BOOK「変態王子と笑わない猫。13」

変態王子と笑わない猫 13
さがら総著
イラスト:カントク
(MF文庫J:amazon:603円)
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前巻で本編は完結しているのでオマケの一巻。寄せ集めの短編集だろうけど、書き下ろしが含まれているようなので、最後の巻もお付き合いすることにした。この文章の読みにくさ、久しぶりに味わった^^;;
短編は、月子ちゃんが二次創作のサイト「月夜の白猫亭」を運営してたり・・・結婚したいポンコツさんが女子力を上げようとギリシャに行ってウエディングドレスを着たり・・・小豆梓がトイプードルになってたり・・・。とくにどうということもない。
エピローグは高校を卒業した横寺くん、月子、小豆梓、そして鋼鉄さんやマイマイの様子。みんな一緒に仲良く暮らしているという感じで・・・作者自身が「エンドロールの余韻」といっているくらいに、なにか物語があるわけでもなかった。正直言って、完結してから出るのが遅すぎだな。
<シリーズ完結>

BOOK「妹さえいればいい。 13」

妹さえいればいい。(第13巻)
平坂読著
イラスト:カントク
(ガガガ文庫:amazon:637円)
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千尋が大学に合格して晴れて大学生になり、同時に京は新入社員として新人編集者になった。新人編集者というのはわたしも経験があるけど、自分の限られたリソースをどう活用するかは重要だし、公私の区別が難しいのは確か。ましてや、京のように、入社前の個人的リソースが仕事にダイレクトに関係する状況だと尚更。
伊月は無事に立ち直って、作家として次のステップへと足をかけた。本物の妹にメロメロになっているけれども。
紆余曲折あって、クリスマスイヴにアシュリーと海津が結婚した。春斗と京は・・・条件付きで将来を約した。千尋は完全に脱落だろうか。アシュリーと海津の結婚式の後、伊月はカニ公こと本名・本田和子にプロポーズした。バタバタと話がまとまっていく・・・。
予定通り、次の巻で完結らしい。この巻で完結にしても問題はなさそうな気がするけど・・・。

BOOK「妹さえいればいい。 12」

妹さえいればいい。(第12巻)
平坂読著
イラスト:カントク
(ガガガ文庫:amazon:615円)
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千尋は春斗に振られて失恋し、伊月は那由多とケンカして破局した。その結果、伊月は髪を丸めて坊主に。カニ公は引きこもってゲーム漬け。さらにカニ公は作家引退を宣言する始末。千尋は、立ち直って受験勉強に打ち込めるようになったけど・・・大野アシュリーに新人売れっ子作家・加茂正は振られ、、大野アシュリーと梅津はくっついた。前巻からみんな色気づいている。
けっこう速いペースで時間が流れていく。ふつう、別れて2、3ヵ月も過ぎれば、女の方はサバサバと冷めて、男の方がウジウジと後を引くことが多いものだけど・・・。
伊月と千尋に年の離れた妹が生まれた。伊月の思いつきで「栞」という名前になった。「羽島栞」・・・姓名判断的には、性格が悪そうな名前。「羽島千尋」は良い画数なのになぁ。
俳優の高科勇真がカニ公にちょっかいを出してきて、安っぽい展開になるのかと思いきや・・・伊月が安っぽい展開を書いてしまった^^;;
あとがきに「残り2巻、第14巻で完結予定」とかフラグが立っていたけど・・・。フラグだけ立てて、完結巻が出ないラノベがたくさんあるから、とりあえず信じないでおこう。

BOOK「妹さえいればいい。 11」

妹さえいればいい。(第11巻)
平坂読著
イラスト:カントク
(ガガガ文庫:amazon:615円)
※Kindle版を購入

伊月が、まったく小説を書けなくなった。アニメ化による燃え尽き症候群というよりは、妹が実際に存在したことによる影響・・・。おかげで、アニメ放送明けの大切なタイミングの巻を落としてしまった。伊月のスランプと並行して、かねてからの伏線・・・千尋の春斗への恋が具現化してきた。そして、千尋の行動力は・・・やはり、伊月とは血がつながっていないことを感じさせる。
でも、千尋の件がきっかけで、伊月が父親と和解した。これだけ見ると、完結の方向かとも思うけど、そうでもないらしい。ここに来てまた一人、三田洞彩音が本編に絡んできた。立場的に、京が就職しても、絡み続けてくるだろう。
ゲームに興じるシーンが毎回登場するけど、個人的感想として、かなり邪魔くさい。ルール説明で何ページ使っていることやら・・・。カードゲーム付きの特装版、これを実現したかったんだろうけど、売れるんだろうか?
そうか・・・Kindle版の最後に付いている広告はリアル本に挟まっているチラシで、カラーデータだったのか。モノクロのKindleで読んでいたから、いままでカラーだと気づかなかった。PC版のKindleで読んで、今回初めて気がついた。

BOOK「妹さえいればいい。 10」

妹さえいればいい。(第10巻)
平坂読著
イラスト:カントク
(ガガガ文庫:amazon:615円)
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千尋が弟ではなく妹であったことがようやく明らかになった。アニメではほとんど出オチだったけど、小説ではここまで実に10巻を要した。
伊月原作の「妹すべ」のアニメが放送された。評価は上々。あとは、いかに面白い最新巻をタイミングよく出版するかだけど・・・現実には、アニメ関連の仕事で疲弊してしまい、スカスカの内容だったり、短編集でお茶を濁すことも多い。そして伊月は・・・というお話。
業界ネタ、台湾でのサイン会は本編には特に関係はない。
千尋になんか伏線が敷かれたような気配・・・。
「妹萌え」は、リアルに妹がいない人の妄想の産物ではあるけど、伊月はまっとうな人間であったと言うことなのだろう。ただし、リアルな妹というのは、必ずしも千尋のように可愛いわけでも出来がいいわけでもない。千尋の本質は、あくまでもヒロインとしてのつくりものだから。

BOOK「妹さえいればいい。 9」

妹さえいればいい。(第9巻)
平坂読著
イラスト:カントク
(ガガガ文庫:amazon:615円)
※Kindle版を購入

伊月のアニメの進行待ちという状態・・・。「青春ラブコメ群像劇」というけど、登場人物それぞれがバラバラに動いているので、中身がないまま時間だけが単純に過ぎていく印象。京は就職活動。新人賞作家が次々とデビューしていき、クソ生意気だった新人賞作家の笠松青葉が伊月の「妹分」になった。さらに、おじいちゃんながら新人作家の木曽義弘の小学生の孫・撫子まで仲良くなり、「妹萌え」から「ロリコン妹萌え」に進化した。
アニメ制作でトラブルのひとつ・・・制作管理の担当者が逃げた。アニメではよくありがちなこととして扱われているけど、いまだに変わっていないのだろうか? こういうあるあるネタを作家に面白おかしく書かれる現実は、そろそろどうにかするべきだろう。
本筋的には、千尋の葛藤と暴走。TRPGの続きをプレイして、ついに千尋が・・・言っちゃった。
「電子特別版」扱いではないようだけど、巻末に「ガガガ10周年電子特典カバーイラスト」がおまけで付いていた。

BOOK「妹さえいればいい。 8」

妹さえいればいい。(第8巻)
平坂読著
イラスト:カントク
(ガガガ文庫:556円+税)
※古書を購入

ここまで意外に淡々と時間が過ぎて、クリスマスとお正月。学校ものではないので、明確なイベントがあるわけではないし、サラリーマンでもないから仕事に規則性もないだろうから、実際こんな感じなんだろうけど・・・。
しかも、この前の新人作家まで登場してきて、淡々と描きすぎ。相生初が春斗に絡み続けるのは予想していた。でも、67歳の新人ラノベ作家・木曽義弘までとは・・・なかなかのキャラかも知れないけど。そしてスパンキング愛のサラリーマンラノベ作家・柳ヶ瀬慎・・・「ぷりけつ」こと刹那と組むことになった。そのうち、あのテンプレ嫌い少女もでてくるんだろうな^^
トラブルもあったけど、伊月の『妹すべ』のアニメ化発表、第5巻ドラマCD付き特装版の発売にこぎ着けた。それが伊月の父親の目に止まり・・・ついにガラガラポンになるのか?!!
蚕が上京するため、京とカニ公の三人でルームシェアすることに。京が編集者になる決意をしたのかというとそうでもない。確かに向いているような気はするけど、絶対にやりたいという気持ちには欠けている。