BOOK「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか外伝 ソード・オラトリア 12」

ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか外伝
ソード・オラトリア(第12巻)

大森藤ノ著
イラスト:はいむらきよたか
(GA文庫:amazon:739円)
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人造迷宮への第一侵攻で、【ディオニュソス・ファミリア】が瓦解した。その陰に、農業活動を行う神デメテルが・・・『都市の破壊者(エニュオ)』が・・・。
ロキ・ファミリアは、少ない手がかり「ニーズホッグの六円環」から敵の真の狙いを探る・・・古代の大術式の発動。敵の六体の精霊を撃破しなければ、オラリオが亡びる。次巻時追われるように、新たな神話を紡ぐ・・・第二侵攻がはじまった。
だけど・・・中盤、露骨な流れだったので、フィンの推理の穴に気づいてしまい、終盤はほとんど予想通りの展開になってしまった。こういうの、変に気づかない方が楽しめるんだよなぁ。
主だったファミリアに異端児まで加えた総力戦。オラリオの外からも援軍が駆けつけ・・・外伝なのに、ベルくんたち【ヘスティア・ファミリア】まで参戦した。
この巻・・・レフィーヤの最後の下りが長くてクドすぎ。レフィーヤというキャラに、作者ほど思い入れがないので、かなり冗長に感じた。

BOOK「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 15」

ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか(第15巻)
大森藤ノ著
イラスト:ヤスダスズヒト
(GA文庫:amazon:583円)
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ギルドから【ヘスティア・ファミリア】に課された遠征で深手を負ったベルくん・・・辛くも地上に戻り、【ディアンケヒト・ファミリア】の治療院で左腕をギブスで固められてしまった。ということで、しばらくはダンジョン探索はお休み。
ベルくん、神ヘスティアはオラリオに来たときの回想、リリの幼少時の回想、ヴェルフがラキア王国にいた少年時代の回想、リューがエルフの森を出るときの回想、春姫と命の回想などをはさみながら・・・ギルドのエイナの新人時代の回想まであったけど、本筋は「遠征失敗」の後始末とベルくんのケガの回復・・・そして、ポンコツになり果てたリューの顛末^^; リューには背負うものがあり、経験豊かでクールなキャラという印象があったので、ここにきてラブコメ展開のヒロインに浮上してくるとは思わなかった。
本編に挿入するほどでもない短編のリサイクルという感じがしないでもないけど、前巻まで過酷なバトルが続いていたから、久しぶりにまったりした展開でホッとする。内容は薄かったけど、中休みということで・・・。

BOOK「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか外伝 ソード・オラトリア 11」

ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか外伝
ソード・オラトリア(第11巻)

大森藤ノ著
イラスト:はいむらきよたか
(GA文庫:amazon:630円)
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本編で、【ヘスティア・ファミリア】が遠征に出かけていたときのお話。
【ロキ・ファミリア】のフィン団長は異端児と共闘する決断を下した。人造迷宮への鍵を手に入れたいま、次は闇派閥との全面対決。しかしアイズは、モンスターに対数認識が揺らいだことで、悩んでいた。ベルの顔をひと目見ただけで、ケロッと吹っ切れてしまったけど。
【ロキ・ファミリア】を中心に【ディオニュソス・ファミリア】と【ヘルメス・ファミリア】が参加して第一侵攻が始まった。異端児(ゼノス)を含め、5カ所の扉からの一斉攻撃。目的は迷宮の構造把握と闇派閥の壊滅。猛烈な早さで迷宮を進軍していく・・・。
あっけなくバルカを取り押さえ、『ダイダロスの手記』を入手したと思えば・・・『宝玉の胎児』を身に宿したバルカがモンスター化し、この巻のラスボスになった。闇派閥の邪神タナロスもあっけなく・・・。すべてが順調過ぎると思いきや、フィルヴィスが、やらかしちゃったな。レフィーヤにうつつを抜かしたばかりに・・・。
次巻、第二侵攻は『精霊の分身』とラスボス『都市の破壊者』との戦い。
この巻はフィンが主役で、アイズの出番がぜんぜんなかった。ベルくんにライバル心を燃やしていたレフィーヤも惨憺たる状態・・・。

BOOK「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 14」

ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか(第14巻)
大森藤ノ著
イラスト:ヤスダスズヒト
(GA文庫:amazon:790円)
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ほぼ1年ぶりの本編。いいところで巻をまたいだから、待ち遠しかった。電子書籍にページという概念はないけれど・・・値段からして、この巻は長くて厚い。読み終えるのに、いつもの倍近い時間がかかった。
ベルくんとリューは、深層37階層まで転落してしまった。リリ、ヴェルフ、アイシャたちは25階層「水の迷都」で階層主の双頭竜との戦い。カサンドラの予知夢は的中しているのだろうけど・・・事後解釈では何の役にも立たない。今後なにかの役に立っていくんだろうか?
地上では、【ヘファイストス・ファミリア】の「単眼の巨師」ひきいる椿と、「豊穣の女主人」のニャーたちが救援に向かうが・・・。ニャーたちまでLv.4とは、「豊穣の女主人」恐るべし。
深層37階層「白宮殿」で辛くも生き延びていたベルくんとリュー。満足な装備もなく、満身創痍で下層36階層を目指すが、死闘の連続・・・。リューのむかし話をはさみながら、過去を清算する内容だった。でも、最後はフラグが立って・・・ラブコメ?
この小説、初期の頃からバトルシーンは読み応えがあった。きっと、この作者はバトルシーンだと筆が走るんだろう。確かに読み応えはあったけど・・・こんなにページを割く必要があったんだろうか? まあ、ちんたら階層を下げていくのも面倒だし、一気に深層域まで進めたかったんだろうな。

BOOK「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか外伝 ソード・オラトリア 10」

ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか外伝
ソード・オラトリア(第10巻)

大森藤ノ著
イラスト:はいむらきよたか
(GA文庫:amazon:648円)
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【ロキ・ファミリア】は相変わらず人造迷宮の扉を開ける鍵の捜索。
オラリオの街中で人型モンスター(異端児(ゼノス))が目撃された。そして、武装したモンスターが18階層の宿場町リヴィラを壊滅させた。討伐隊として【ガネーシャ・ファミリア】がダンジョン内に派遣され・・・地上では、【ロキ・ファミリア】がダイダロス通りに布陣していた。そこに傷ついた竜女と武装した一群のモンスター。ベルくんが竜女を逃がそうと・・・。ここらへんは、本編を読んでいないとすべては謎という状態。聡明なフィンにはすべてお見通しのようだけど。
でも、外伝での【ロキ・ファミリア】の動きは、武装モンスター(異端児(ゼノス))が持っているであろう人造迷宮の鍵を奪取すること。そのために、今回の事態のすべてを利用する・・・。【フェスティア・ファミリア】が【ロキ・ファミリア】と一戦交えたときって、こうなっていたのか・・・。老神ウラノスが隠そうとした秘密は、明確にロキの知るところとなった。神ヘルメスのお陰で、武装したモンスターたち(異端児(ゼノス))もフェルズとともにかろうじてダンジョンに逃げ帰ることが出来た。そして、ベルくんはかろうじて名誉回復することが出来たようだ。アイズも渋々ながら剣を収めた。結果的に・・・・【ロキ・ファミリア】は鍵を手に入れ、一定程度、闇派閥にダメージを与える成果を収めた。そしてようやく、本編での異端児(ゼノス)がらみの話に追いついてきた。

BOOK「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか外伝 ソード・オラトリア 9」

ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか外伝
ソード・オラトリア(第9巻)

大森藤ノ著
イラスト:はいむらきよたか
(GA文庫:amazon:620円)
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今回はアイズのターン。7歳のちびっこで【ロキ・ファミリア】に入り、冒険者登録をしたところから。その手の人は「アイズたん、ハァ、ハァ」とかいうんだろうけど・・・背景が明かされてはいないとはいえ、可愛げのないただのクソガキなんだが・・・。実際、神ロキはハァ、ハァしていたし^^; この外伝の本筋はアイズのこういうお話だったはず。アイズは一応、主人公だけど、最近、この外伝からもハブられはじめてるからなぁ・・・。アイズの酒癖の悪さは、もっといじってもいい属性かも知れない。
オラリオにラキア王国が戦争を仕掛けてきた。当初、【ロキ・ファミリア】はその撃退に当たっていたが、オラリオに戻り、再び闇派閥の探索に戻った。神ヘスティアがラキア王国軍の別働隊にさらわれ、ベルくんとアイズが救出に向かう・・・そして、谷底に転落してしまった時のお話。
外伝の現時点での動きは・・・神イシュタルが持っていた鍵を持ち出したタンムズ・・・神フレイヤに魅了され鍵とともに匿われていたことが判明しただけ。

BOOK「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか外伝 ソード・オラトリア 8」

ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか外伝
ソード・オラトリア(第8巻)

大森藤ノ著
イラスト:はいむらきよたか
(GA文庫:amazon:620円)
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人造迷宮での戦闘で、ちょい役ではあったけど、ちゃんと名前のある登場人物が死んだ。その結果、ベートの孤立が深刻化、ほとぼりが冷めるまでベートはファミリア本拠を出ることになった。・・・という感じで、この巻はベートのターン。ベートがどうしてこんなクソ野郎になったかが語られたりするわけだけど・・・外伝のさらに外伝というか余談。主人公を張れないキャラなのは仕方がないけど・・・これだけベート節を聞かされると、小物感が半端ではないんだけど・・・最後は花束だし・・・。
ファミリアの拠点から追い出されたベート・・・突然、盛りのついたアマゾネスの少女・レナからの猛烈に迫られ、流れでレナの隠れ家に転がり込んだ。ベートがレナとイチャイチャしている間、【ロキ・ファミリア】の面々は、人造迷宮の扉を開ける鍵の捜索。かつて神イシュタルが所持していた鍵をめぐって、闇派閥と【ロキ・ファミリア】、そしてベートが・・・。
アマゾネス狩りとか、これだけのことが起きていたのに、ベルくんを主人公にした本編ではその気配すら感じられなかった。こうして見ると・・・ベルくんは自分のこと以外なにも興味もなく、ダンジョンに通い詰めている自己中なのかと思えてくるな・・・。