アニメ「デート・ア・ライブIII」


デート・ア・ライブIII
(全12話/2019年)
原作のラノベは終わりを匂わせながら、ズルズルと引き伸ばしが続いている。たくさん短編集を出して水増ししすぎという感じ。本の売り上げが落ちてきたテコ入れなのか、予想もしなかったこのタイミングでアニメの第3期が来た。でも、原作がグズグズ化していると、アニメへの期待感も半減だなぁ。
前半は、七罪が誰に化けているかを当てなければ、精霊やクラスメイトたちが次々に消されていくという・・・原作ラノベ第8巻からのお話。そして、精霊達がちびっ子化されてしまう第9感の内容。共に、本編には何も関係ない、まさに引き伸ばしそのものの展開。本編に関わるのは後半、折紙に関する結末が見えた第10巻と第11巻の部分。原作を読んでいたときは、この後すぐに完結すると思っていたのだけど・・・。
まあ、十香が可愛いから見ていられた。

BOOK「デート・ア・ライブ 19 澪トゥルーエンド」

デート・ア・ライブ
19 澪トゥルーエンド

橘公司著
イラスト:つなこ
(富士見ファンタジア文庫:amazon:583円)
※Kindle版を購入

DEMとの決戦から二日前に戻ってきた士道。二日後の結末を変えるために、士道が動き出した。始原の精霊〈デウス〉こと崇宮澪・・・村雨令音をデレさせること。つまり士道こと崇宮真士との決着・・・。しかしそこにDEMの艦隊と狂三が乱入。澪はDEMの艦隊を迎撃している隙に、〈フラクシナス〉をメイザースとウェストコットが奇襲をかけた。基本の流れは以前と同じだけど、今回は狂三が大活躍。狂三もここで完全に落ちてしまった。
澪に、崇宮真士ではなく、五河士道を選ばせデレさせる。以前とは違う、新しい形で士道と澪が対峙する・・・。澪は、真士と再び会うために30年間もこの日を待っていた・・・。
澪との決着、ウェストコットとの決着=デート・ア・ライブだと思っていたので、これで完結でいいじゃないかというのが正直な感想。15ページ程度のエピローグがあれば完璧だったはず。でも、作者的にはなにか他に書きたいことがあるらしい。そういいながら、完結巻が出ないラノベはたくさんあるんだけど・・・。
短編集『アンコール 8』も出ているけどパス。

BOOK「デート・ア・ライブ 18 澪ゲームオーバー」

デート・ア・ライブ
18 澪ゲームオーバー

橘公司著
イラスト:つなこ
(富士見ファンタジア文庫:amazon:583円)
※Kindle版を購入

前巻、いよいよ佳境を迎えた状況のままこの巻に突入。
狂三、耶倶矢、夕弦、六喰、四糸乃、折紙、二亜、そして琴里、美九、七罪・・・次々と澪の前に倒れていく。でも、最後は・・・十香ではなく・・・狂三。士道はウェストコットに対して、「かめはめ波」のようなものをぶちかまして辛勝したけど、澪の前には歯が立たない。
五河士道・・・崇宮真士・・・崇宮真那・・・崇宮澪・・・始原の精霊〈デウス〉・・・〈ファントム〉・・・村雨令音・・・。なにをどう書いてもネタバレになるのでなにも書かないけど、DEMのウェストコットのバックグラウンドなんかも明かされて、いろいろ納得できるタネ明かしが一気に進んだ。いくつか腑に落ちない点もあるけど・・・わたしの勘違いだろう。
でもなあ、この巻で精霊たちが全滅し、ウェストコットをはじめDEMが壊滅したのに・・・最後の最後、【六の弾】で振り出しに戻るって・・・^^;; でもまあ、これを踏まえて、次の巻では決着がつくのだろう。
あとがきによると、次期アニメがもうじきあるらしい。これは朗報だ。

BOOK「デート・ア・ライブ アンコール 7」

デート・ア・ライブ アンコール 7
橘 公司著
イラスト:つなこ
(富士見ファンタジア文庫:amazon:540円)
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このシリーズは短編集がよく出るけど、微妙に内容が変化してきているらしい。いままでは、士道くんを中心にして、釣った魚にエサをやるようなお話が多かったけど、この巻は、精霊の女の子たちが士道くん抜きでふつうに暮らしている、あるいは暮らしていこうという内容に変わってきている。精霊の自立は・・・人間と精霊の共存を目指しているラタトクスの路線が成功しはじめているというか、完結に向けての変化なのかもしれない。
ヒロインがたくさんいるシリーズなので、全員に大きな出番があったわけではないけど、それなりに公平に出番を回したという感じ。そもそも小ネタの短編だから、どうといったお話はないわけだけれど・・・。
ヒロインではないラタトクスのスタッフにまで登場機会を作っていた。さて、ロリコンでドMの神無月恭平と、見た目ロリの岡崎珠恵先生の間に果たしてロマンスは生まれるのだろうか?

BOOK「デート・ア・ライブ フラグメント デート・ア・バレット 2」

デート・ア・ライブ フラグメント
デート・ア・バレット
(第2巻)

東出祐一郎著
イラスト:NOCO
その他:橘公司
(富士見ファンタジア文庫:amazon:583円)
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狂三を主役とした『デート・ア・ライブ』のスピンオフ小説。「準精霊」たちがいる「隣界」という異世界・・・今回は第九領域が舞台。狂三は異世界から元の世界に戻ろうとしているというのが大きな流れ。
この第九領域でのしていくには、アイドルでなければいけない。歌えなくなったら死も同然という世界。準精霊はアイドルとしてファンを増やし、ファンパワーを集めて霊力に換えるという設定だけど・・・なんとなく『かんなぎ』と似たような設定。第八領域に渡るために、この領域の支配者の許可が必要なわけだけど・・・。
ここで前巻に続いて蒼が現れ、狂三とアイドル勝負・・・という、まさかの安っぽい設定。正直いって、わたしはアイドルものって苦手なんだよなぁ・・・二次元でも三次元でも。
まさかとは思うけど、このスピンオフ、ひとつの領域に一巻というペースでずっと巻を重ねていくつもりじゃないよな・・・正直、そうなると付き合い切れそうもない。次は第三領域に飛んでくれることを祈っている。正直言って、全3巻で十分だと思う。

BOOK「デート・ア・ライブ 17 狂三ラグナロク 」

デート・ア・ライブ
17 狂三ラグナロク

橘公司著
イラスト:つなこ
(富士見ファンタジア文庫:amazon:583円)
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前巻から狂三のつづき。これまで、士道に対して、誰も知らないところで狂三が何をしていかが明らかになり、狂三の立ち位置が大きく変わってきた。狂三というキャラはキライではない。被りがないようにいろいろ振り分けてみました的な他のキャラたちよりは、オリジナリティがあって好感が持てるけど・・・登場シーンが増えすぎて、ちょっとくどい気がしなくもない。一人なのに、複製がいっぱいいるし。
士道の失われた記憶、真那の失われた記憶と澪という存在、さらにはDEMインダストリーや精霊の起源が明かされ、いよいよ核心に近づいてきた気配。精霊を生み出す原初の精霊ファントムの正体も、おぼろげながら見えてきた。DEMインダストリーとの総力戦もはじまったことだし、決着も間近なのだろう。つまり、完結間近という感じ。次の巻は令音がいろいろ前面に出てくるんだろうな。

BOOK「デート・ア・ライブ フラグメント デート・ア・バレット」

デート・ア・ライブ フラグメント
デート・ア・バレット
東出祐一郎著
イラスト:NOCO
その他:橘公司
(富士見ファンタジア文庫:amazon:600円)
※Kindle版を購入

『デート・ア・ライブ』のスピンオフ小説。本編、短編集と多作なシリーズだという印象だったので、スピンオフとは気づかず外伝かなにかだと思って購入した。本編第16巻と同時発売だったから気づいて然るべきだっただったのだが・・・。第16巻が狂三のターンだったので、狂三のお話が続いてしまったわけだけど・・・狂三はいちばん好きなキャラだから、まあ、いいか。
「準精霊」たちがいる「隣界」という異世界が舞台。前半は、生まれたての準精霊エンプティをもう一人の主人公として、ある意味で別の狂三と準精霊たちとの戦い。後半は結果的に狂三と人形遣い・支配者との戦い。微妙に本編の士道を連想させながらも隣界という異世界を舞台としているけど・・・まあ、狂三が封印こそされていないものの、士道にデレている理由が明らかになったように思う。でもどうなんだろう・・・? スピンオフ作品で初期設定に関わるような新しい情報を後付けするというのは・・・。原作者がチェックしているのだろうけど、今後、本編が完結するあたりで、矛盾が起きたりはしないんだろうか?

BOOK「デート・ア・ライブ 16 狂三リフレイン」

デート・ア・ライブ
16 狂三リフレイン

橘公司著
イラスト:つなこ
(富士見ファンタジア文庫:amazon:600円)
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この巻は、最近出番がなかった狂三のターン。士道と狂三、一対一の勝負・・・士道が勝てば狂三を封印でき、狂三が勝てば士道がもつ10人分の霊力をいただく、つまり士道は死ぬ。で、その方法がこの小説らしいというか、ワンパターンというか・・・相手を先にデレさせた方が勝ち。一応はバレンタインデーネタだったりもする。幼女から年上まで10人もハーレムに囲っている士道に、いまさら狂三がなびくとは思えないのだが^^;; とはいえ、狂三もかなり早い時期から士道にはデレはじめていたけど・・・ネタが明かされるにつれ、どんどん良いヤツになって、士道たちの側に寄ってきている。
狂三は他の精霊たちとは違って、始原の精霊・崇宮澪との因縁があり・・・たぶん、士道あるいは真那となんらかの関係がありそうな存在。完結に向かっている流れだけど・・・折紙がただのヤンデレキャラに成り下がってしまったから、狂三は完結に関わってくるのだろう。

BOOK「デート・ア・ライブ アンコール6」

デート・ア・ライブ アンコール 6
橘 公司著
イラスト:つなこ
(富士見ファンタジア文庫:amazon:583円)
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短編集なので飛ばそうかと思ったけど、ここまでずっと読んできたことだし、惰性で読むことにしてしまった。
精霊が全員そろって(狂三を除く)、お正月に双六をして遊ぶお話、二亜と士道が超高難易度のギャルゲーをクリアするというお話、だまされてみんなで声優体験をするお話、みんながオンラインゲームをするお話・・・二亜を取り上げたかったのか、かなりオタ系に走ってしまった気配。そして、本編で最後に封印された六喰との約束・・・士道に髪を切ってもらうお話。
全体的に楽しいお話が多かったけど、短編集なので、これといって書くこともない。それにしてもこの作家、本編と短編集、短い間隔でよく書くなぁ・・・。いつの間にか、これが22冊目だ。さらにスピンオフまで出るらしいけど・・・さすがにこれは読まない。