松栄堂 薫習館(京都府京都市)


京都のお香の老舗・松栄堂本店に併設された企業博物館。あまり広い展示スペースではないけど、京都らしく雅やかに空間演出されたオシャレな展示空間。わたしのように、タバコ臭いオヤジが入っても良いものか、一瞬躊躇してしまった^^;

いろいろな香りを体験できる「香りのさんぽ」、お香や香道に関する道具などが展示された「松栄堂 松寿文庫展示室」がメインの展示。立礼席「通玄」、比叡山や大文字山など京都の東山を一望できるKARANIホールを併設している。
もちろん、松栄堂本店に隣接した施設なので、お香の売り場も充実している。本店2階の「香房」では、お線香の製造工程の見学もできる(要予約)。

物流博物館(東京都港区)


JR品川駅からほど近いロケーションなので、いつでも行けると思って・・・何年も過ぎてしまった。品川駅って、乗り換え以外で利用することってまずないから。今日は一念発起で空き時間に立ち寄った。平日のせいか、ぜんぜん見学者がいなかった。
ここは、日本通運グループの協力を得て開設された博物館。中世から現代に至るまでの、ものの輸送に関連した内容が総合的に展示されている。さすが日本通運の資料という感じではあるけど・・・ワールドワイドな企業なのだから、最先端の物流について、もっと充実した展示が見たかった。

ノリタケの森 ノリタケミュージアム/クラフトセンター(愛知県名古屋市)


「トヨタ産業技術記念館」を見た後、時間もなかったのですぐ近くの「ノリタケの森」に行った。「ウェルカムセンター」「ギャラリー」「ミュージアム」などがある複合施設。日本を代表する高級洋食器メーカー「ノリタケ」の創業の地を再開発したもの。そういえば、昨年行った「TOTOミュージアム(北九州市)」で同じルーツの関連のある企業であることが紹介されていた。
実際に制作をしている工房「クラフトセンター」と展示の「ノリタケミュージアム」は同じ建物で、一体で公開されている。1、2階はクラフトセンターで、実際に成形や絵付けなどボーンチャイナの制作作業風景を見ることができる。体験コーナーもあったけど、今日はクローズしていた。3、4階がミュージアムで、ノリタケの歴史と戦前の「オールドノリタケ」の逸品が展示されている。わたしは若い頃から、茶陶など日本の焼物は多かったけど、洋食器の造詣は深くない。でも、「目が肥える」という言葉を実感できるくらい見事なものだった。・・・残念ながら、館内はすべて撮影禁止だった。

トヨタ産業技術記念館(愛知県名古屋市)


名古屋駅から名鉄本線に乗り換え、ひとつ目の駅で下車してすぐ。「栄生」という駅だけど、いまだに読み方が分からない^^;;
トヨタグループの産業技術を展示する企業博物館。さすが、「世界のトヨタ」という感じで、広大な敷地に圧倒的な展示品が並んでいた。豊田佐吉によってトヨタが創業されて以来、日本の基幹産業のひとつであった「織機」と、二代目の豊田喜一郎が取り組んだ「自動車」の二本柱で展示が構成されている。建物自体も、佐吉が研究開発を行った試験工場のもので、近代化産業遺産に登録されている。

「繊維機械館」では佐吉が開発した手動・自動織機が勢揃いしていて、そのすべてが完動品らしい。各所にコミュニケーターがいて、汽力織機、豊田自動織機G型など豊田佐吉が発明した織機を、説明をしながら実際に動かしてくれる動態展示も多かった。

「自動車館」では単に過去のクルマを並べるのではなく、部品の金属加工や機能を解説しながら、技術の変遷などを紹介されていた。比較的新しい技術は、他でもいろいろ目にする機会もある内容だったけど、初期の木製フレームなど興味深い展示が目に付いた。

TOTOミュージアム(福岡県北九州市)

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トイレやバスルームのTOTOの企業博物館。たしか、昨年あたりにフルリニューアルした新しい博物館のはず。旧名は「TOTO歴史資料館」。
建物外観は、曲面を強調したデザインで、色はホワイト。なんとなく、TOTOの洗面台や水洗便器を連想させる^^;; たぶん、それだけではないんだろうけど、この意図もあってのデザインだろうと思う。
展示は、トイレ、洗面所、バスルールといった水回りの分野で、いってみれば、日本の衛生陶器の歴史が展示されている。日本に下水道が整備される以前から、TOTOは水洗便器を作っていたわけだから。
当然ながら「ウォシュレット」についても展示スペースも大きく割かれていた。日本に来た中国人ご一行が、わざわざまとめ買いしていくくらい、日本のトイレを代表する存在になっている。「ウォシュレット」はTOTOの登録商標で、一般的には「温水洗浄便座」とかいうらしい。お尻を洗ってくれるのか、便座自体の自動清掃機能なのかわかりにくい表現だけど^^;;
ガイド付き見学、工場見学、ショールーム見学もこの施設で楽しめる。
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TDK歴史みらい館(秋田県にかほ市)

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TDKの企業博物館。
TDKの創業者のふるさとがこのにかほ市で、古くからTDKの工場があり、企業城下町を形成している。以前は「TDK歴史館」といったけど、今月7日に「TDK歴史みらい館」としてリニューアルオープンしたばかり。景気がパッとしない中、苦戦するところが多い企業博物館にあって、かなり力を入れてリニューアルされていた。
TDKといえば、フェライトをはじめとする磁気技術のトップ企業で、磁気テープを使ったアナログ録音・録画のトップブランドだったけど・・・それも今は昔。今の子どもはカセットテープすら見たことがない^^;;
それはさておき、にかほ市は遠い、遠すぎる。そして何もない、この博物館以外は何もない。
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京セラファインセラミック館(京都府京都市)

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博物館の名前が示すとおり、京セラが運営する博物館。京都市伏見区にある京セラ本社ビルの2F部分にある。京セラ創業以来のファインセラミック技術の発展過程を公開している。説明が難しいファインセラミックの世界を、いろいろ工夫して展示している。
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一企業の博物館としてはなかなかの規模で、ショールームと美術館も併設されている。入場無料(10人以上の団体は要予約)。土曜・日曜・祝日および会社休日は休館。