東京農業大学「食と農」の博物館(東京都世田谷区)

東京農業大学の世田谷キャンパス近くにある博物館。前々から見たいと思っていたけど、ようやく見に行くことができた。
東京農大の歴史から、農業と食料に関わる様々なものが展示されている。北海道網走市にオホーツクキャンパスがあるので、「クリオネ」の生体展示があるのが特色。といっても、クリオネはとても小さいので、存在感がある展示ではなかった。まあ、可愛いけど。
基本的に農業大学なので、古い農機具といった渋めのものが並んでいるイメージだけど、その手のものは意外に少なかった。鶏の剥製と酒器のコレクションが目立った展示。さらに、酒瓶が壁面一面に並んでいた。
企画展「小さい隣人「マウスという名の鼠」展」が開催されていた。
日本は、稲作で成り立ってきた国だから、ネズミは古くから敵対してきた存在のはず。
でも、江戸時代からペットとして飼われていたらしい。しかも、毛色やブチなどを遺伝的に観察しながら、意図的にかけ合わせていたというからすごい。これは、遺伝の法則を明らかにしたメンデルよりも早い時代のこと。
そういえば、江戸時代は朝顔の品種改良が盛んに行われたはずだけど、それが科学に結びつくことはなかった。秘伝として隠されることが多かったのが原因だという話を聞いたことがあるけど、ネズミに関してはどうだったのだろう?

大分香りの博物館(大分県別府市)


台風19号と被りそうで心配したけど・・・大分の別府大学の「大分香りの博物館」に来た。別府温泉は有名な温泉で観光地だけれど、観光地にありがちな客寄せ施設ではなく、かなり本格的な博物館。

古今東西の香りに関する歴史展示があり、香水のコレクションが展示されている。わたしは香水には馴染みがないけれど、コレクションが充実したものであることは一目でわかる。時代を問わず、香水は高価な物だから、容器にもお金と技術が掛かっていて、豪華な空気が漂っていた。

また、体験ゾーンでオリジナルの香水の調香体験、アロマ体験が出来る(要材料費)。この前の磐田市香りの博物館び次いで2回目の調香体験だったけど、ここでは自分の好みと勘で自由な割合でオリジナル香水を作れる。わたしは無粋な男なので、香水には縁のない人間だけど、けっこう楽しい。

大谷大学博物館 2019年秋季企画展 大谷大学博物館の逸品(京都府京都市)


京都市の地下鉄烏丸線北大路駅を出てすぐのところにある博物館。さすがに観光客で混雑しているようなことはないだろうと思って選んだら、予想通り観光客の姿はぜんぜん見かけなかった。
大谷大学の博物館なので、基本的には仏教関係。10点の国指定重要文化財を所蔵している。当然ながら、館内は撮影禁止。
2019年秋季企画展
大谷大学博物館の逸品

2019年9月21日(土)まで
重要文化財の「選択本願念仏集」を公開していた。わたし個人としては、仏教文化に関しては特に詳しいわけでも、関心が高いわけでもない。でも、法然や明恵の名前は知っている。
学芸員の博物館実習として、学生が企画・展示を担当した実習生展も同時に開催されていた。御伽草子と仮名草子の展示が目を引いた。金箔が押された豪華な彩色だったけど・・・保存状態が良いからだろうか? あるいは復元したものだろうか?

東京工業大学博物館(東京都目黒区)


以前、東工大の博物館を調べたときはリニューアル工事か何かで休館中だった。再開したのは知っていたけど、駅に近いのでいつでも行けると思って、つい忘れていた。
東工大の歴史や、これまでの研究開発の業績などをコンパクトに展示している。
天下の東京工業大学の大学博物館ではあるけど、規模的にこんなものなのかと・・・。建物の立派さに期待したこちらの問題ではあるけど。
建築家・篠原一男が設計した百年記念館は、会議室などもある多目的な施設。博物館専用ではないけれど、外部から見に来る人にはとても不親切な印象を受けた。誘導サインなどひと工夫してほしい。ついでにいえば、HPの情報もわかりにくい。

東京大学 農学資料館(東京都文京区)


東京大学本郷キャンパスの弥生側、農正門を入ってすぐ右側にある小さな史料館。農学生命科学研究科所蔵の資料のいくつかが展示されている。元はなんの建物なのかわからないけど・・・非常に狭い展示で、じっくり見ても15分といったところ。
中でも目を引くのが、渋谷駅前で銅像になっている「ハチ公」とその飼い主・上野英三郎に関するもの。ハチ公の飼い主・上野英三郎が東京帝国大学の農業土木の教授だったから・・・ハチ公が東大で解剖され、臓器が標本化され、ここに展示されているわけだけど・・・。毛皮は、上野の国立科学博物館で剥製標本にされ、常設展示されている。なぜ、臓器と毛皮が泣き別れになってしまったのだろう?
史料館の迎え側には、上野英三郎とハチ公の像が置かれている。ハチ公と飼い主が仲良く揃っている姿はここでしか見られないのではないかと思う。

東京農工大学科学博物館(東京都小金井市)


東京農工大学小金井キャンパスにある科学博物館を見学してきた。東京農法大学は、内務省勧業寮内藤新宿出張所農事修学場にはじまる東京農林専門学校と、内務省勧業寮内藤新宿出張所蚕業試験掛にはじまる東京繊維専門学校のふたつの組織が合体してできた国立大学。この科学博物館は、かつての繊維学部の博物館をベースにしているため、養蚕や生糸、紡績・紡織に関する展示が充実している。
明治時代、養蚕による生糸輸出は、日本の富国強兵・殖産興業政策の原資となった外貨を大量に獲得した花形産業だった。にもかかわらず、養蚕に関する展示施設は、いまの日本には数えるほどしかかないので、ここは貴重な存在だと思う。

秋田大学国際資源学研究科附属鉱業博物館(秋田県秋田市)

2016-10-20akitadai-kougyou01
秋田大学の「工学資源学部」は、むかしは「鉱山学部」という名前だったと思う。わたし自身は文系だったので受験はしなかったけど、何人か秋田大学を受験した友人がいたような気がする。国立2期校なんていう分類があった大むかしのことだけど^^;
そういう関係で、この博物館の主要な展示品は「鉱物」。見た目がきれいなものが多いし、じっくり見ればいろいろ面白いこともあるのだけど・・・残念ながら、わたしのような素人が見ると、みんなただの石にしか見えない^^;;
円柱状の建物に沿って、円形の展示室が3階まである。きれいな建物だけど、築50年を超えるという。
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