノリピー語にも近い。そもそも、鈍器として使えるスコップがチートで万能な道具というのは、スコップわかりやす過ぎる。その分、読者も付いて来やすそうだから、続巻が出るらしい。

BOOK「ざるそば(かわいい)」

zarusoba01ざるそば(かわいい)
つちせ八十八著
イラスト:憂姫はぐれ
(MF文庫J:amazon:563円)
※Kindle版を購入

「わけがわからない」という評価が荒れ狂っているらしいけど、素直に読んでいけばちゃんと理解できる。ヒロインが「姫ノ宮ざるそば」という名前で、麺類に近い魔法少女に改造された元人間。そして「ざるそば(名前)」が「ざるそば(動詞)」すると「ざるそば(料理)」がでる。どことなく・・・銃器なのに女の子という、マンガ『うぽって!!』に相通じるものがある。でも、『うぽって!!』よりはわかりやすい。
句読点が少ない文章も、馴れればスピード感があって苦にはならなかった。
月と真実の魔法少女のルナシー・ルナ、主人公・笹岡光太郎の幼なじみで全身タイツ姿の悪の組織の戦闘員・佐藤野乃夏。そしてご都合主義的ともいえる謎の組織と、登場人物も設定も破天荒だけど、けっこう面白い。
そしてタイトル通り、ざるそばはかわいい。そして、えろい。その上、ちょっと天然。