アニメ「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか II」


ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか II
(全12話/2019年)
第2期は【アポロン・ファミリア】との戦争遊戯。原作の第6巻から。アポロン・ファミリアの豪華な元ホームに引っ越し、ようやくファミリアらしくなった。リリ、ヴェルフ、命が【ヘスティア・ファミリア】に正式に移籍して、ベルくんはレベル3になった。
次いで【イシュタル・ファミリア】が崩壊し、「大きく、大きくなあれ」の春姫も【ヘスティア・ファミリア】に加わった。原作のラノベでも感じたけど・・・春姫はもっとロリキャラの方が似合っていたように思う。まあ、遊郭にいるんだから、ある程度の年齢にしないといけなかったのか、ロリ巨乳の神様やリリとのキャラ被りを避けたのか・・・。でも、春姫のメイド姿はわるくない。
原作でもこの時期は、ダンジョンの中での物事より、神様同士の問題が多くて、「冒険」という面は二の次だった。でも、これでパーティメンバーが揃い、ようやく本格的な冒険に向かう準備が整ったと思ったら・・・チビ神が誘拐されて・・・。

BOOK「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか ファミリアクロニクルepisodeリュー」

ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか
ファミリアクロニクルepisodeリュー

大森藤ノ著
イラスト:ニリツ、ヤスダスズヒト
(GA文庫:amazon:620円)
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『ダンまち』のスピンオフ。登場人物の一人リューを主人公とした2編の中編が収録されているけど、本当の主役は酒場「豊穣の女主人」かもしれない。
酒場「豊穣の女主人」の給仕で、元は腕利き冒険者。既に消滅してしまった【アストレア・ファミリア】の正義感を持ち続け、お節介ながら巨悪に立ち向かう。時間軸的には、本編で【ヘスティア・ファミリア】が【アポロン・ファミリア】との戦争遊戯に勝利した第6巻の後のこと。そういえば、この頃のシルって、まだ、メインヒロインのひとりだった。この外伝に、ベルくんが登場するとは意外だった。
「豊穣の女主人」の客・・・賭博の負債の代わりに娘をとられたという。その黒幕は、外国資本の大賭博場のオーナー。娘の救出にリューとシルが動き出す・・・「グラン・カジノをぶっつぶせ!」。【疾風】ことエルフのリュー、暗殺者【黒猫】こと猫人のクロエと、賞金稼ぎ【黒拳】ことヒューマンのルノアが、豊穣の女主人に居着くことになったときのお話・・・「そこは豊穣の酒場」。
「豊穣の女主人」の女給たちはみんなLv.4の強さ。シルにも何か曰くがありそう。にもかかわらず、Lv.1のベルくんを生暖かい目で見ていたのか^^;;

BOOK「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか外伝 ソード・オラトリア 12」

ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか外伝
ソード・オラトリア(第12巻)

大森藤ノ著
イラスト:はいむらきよたか
(GA文庫:amazon:739円)
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人造迷宮への第一侵攻で、【ディオニュソス・ファミリア】が瓦解した。その陰に、農業活動を行う神デメテルが・・・『都市の破壊者(エニュオ)』が・・・。
ロキ・ファミリアは、少ない手がかり「ニーズホッグの六円環」から敵の真の狙いを探る・・・古代の大術式の発動。敵の六体の精霊を撃破しなければ、オラリオが亡びる。次巻時追われるように、新たな神話を紡ぐ・・・第二侵攻がはじまった。
だけど・・・中盤、露骨な流れだったので、フィンの推理の穴に気づいてしまい、終盤はほとんど予想通りの展開になってしまった。こういうの、変に気づかない方が楽しめるんだよなぁ。
主だったファミリアに異端児まで加えた総力戦。オラリオの外からも援軍が駆けつけ・・・外伝なのに、ベルくんたち【ヘスティア・ファミリア】まで参戦した。
この巻・・・レフィーヤの最後の下りが長くてクドすぎ。レフィーヤというキャラに、作者ほど思い入れがないので、かなり冗長に感じた。

BOOK「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 15」

ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか(第15巻)
大森藤ノ著
イラスト:ヤスダスズヒト
(GA文庫:amazon:583円)
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ギルドから【ヘスティア・ファミリア】に課された遠征で深手を負ったベルくん・・・辛くも地上に戻り、【ディアンケヒト・ファミリア】の治療院で左腕をギブスで固められてしまった。ということで、しばらくはダンジョン探索はお休み。
ベルくん、神ヘスティアはオラリオに来たときの回想、リリの幼少時の回想、ヴェルフがラキア王国にいた少年時代の回想、リューがエルフの森を出るときの回想、春姫と命の回想などをはさみながら・・・ギルドのエイナの新人時代の回想まであったけど、本筋は「遠征失敗」の後始末とベルくんのケガの回復・・・そして、ポンコツになり果てたリューの顛末^^; リューには背負うものがあり、経験豊かでクールなキャラという印象があったので、ここにきてラブコメ展開のヒロインに浮上してくるとは思わなかった。
本編に挿入するほどでもない短編のリサイクルという感じがしないでもないけど、前巻まで過酷なバトルが続いていたから、久しぶりにまったりした展開でホッとする。内容は薄かったけど、中休みということで・・・。

BOOK「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか外伝 ソード・オラトリア 11」

ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか外伝
ソード・オラトリア(第11巻)

大森藤ノ著
イラスト:はいむらきよたか
(GA文庫:amazon:630円)
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本編で、【ヘスティア・ファミリア】が遠征に出かけていたときのお話。
【ロキ・ファミリア】のフィン団長は異端児と共闘する決断を下した。人造迷宮への鍵を手に入れたいま、次は闇派閥との全面対決。しかしアイズは、モンスターに対数認識が揺らいだことで、悩んでいた。ベルの顔をひと目見ただけで、ケロッと吹っ切れてしまったけど。
【ロキ・ファミリア】を中心に【ディオニュソス・ファミリア】と【ヘルメス・ファミリア】が参加して第一侵攻が始まった。異端児(ゼノス)を含め、5カ所の扉からの一斉攻撃。目的は迷宮の構造把握と闇派閥の壊滅。猛烈な早さで迷宮を進軍していく・・・。
あっけなくバルカを取り押さえ、『ダイダロスの手記』を入手したと思えば・・・『宝玉の胎児』を身に宿したバルカがモンスター化し、この巻のラスボスになった。闇派閥の邪神タナロスもあっけなく・・・。すべてが順調過ぎると思いきや、フィルヴィスが、やらかしちゃったな。レフィーヤにうつつを抜かしたばかりに・・・。
次巻、第二侵攻は『精霊の分身』とラスボス『都市の破壊者』との戦い。
この巻はフィンが主役で、アイズの出番がぜんぜんなかった。ベルくんにライバル心を燃やしていたレフィーヤも惨憺たる状態・・・。

BOOK「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 14」

ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか(第14巻)
大森藤ノ著
イラスト:ヤスダスズヒト
(GA文庫:amazon:790円)
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ほぼ1年ぶりの本編。いいところで巻をまたいだから、待ち遠しかった。電子書籍にページという概念はないけれど・・・値段からして、この巻は長くて厚い。読み終えるのに、いつもの倍近い時間がかかった。
ベルくんとリューは、深層37階層まで転落してしまった。リリ、ヴェルフ、アイシャたちは25階層「水の迷都」で階層主の双頭竜との戦い。カサンドラの予知夢は的中しているのだろうけど・・・事後解釈では何の役にも立たない。今後なにかの役に立っていくんだろうか?
地上では、【ヘファイストス・ファミリア】の「単眼の巨師」ひきいる椿と、「豊穣の女主人」のニャーたちが救援に向かうが・・・。ニャーたちまでLv.4とは、「豊穣の女主人」恐るべし。
深層37階層「白宮殿」で辛くも生き延びていたベルくんとリュー。満足な装備もなく、満身創痍で下層36階層を目指すが、死闘の連続・・・。リューのむかし話をはさみながら、過去を清算する内容だった。でも、最後はフラグが立って・・・ラブコメ?
この小説、初期の頃からバトルシーンは読み応えがあった。きっと、この作者はバトルシーンだと筆が走るんだろう。確かに読み応えはあったけど・・・こんなにページを割く必要があったんだろうか? まあ、ちんたら階層を下げていくのも面倒だし、一気に深層域まで進めたかったんだろうな。

BOOK「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか外伝 ソード・オラトリア 10」

ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか外伝
ソード・オラトリア(第10巻)

大森藤ノ著
イラスト:はいむらきよたか
(GA文庫:amazon:648円)
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【ロキ・ファミリア】は相変わらず人造迷宮の扉を開ける鍵の捜索。
オラリオの街中で人型モンスター(異端児(ゼノス))が目撃された。そして、武装したモンスターが18階層の宿場町リヴィラを壊滅させた。討伐隊として【ガネーシャ・ファミリア】がダンジョン内に派遣され・・・地上では、【ロキ・ファミリア】がダイダロス通りに布陣していた。そこに傷ついた竜女と武装した一群のモンスター。ベルくんが竜女を逃がそうと・・・。ここらへんは、本編を読んでいないとすべては謎という状態。聡明なフィンにはすべてお見通しのようだけど。
でも、外伝での【ロキ・ファミリア】の動きは、武装モンスター(異端児(ゼノス))が持っているであろう人造迷宮の鍵を奪取すること。そのために、今回の事態のすべてを利用する・・・。【フェスティア・ファミリア】が【ロキ・ファミリア】と一戦交えたときって、こうなっていたのか・・・。老神ウラノスが隠そうとした秘密は、明確にロキの知るところとなった。神ヘルメスのお陰で、武装したモンスターたち(異端児(ゼノス))もフェルズとともにかろうじてダンジョンに逃げ帰ることが出来た。そして、ベルくんはかろうじて名誉回復することが出来たようだ。アイズも渋々ながら剣を収めた。結果的に・・・・【ロキ・ファミリア】は鍵を手に入れ、一定程度、闇派閥にダメージを与える成果を収めた。そしてようやく、本編での異端児(ゼノス)がらみの話に追いついてきた。