BOOK「アサシンズプライド 2 暗殺教師と女王選抜戦」

アサシンズプライド
2 暗殺教師と女王選抜戦

天城ケイ著
イラスト:ニノモトニノ
(富士見ファンタジア文庫:600円+税)
※古書を購入

メリダが通う聖フリーデスウィーデ女学院と、聖ドートリッシュ女学園との合同で行われる《ルナ・リュミエール選抜戦》・・・1ヶ月間の大イベント。ということで、新キャラがたくさん登場した。もちろんその中には、前巻末に仕込まれた闇組織《白夜騎士団》の潜入者・・・最強のクラウン(道化師)ブラック・マディアもいる。クーファの任務遂行を、組織から完全に疑われてしまった。
選抜戦のメンバー発表で、何者かが仕掛けた罠にはまり、メリダとエリーゼが代表に選ばれてしまう。メリダのユニットメンバーには、いままでメリダをいじめていたネルヴァ、そして昨年の覇者・三年生のシェンファと決まった。ネルヴァは、根は良い娘だったということで。
閉鎖空間を舞台にしたかったのだろうけど、推理もの的なようそはなにもなかった。そもそもこのイベント自体・・・世界観的にどうかとはおもうけど、女の子ばかりで華やいだイベントなのだろう。
長編化が決まったのか、《白夜騎士団》ち対するクーファの裏切りと隠蔽という構図に、エリーゼの家のメイド長ミセス・オセローが、新たな敵らしき存在として浮上してきた。背後に何らかの存在がいるらしい。

BOOK「アサシンズプライド 暗殺教師と無能才女」

アサシンズプライド
暗殺教師と無能才女

天城ケイ著
イラスト:ニノモトニノ
(富士見ファンタジア文庫:600円+税)
※古書を購入

ファンタジー系の設定ではあるけど、ちょっとSFっぽいガラス製の巨大ドーム群でできた都市国家フランドールが舞台。ランカンスロープという人外と敵対していて、人類は危機的状況にあるらしい。
高いMP(マナ)を持つべきアンジェル公爵家の令嬢メリダは、13歳になってもMPを発現していなかった。そのため、母親の不義が疑われていた。メリダは学校で落ちこぼれ、イジメに遭っていた。親からも見放され、さらには殺されようとしていた。
闇組織《白夜騎士団》で暗殺を本業としているクーファ=ヴァンピールは、メリダの覚醒を促し、一人前の騎士に教育するべく家庭教師として着任した。任務は、メリダを一人前に育成するか、マナを発現しない場合は暗殺するかの二択。・・・で、クーファは情にほだされ・・・秘術を用いてメリダにマナを移植した。しかし、位階はパラディンではなく、クーファと同じサムライ。バレれば、二人とも消される運命。その前に、大きな実績を作って話をうやむやにしようという大きな流れ。
アンジェル公爵家分家の従姉妹エリーゼ、その家庭教師ロゼッティあたりがヒロインだろうけど、屋敷にはメイド達もいるし、女の子ばかりの学校区というハーレム的な環境。第28回ファンタジア大賞受賞作を加筆修正したものらしいけど、お色気展開はとってつけたようだし、世界観も今ひとつ伝わってこない。