BOOK「ニートの少女(17)に時給650円でレベル上げさせているオンライン 2」

ニートの少女(17)に時給650円で
レベル上げさせているオンライン

瀬尾つかさ著
イラスト:kakao
(角川スニーカー文庫:620円+税)
※古書を購入

前巻の続きではあるけど、前巻のエピローグに至る前に飛ばされていた時間軸のお話。
「あのひと」のアウトラインはプロローグでうっすらと明らかになった。でも、詳細は描かれていない。暗い話を読みたいわけではないので、それならそれでかまわない。同様に、水那の過去のことも。でも、水那は完全に元気さを取り戻してふつうのキャラになってしまい・・・元気なニートになった。
真一は、クリスマスに風邪で寝込んだけど、大晦日から元旦はクエストをこなして廃ゲーマーまっしぐら。ちゃんと初詣には出かけてラブコメもこなす。ふつうにラブコメが進んでいく陰で・・・真一が知らないことが・・・。この巻はストーカーのような事件は起きないけど、じわじわくる。
磯垣研究室・・・水那がやりたいこと、夢中になれることを見つけた。才能のある少女が、社畜で廃ゲーマーのサラリーマンの元を巣立っていった。そして一人前以上に成長して帰ってきたという・・・。
この巻の出版は2018年4月・・・続巻が出ることは、ないな。

BOOK「ニートの少女(17)に時給650円でレベル上げさせているオンライン」

ニートの少女(17)に時給650円で
レベル上げさせているオンライン

瀬尾つかさ著
イラスト:kakao
(角川スニーカー文庫:600円+税)
※古書を購入

睡眠時間をやりくりして、オンラインゲームにはまる石破真一(27歳・会社員)は、ある日、一人の17歳の少女・瑞薙水那を引き取り面倒を見はじめたが・・・少女は見事な無職ニートになってしまった。金髪碧眼のツインテール、一見、西洋人に見えるがコテコテの日本人。社会性ゼロでひきこもりの水那に、タイトル通り、自給650円でゲームのレベル上げをさせている。・・・「あのひと」という存在がぼかされていて、いまのところ素性と関係は不明。
大家さんの娘・常野まつり(中2)、同じMMORPGをプレイする清水絵里子(20歳・大学生、中学時代の友人の妹)なんかが加わり、後はふつうのラブコメ展開。わたしは、MMORPGの時代にもゲームはしていなかったけど、ネトゲが出てくる他のラノベを読んでいるのでだいたい理解できている、はず。
結局、水那という謎の存在の動向がメインストリームだけど・・・研究室云々の話が何も描かれていないし、「あのひと」というのも明かされていないし、ちょっと消化不良。時間軸的にかなり飛んでいる部分があるから、次の巻で明かされることを期待しよう。
どうでもいいことだけど、作中で気になったことがひとつ。学校を卒業するときの「皆勤賞」って、内申書に影響があったのか・・・。わたしは一度も皆勤賞をもらったことがなかったから、意識したことがなかった。