BOOK「妹さえいればいい。 11」

妹さえいればいい。(第11巻)
平坂読著
イラスト:カントク
(ガガガ文庫:amazon:615円)
※Kindle版を購入

伊月が、まったく小説を書けなくなった。アニメ化による燃え尽き症候群というよりは、妹が実際に存在したことによる影響・・・。おかげで、アニメ放送明けの大切なタイミングの巻を落としてしまった。伊月のスランプと並行して、かねてからの伏線・・・千尋の春斗への恋が具現化してきた。そして、千尋の行動力は・・・やはり、伊月とは血がつながっていないことを感じさせる。
でも、千尋の件がきっかけで、伊月が父親と和解した。これだけ見ると、完結の方向かとも思うけど、そうでもないらしい。ここに来てまた一人、三田洞彩音が本編に絡んできた。立場的に、京が就職しても、絡み続けてくるだろう。
ゲームに興じるシーンが毎回登場するけど、個人的感想として、かなり邪魔くさい。ルール説明で何ページ使っていることやら・・・。カードゲーム付きの特装版、これを実現したかったんだろうけど、売れるんだろうか?
そうか・・・Kindle版の最後に付いている広告はリアル本に挟まっているチラシで、カラーデータだったのか。モノクロのKindleで読んでいたから、いままでカラーだと気づかなかった。PC版のKindleで読んで、今回初めて気がついた。

BOOK「妹さえいればいい。 10」

妹さえいればいい。(第10巻)
平坂読著
イラスト:カントク
(ガガガ文庫:amazon:615円)
※Kindle版を購入

千尋が弟ではなく妹であったことがようやく明らかになった。アニメではほとんど出オチだったけど、小説ではここまで実に10巻を要した。
伊月原作の「妹すべ」のアニメが放送された。評価は上々。あとは、いかに面白い最新巻をタイミングよく出版するかだけど・・・現実には、アニメ関連の仕事で疲弊してしまい、スカスカの内容だったり、短編集でお茶を濁すことも多い。そして伊月は・・・というお話。
業界ネタ、台湾でのサイン会は本編には特に関係はない。
千尋になんか伏線が敷かれたような気配・・・。
「妹萌え」は、リアルに妹がいない人の妄想の産物ではあるけど、伊月はまっとうな人間であったと言うことなのだろう。ただし、リアルな妹というのは、必ずしも千尋のように可愛いわけでも出来がいいわけでもない。千尋の本質は、あくまでもヒロインとしてのつくりものだから。

BOOK「妹さえいればいい。 9」

妹さえいればいい。(第9巻)
平坂読著
イラスト:カントク
(ガガガ文庫:amazon:615円)
※Kindle版を購入

伊月のアニメの進行待ちという状態・・・。「青春ラブコメ群像劇」というけど、登場人物それぞれがバラバラに動いているので、中身がないまま時間だけが単純に過ぎていく印象。京は就職活動。新人賞作家が次々とデビューしていき、クソ生意気だった新人賞作家の笠松青葉が伊月の「妹分」になった。さらに、おじいちゃんながら新人作家の木曽義弘の小学生の孫・撫子まで仲良くなり、「妹萌え」から「ロリコン妹萌え」に進化した。
アニメ制作でトラブルのひとつ・・・制作管理の担当者が逃げた。アニメではよくありがちなこととして扱われているけど、いまだに変わっていないのだろうか? こういうあるあるネタを作家に面白おかしく書かれる現実は、そろそろどうにかするべきだろう。
本筋的には、千尋の葛藤と暴走。TRPGの続きをプレイして、ついに千尋が・・・言っちゃった。
「電子特別版」扱いではないようだけど、巻末に「ガガガ10周年電子特典カバーイラスト」がおまけで付いていた。

BOOK「妹さえいればいい。 8」

妹さえいればいい。(第8巻)
平坂読著
イラスト:カントク
(ガガガ文庫:556円+税)
※古書を購入

ここまで意外に淡々と時間が過ぎて、クリスマスとお正月。学校ものではないので、明確なイベントがあるわけではないし、サラリーマンでもないから仕事に規則性もないだろうから、実際こんな感じなんだろうけど・・・。
しかも、この前の新人作家まで登場してきて、淡々と描きすぎ。相生初が春斗に絡み続けるのは予想していた。でも、67歳の新人ラノベ作家・木曽義弘までとは・・・なかなかのキャラかも知れないけど。そしてスパンキング愛のサラリーマンラノベ作家・柳ヶ瀬慎・・・「ぷりけつ」こと刹那と組むことになった。そのうち、あのテンプレ嫌い少女もでてくるんだろうな^^
トラブルもあったけど、伊月の『妹すべ』のアニメ化発表、第5巻ドラマCD付き特装版の発売にこぎ着けた。それが伊月の父親の目に止まり・・・ついにガラガラポンになるのか?!!
蚕が上京するため、京とカニ公の三人でルームシェアすることに。京が編集者になる決意をしたのかというとそうでもない。確かに向いているような気はするけど、絶対にやりたいという気持ちには欠けている。

BOOK「妹さえいればいい。 7」

妹さえいればいい。(第7巻)
平坂読著
イラスト:カントク
(ガガガ文庫:574円+税)
※古書を購入

この巻にも「ドラマCD付き限定特装版」があるらしい。
なんてことだ、伊月とカニ公が恋人同士になった。本当になってしまった。その上、あっさり結ばれてしまった。ラノベでこんなことが許されていいのか? 高校生じゃないから許されるのか?
新人作家たちも半レギュラー化するのか、いろいろ関係してきそうな気配。千尋くんが青葉に惚れられたりすると面白いんだけど。一方、先輩作家の生き様・・・関ヶ原幽。この巻はいろいろマジメなお話が続いた。まあ、バカップル主人公がエロエロ三昧で役に立たない時期だからだろうけど・・・幽の話は必要なんだろうか?^^;;
何事もなく本編が進むだけで終わってしまった。京の影が薄くなっていく・・・。
この巻にも「ドラマCD付き限定特装版」があるらしい。巻末の「ぼーなすとらっく」は、そのドラマCDの台本のリライト。小学生に読み聞かせするオリジナルストーリーを制作するお話らしい。
と、ここまで古本セット買いした7巻を読み終えてしまった。残りは実売価格を見ながら、のんびり単品買い。

BOOK「妹さえいればいい。 6」

妹さえいればいい。(第6巻)
平坂読著
イラスト:カントク
(ガガガ文庫:574円+税)
※古書を購入

前巻の最後、京が伊月に告白をした。こういう狭い人間関係の中で生きていると、リアルでも往々に起きる事態。人間関係をこじらせずにいままで通りというのは、現実には難しいんだろうけど・・・ラノベではみんな仲良く幸せにと言うことにしておかないと、身勝手な読者が大騒ぎするのだろう。
アニメ化は声優さんのオーディションまで進んだ。ついでにドラマCDの収録。こういう業界内輪話的な話は、ラノベでもアニメでもいろいろ見聞きするけど・・・ちょっとウザイ。わたしも「クソアニメ」といった表現を使うけど・・・クソになるのも仕方がないんだというように言っているかのように感じる。でも、わたしはこの表現を使い続ける。使わなくなるとしたら、アニメに興味も関心もなくなったときだと思う。
千年に一人のケツを持つ少女・・・千尋・・・関係性がばれずに、刹那にケツを見られてしまった。ちょっと意外だった。あとは、いつ刹那が刑務所に入るかが問題だな・・・。意外な展開というと、伊月とカニ公・・・。

BOOK「妹さえいればいい。 5」

妹さえいればいい。(第5巻)
平坂読著
イラスト:カントク
(ガガガ文庫:574円+税)
※古書を購入

京がGF文庫の編集部でアルバイトをはじめた。女の子のアルバイトににとって、最も重要なことは“顔”というのは・・・セクハラなんだろうけど真実だと思う。逆に、男の子のバイトの場合は、イケメンは百害あって一利なし。あくまでもわたしの個人的な見解だけど。「とある編集者の生態報告」・・・わたしが若かった頃と全く同じだ。編集者って・・・なにも進歩していないんだなぁ^^;;
山県きらら・・・カニ公の担当編集者。編集者の苦労は個人的にもよくわかる。でも、役割的に・・・話を脹らませる存在ではないだろう。ラノベ作家の日常系のような内容なので、仕事の流れで淡々と次巻が進んでいく。コミカライズは順調に進み、アニメもスタッフとの顔合わせ。
一方、春斗は京にはっきりと告白した。ヤリチン王子(童貞)は、ヒロインの一角を持って行ってしまうんだろうか?