BOOK「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか外伝 ソード・オラトリア 5」

ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか外伝
ソード・オラトリア(第5巻)

大森藤ノ著
イラスト:はいむらきよたか
(GA文庫:amazon:610円)
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59階層に進出した【ロキ・ファミリア】遠征隊は、毒蛹のイレギュラーに襲われ、多くの者が毒に犯されながらも18階層まで撤退してきた。そこでアイズは、またベルくんと出会った。瀕死のベルくんと。2週間前にミノタウルスを倒し、レベルが上がって調子をこいていたときのことだ^^;;
外伝の本筋としては・・・アイズを「アリア」と呼ぶ精霊・・・アイズの謎・・・精霊の血を引く存在・・・といったことがなんとなく明らかになった。
前巻からレフィーヤが主人公格で頻繁に登場している。ベルくんに対する嫉妬と敵意がベースにあるけど、年も近く同じ冒険者としてのライバル心もあるらしい。主人公のベルくんになびかず敵対するヒロインというのも、いい気味ではあるけど・・・ベルくんとアイズがこんなに多くの接点を持っていたとは思わなかった。レフィーヤが嫉妬するはずだ。

BOOK「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか外伝 ソード・オラトリア 4」

ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか外伝
ソード・オラトリア(第4巻)

大森藤ノ著
イラスト:はいむらきよたか
(GA文庫:amazon:648円)
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少し間が開いたけど、なんとなく外伝に手を伸ばした。
24階層での事件の後・・・【ロキ・ファミリア】の遠征がはじまるまでの一週間、アイズがベルくんに戦闘技術を教えはじめた。アイズにフラグが立ったというより、謝罪も済み誤解も解けたところで、ベルくんの急成長に興味を持った程度らしい。本編を読む限り、アイズにフラグが立つ気配はない。そもそも、アイズとベルくんには、この後どんどん直接的な接点が失われていくわけだけど・・・。
【ロキ・ファミリア】の遠征・・・途中の出来事として、ベルくんがミノタウルスを倒したけど、それをアイズがどういうまなざしで見たかというのは、アイズ視点の外伝ならではの内容だろう。52階層から58階層に至る地獄のような戦闘・・・ガレスのジジイすげー!
59階層に進出した【ロキ・ファミリア】遠征隊が遭遇したもの・・・モンスターに喰われた『精霊』・・・女体型の『穢れた精霊』・・・『宝玉の胎児』の秘密が解き明かされた。
これで外伝第一部が終了。本編だけを読み進めていたけど・・・ぞんざいな伏線だと思っていた外伝の「闇派閥」とか「地下勢力」とかいろいろ・・・本編とそれなりに補完し合っていた。時間軸を揃えて読み進めた方が良かったのかも知れない。最初の巻を読んだときは、中がスカスカだったけど、アイズにもいろいろ話が盛られてきていて、一応、形は整ってきているようだし・・・。

BOOK「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか外伝 ソード・オラトリア 3」

ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか外伝
ソード・オラトリア(第3巻)

大森藤ノ著
イラスト:はいむらきよたか
(GA文庫:amazon:324円)
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外伝は読まずにいようと放棄していたけど、Kindle版が安売りしていたので、つい買ってしまった。このところ、amazonのマーケットプレイスの古書送料が便乗値上げされたので、350円以下なら古書よりKindle版の方がわずかに安い。
本編の方は最新巻まで読み進めているので、この放置していた外伝とはかなり時間軸がずれてしまった。この巻は、アイズに助けられたベルくんが、アイズの膝枕から逃げ出した件の後から。アイズがベルくんに恐れられていると誤解し、凹んでしまうとか・・・初期設定が生きていて初々しいというか、ちゃんとヒロインをやっている。外伝はまだ3巻目だしな。
Lv.6に昇格したアイズはモンスター大量発生を解決すべく、【ヘルメス・ファミリア】の冒険者たちと共に24階層の「食料庫」へ。アイズが強すぎて、無双しているというより大量虐殺という感じ・・・。一方、アイズを追いかけるベートとレフィーヤには、フィルヴィスというエルフ族のすごそうなキャラが同行。たぶん、外伝にしか出ていないキャラのようなので・・・うかうかしていると登場人物の増加について行けなくなりそう。
それに、アイズを「アリア」と呼んだ謎の調教師の女・・・極彩色の「魔石」・・・食人花・巨大花なんかが関係してきて・・・結局は「27階層の悪夢」というフィルヴィスの因縁話。外伝独自のエピソードが増えると、設定や世界観まで混乱しそうだ。
次は59階層へ行くらしい。ストーリーはあるんだけど・・・やっぱり主体性のある主人公がいない。正直なところ、アイズよりベートが主人公らしく感じられる。

BOOK「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 13」

ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか(第13巻)
大森藤ノ著
イラスト:ヤスダスズヒト
(GA文庫:amazon:610円)
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前巻、強化種モンスターとの戦いから辛くも逃れ、18階層のリヴィラの街まで戻っては来たけど、ベルくんたちはいまだにダンジョンの中。でも、この巻はリューをめぐるお話で、闇派閥【ルドラ・ファミリア】との因縁がらみの展開。リューを主役とした外伝が出ているようだけど・・・本編でのリューは強くて頼りになるし、これまでクールでかっこいいキャラだと感じてはいるけど、そこまでの存在なのかちょっと疑問。
25階層からはじまる「水の迷都」、リューを探し求めて巨蒼の滝の底がある27階層へ。マーメイドのマリィは使い捨てのキャラデはなく、ちゃんとベルくんにキープされていた。
ベルくんとリューは、『ジャガーノート』との死闘。無理ゲーレベルの強敵に対し・・・ベルくんは何気に戦闘力をインフレ化され、ものすごく強くなってきたけど、満身創痍のまま、深層37階層まで転落してしまった。そして、25階層ではリリ、アイシャたちのパーティは深層のモンスター『ワーム・ウェール』との激闘。さらに、襲いかかる双頭竜『迷宮の孤王』・・・といった感じで次巻に続く。
こういうタイミングで巻をまたぐというのは、反則だと思うな。
どうでも良いことかも知れないけど・・・最近、ベルくんは新しい出会いばかりで、本来の出会いであるアイズはもはや眼中にない様子。ヒロインとしての居場所がなくなってしまったからなのか・・・アイズは外伝の方に引っ越ししてしまったらしい。もしかすると、この話にケリが付くと、リューも外伝に完全移籍なのかも?

BOOK「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 12」

ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか(第12巻)
大森藤ノ著
イラスト:ヤスダスズヒト
(GA文庫:amazon:640円)
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異端児(ゼノス)の件でいろいろ戦ったおかげで、ベルくんのレベルがまたひとつ上がった。そして二つ名が「白兎の脚(ラビット・フット)」になった。再びダンジョン攻略路線に戻るようだけど、フェルズからダンジョン最下層の攻略が、人間と異端児(ゼノス)との共存に不可欠という事実が伝えられ、今後のメインストーリーが確認された。でも、あとがきによるとこの巻は余談だったらしく・・・まだまだ先は長いらしい。神ヘルメスのお節介もしばらく続くようだ。
バトルものなので、主人公であるベルくんの戦闘力のインフレ化は避けられない。一応、急激なインフレを説明する設定にはなっているけど、なんか、今回は合わせ技を編み出した。そして、パーティが全滅しそうな状況で、ベルくんひとりだけ、美少女マーメイドと新しい出会いをしていたり・・・。異端児(ゼノス)とはいえ、水がないところでは出番がないので、次に出てくることがあるのかどうか・・・?
とりあえず、現時点で最新巻まで読んでしまった。外伝を読むべきか否か・・・。

BOOK「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 11」

ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか(第11巻)
大森藤ノ著
イラスト:ヤスダスズヒト
(GA文庫:amazon:648円)
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前巻、ダイダロス通りでの戦いで、ベルくんがモンスターをかばい、ロキ・ファミリアの邪魔をしたせいで、ベルくんの名声は完全に失墜してしまい、ヘスティア・ファミリアの信用もがた落ち状態。リトル・ルーキーとして人気者になっていたベルくんには辛い状況だけど、結局は主人公だし・・・。
この著者、バトルシーンの描写だけは相変わらず冴えている。アイズとも戦ったけど、今回もアイズに魅力をなにも感じなかった。無口キャラのアイズの内面が描かれることはないので、アイズに厚みが感じられない。ベルくんを通してアイズの厚みを感じられもしないので、どうにもアイズが薄っぺらい存在にしか感じられない。
このままダンジョンの謎に迫っていくのかと思いきや、あとがきによると、時間からはまたダンジョンでのレベル上げに戻るらしい。異端児(ゼノス)がなぜ生まれるのかなどの謎が放置されるのかはわからないけど・・・この巻は結局、ヘルメスの企みというか期待というか、ベルくんの伏線を改めて確認しただけの結果に終わった。

BOOK「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 10」

ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか(第10巻)
大森藤ノ著
イラスト:ヤスダスズヒト
(GA文庫:amazon:648円)
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前巻で、ウィーネがダンジョンに戻っていったけど、この話はまだ続く・・・。知性のあるモンスターたち「異端児(ゼノス)」と人間の架け橋を期待されたヘスティア・ファミリアだったけれど、ベルくんはモンスターを殺すことを躊躇うようになってしまった。至極真っ当な反応だと思う。
異端児を捉え密輸しているイケロス・ファミリアに、ウィーネがさらわれてしまう。激高した異端児たちは、復讐と奪還を誓う。今回は神イケロスの悪ふざけというよりは、眷属のディックスたちがしでかしたことに、異端児たちとギルドの真の支配者神ウラノスが過剰反応したという流れだけど・・・まあ、やっぱりベルくんが主役だから・・・。そういえば、
大神(ゼウス)の置き土産という伏線もあったっけ。
ここにきて急に話がでかくなってきた。ベルくんの立場も危ういし、オラリオの街、ギルドの立場も危うい。さて、どうなることか・・・。

BOOK「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 9」

ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか(第9巻)
大森藤ノ著
イラスト:ヤスダスズヒト
(GA文庫:amazon:640円)
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ベルくんにダンジョンでまた出会いがあった、知性を備えたモンスター「ヴィーヴル」の竜女の少女・ウィーネ。しかも、ダンジョンからこっそり連れ出し、ホームで一緒に暮らすことに・・・。つまりは、せっそうなくベルくんのハーレムに加えようと・・・^^;;
今回は、この喋るモンスターを廻る謎・・・神様たちも知らないダンジョンの秘密に関するお話。ギルドの真の上層部・神ウラノスなんていうのが出てきて、これまでの神様の暇つぶしとはレベルが違う展開になってきた。
いままでは単純にやっつけるだけの対象でしかなかったモンスターに、知性のある種族がいたということは・・・今後、いろいろと展開に影響してくるのだろう。なにせ、冒険者としてレベルを上げるということ、すなわりモンスターをたくさん殺し、戦い続けるということだから。でも、根本的に考えて、知性がないからといってモンスターを殺し続けて良いものだろうか? 小説の舞台設定の問題だけど・・・ある意味では、モンスターが地上にあふれ出ないように駆逐しながら、資源を得るためにダンジョンを侵略しているんだよな・・・一種の経済活動として。