BOOK「出会ってひと突きで絶頂除霊! 3【Kindle限定 かきおろしSS付き 電子特典版】」

出会ってひと突きで絶頂除霊! 3
【Kindle限定 かきおろしSS付き 電子特典版】
赤城大空著
イラスト:魔太郎
(ガガガ文庫:amazon:658円)
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この巻、いきなりすごいシーンからはじまった。ラノベでここまで描写して大丈夫なんだろうか? ガガガ文庫というより、美少女文庫とかオシリス文庫の雰囲気なんだけど・・・^^;;
今回も霊級格6以上の怪異の除霊。エロゲーム『ホテルラブンツェルン』自体が怪異で、プレーヤーを異空間に転移させ、ゲーム内で女の子を絶頂に導き、ヒントを獲得しながら進む脱出ゲーム。途中、プレーヤーが先に絶頂に達してしまうとゲームオーバー、空間内に閉じ込められてしまう。しかし、誰か一人でもすべてをクリアできれば、とらわれた全員が解放されるという。そこで、絶頂除霊の晴久に白羽の矢が立った。
エロゲ『ホテルラブンツェルン』は、超お嬢様学校である白雪女学院の生徒・小日向静香を核として生まれた怪異。静香の母親を中心とするカルト集団により生み出された。その背後にはラスボスらしき魔族・アンドロマリウス・・・着崩した制服を纏った扇情的な少女姿の魔族。晴久と美咲が持つ特異な能力・・・性遺物に関係しているらしい。
この巻になって、ミホトという名の美少女が登場した。晴久に封印されている絶頂除霊の本体というか、正体というか・・・表紙のイラストの女の子。正体は明かされていないけど、美咲もなにかに覚醒したらしい。
ストーリーのあるジュブナイルポルノという感じで、次巻も続くのだろう。

BOOK「出会ってひと突きで絶頂除霊! 2【Kindle限定かきおろしSS付き 電子特典版】」

出会ってひと突きで絶頂除霊! 2
【Kindle限定 かきおろしSS付き 電子特典版】
赤城大空著
イラスト:魔太郎
(ガガガ文庫:amazon:658円)
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前巻、霊級格6の怪異・乳避け女を除霊したことで、仮免を得ていた古屋晴久、烏丸葵、宗谷美咲。しかし、晴久は、除霊にいかがわしい能力を使ったとのうわさが流れ、退魔師協会監査部の監視を受けることになってしまった。その監視担当は・・・文鳥桜。晴久の妹的存在。前巻で除霊された乳避け女の宿主・南雲睦美が転校してきた。しかも、意外にも役に立つ仲間として。これで、2巻目以降の新体制が整ったという感じ。
と顔ぶれが揃ったところで、今回はロリコンネタ。桜に行動を監視されながら、晴久たちは「ロリコンスレイヤー」という、ロリコンを襲う怪異の除霊に立ち向かうわけだけど、ここに退魔師協会監査部が絡んできて・・・。
退魔師協会監査部・・・旧家が並び立つような、いわゆるラノベ的な組織だけど、考え方や動き方がリアルにお役所っぽい。絶頂除霊を使うロリコン退魔師の存在を必死に隠蔽しながら体面を保とうという、どこかで見たことがある隠蔽体質^^;;
エロ系の設定で、エロ系の描写がたくさんあるはずなんだけど・・・これだけロリコンが群れを成していると滑稽なシーンに見える。その分、バトルシーンが分断されてしまい、迫力はなくなっている。最後は迫力どころか、なんていうのかな・・・あるのかないのかわからないけど、ラノベの尊厳とでもいうか、いろんなものが失われてしまった^^;; いまだかつて、こんな主人公が、こんなヒーローがいただろうか?
エピローグでいくつか定義づけと種明かしがあった。9番目の性遺物、天人降ろし。そして、芽依・・・中学生で後輩・・・の素性。
次巻、ラスボスらしき魔族・アンドロマリウスが登場する、らしい。

BOOK「出会ってひと突きで絶頂除霊!【下セカコラボSS付き!電子特典版】」

出会ってひと突きで絶頂除霊!
【下セカコラボSS付き!電子特典版】
赤城大空著
イラスト:魔太郎
(ガガガ文庫:amazon:637円)
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『下ネタという概念が存在しない退屈な世界』の作者・赤城大空の新作。『下セカ』は読んでいないけど、アニメは見ていた。エロ系のラブコメだったけど、この新作も同じ系統。
悪霊を退治する退魔師を養成する都立退魔学園の学内最下位の劣等生・古屋晴久くんが主人公なんだけど・・・いうまでもなく、下ネタのオンパレード。古屋くんは落ちこぼれの劣等生でありながら、「絶頂除霊」というチートな能力を持っていて、ふだんは封印している。妖怪や悪霊の快楽媚孔というツボを一突きすると、悪霊が絶頂に達してイってしまうという下ネタ技。これがタイトルの由来なわけだけど・・・この技、生きている人間にも有効だったりする^^;;
仲間の二人の女の子。B組の宗谷さんには「淫魔眼」という、除霊には無関係ながら卑劣な能力がある。D組の同級生・烏丸さん・・・この名前と性格、男女は違うけど、どうにも『まぶらほ』を思い出してしまうんだけど・・・。烏丸さんって、もはや怪異のレベル。一度、絶頂除霊してみた方がいいんじゃないだろうか。
下ネタはもちろんだけど、バイクで悪霊から逃げるシーンとか、スピード感のある描写というか、なかなか小説としても面白い。この文章なら、『下セカ』の方も読んでみようかという気持ちがちょっとだけもたげてきた。