BOOK「妹さえいればいい。 3」

妹さえいればいい。(第3巻)
平坂読著
イラスト:カントク
(ガガガ文庫:574円+税)
※古書を購入

ここまで、ラノベ作家あるあるで来たけれど・・・ようやくストーリー的なものが出てきて、京と春斗の恋バナに動きが出てきた。でもこの二人、どちらも主人公ではないのだが・・・。で、カニ公が発案して京のサプライズ誕生会。遊園地でのダブルデートだけど、春斗の件はあっさりケリが付いた。
「禁書目録・・・劣等生・・・俺妹マリみてノゲノラ落第騎士デアラ俺ガイルSAOはがないエロマンガ青春ブタ野郎ストブラ犬ハサ魔技科さくら荘ワルブレ黒歴史チャイカ神装機竜」・・・すべて妹キャラが出てくる作品らしいけど、意外なことに、けっこう読んでいる(読めなかった作品もいくつかある)。アニメで知っている作品を加えると、半分を超えている。でも、わたしの場合、妹属性は関係がないんだけど。
アシュリーに千尋の性別がばれた。たぶん、そのうち刹那にもばれて・・・最終的には伊月以外の全員にばれるのだろう。そして最後の最後が伊月で・・・どう対応するかが想像できない。きっと、千尋のパンツを食べるんだろうな^^;;

BOOK「妹さえいればいい。 2」

妹さえいればいい。(第2巻)
平坂読著
イラスト:カントク
(ガガガ文庫:574円+税)
※古書を購入

第2巻になっても、各登場人物の細かな設定を付け加えているだけで、これといったストーリー的な展開がない。千尋くんが実は女の子で、義理ではあるけれど妹でしたという種明かし後の動きもない。ラノベ作家の日常系なのだと言われてしまえばそれだけだけど・・・。
カニ公が、全裸にならないと執筆できないという性癖はなんとなくわかる。わたしも取材先のホテルで夜仕事をするときは、裸でパソコンに向かっていることがある。確かに集中力は上がるけど・・・なぜか、自宅では裸で仕事はしない。
締め切り(仮)と真・デッドラインの話は作家モノにはよくあるけど、週刊誌のラインを持っている出版レーベルには裏技があるというのは本当だろうか? オフ輪を回せるかどうかの違いだろうけど、出版社が自前のオフ輪を持っているわけじゃないだろうし・・・。
この巻で唯一、ストーリー的な動きがあったとすると・・・春斗の『絶界の精霊騎士』がアニメ化され、第1回目の放送があったこと。京の涙で、フラグが立ってしまったんだろうか?

BOOK「妹さえいればいい。」

妹さえいればいい。
平坂読著
イラスト:カントク
(ガガガ文庫:574円+税)
※古書を購入

『はがない』の平坂読の新シリーズ。妹ものなので見送っていたけど、アニメを見て平気だったのと・・・『エロマンガ先生』を読んで耐性が付いたらしいので手を出してみた。イラストは『変猫』のカントク。
ライトノベル作家・羽島伊月・・・どうしようもないくらいの妹キ●ガイ。そして千尋くんは、成績優秀でスポーツ万能、かいがいしく妹キ●ガイの義兄の面倒を見る美少年の義弟くん。アニメの時も、この原作ラノベの最初の挿絵も、完全に出オチ状態^^;; まあ、わかっていても楽しく読める。
第1巻目なので、前半は登場人物を揃えるところから。担当編集者の土岐健次郎。伊月に憧れるラノベ作家・可児那由多。大学時代の元同級生・白川京。イケメンのライバル作家・不破春斗。イラスト担当の恵那刹那。税理士の大野アシュリー。この巻にはストーリーらしきものはぜんぜんなかったなぁ。
エアコンが壊れて寒いといって沖縄に行き、いくらが食べたいといって北海道に行く。バブル時代に流行ったような・・・。売れてるラノベ作家はバブル時代の経済感覚で生きているということだろうか? 儲かってるんだろうなぁ^^;;
TRPGには興味があるけど、リアルではメンバーが揃いそうもない。

アニメ「妹さえいればいい。」


妹さえいればいい。」(全12話/2017年)
『はがない』の作者・平坂読の新作を原作としたアニメ。妹フェチのライトノベル作家を主人公とした、一種の業界モノ。最近、この手のものが多いけど、流行っているんだろうか? 大学中退という設定なので、お酒も飲むし無理な設定もない。
わたしは妹フェチではないので、読むべきか迷っていたらアニメ化された。アニメを見てから読むかどうか決めようと思ったけど・・・数話見た時点でオチが見えてしまい・・・面白くアニメは見ていたけど、原作はスルーという結論に至った。
義妹なり義弟なり、性別に気がつかないというのは、文字で表現される小説ではふつうにできてしまう手法だけど、だからといって、アニメ以上のなにかを期待できるわけでもない。たぶん面白いんだろうけど・・・。

BOOK「僕は友達が少ない 11」

bokuhatomodatigasukunai11僕は友達が少ない(第11巻)
平坂読著
イラスト:ブリキ
(MF文庫J:580円+税)

「はがない」の最終巻。
前巻の大乱闘を引きずって・・・幸村と交際することになった小鷹。こういうハーレム型ラブコメでは珍しい展開。でも、正直いって、本当に幸村と付き合う必要があったんだろうか? 誰とも付き合わないという曖昧な結論で良かったんじゃないかという気がしないでもない。そもそも、いびつで不自然な状況をいびつなまま上塗りする必要なんてないんだから・・・。
まあ、それでも作者は、どうしてもこういう結末にしたかったんだろうな・・・。細かな伏線まで回収して、スッキリさせたかったという気持ちはわかるけど、高校2年の年末から高校卒業まで、あらすじをなぞるように1年間を1巻でというのは、消化不良という感じ。好みの問題というか・・・賛否両論あるんだろうけど。
<完結>

BOOK「ラノベ部 3」

ranobebu003ラノベ部(第3巻)
平坂読著
イラスト:よう太
(MF文庫J:580円+税)
※古書を購入

最終巻。あとがきによると、もともと3巻くらいで終わる予定だったとかで、打ち切りになったわけではないらしい。
で、結局のところ、ラノベの世界を紹介するために書かれたお話で、本当に何ひとつストーリー的な展開はないままに終わってしまった。ラノベ初心者にはちょうど良い教材のような感じだけど、ラノベ初心者が読んで面白いと思うか? あるいはラノベが好きになるか? というと微妙な感じがする。もしかすると・・・ラノベにはたいした内容がないと言うことを暗にラノベ初心者に伝えたいという意図が隠されているのかも。あるいは、読んでいたシリーズが途中で打ち切りになった時のショックを疑似体験させる目的ではないだろうと思うけど・・・^^;;
<完結>

BOOK「ラノベ部 2」

ranobebu002ラノベ部(第2巻)
平坂読著
イラスト:よう太
(MF文庫J:580円+税)
※古書を購入

「ラノベは会話ばかりで成り立っている」と、何かで読んだ記憶があるけど、この小説は文字通りに会話が多い。日常系のお話だから尚更かも知れないけど、この小説、本当に会話ばかりで成立していて・・・その意味では、典型的なラノベのカタチをしている。時折、太字になっている部分があったりする。まあ、ちょっと古いタイプのラノベにはよく見られた表現だけど、最近はあまり流行っていない。ちなみに、この第2巻は2009年1月に出版された。
第2巻になっても基本は日常系。留学生の女の子が新キャラとして入部したけど、大きな展開は望むべくもない。サイドストーリーで創部のいきさつなど、1年前のエピソードも拾っていたけど、注目するべきエピソードすらなかった。
せっかくだし、次の巻も読んで、完結を迎えよう。・・・打ち切りでなかったとしたらだけど^^;;

BOOK「ラノベ部」

ranobebu001ラノベ部
平坂読著
イラスト:よう太
(MF文庫J:580円+税)
※古書を購入

全3巻で完結のようだけど、「はがない」を書いた作家の作品なので読んでみることにした。
日常系の小説で・・・本当に普通の女子高生が、文芸部がないから仕方なく「ラノベ部(軽小説部)」に入部するというお話。日常系なので、とくに何か大きな事件が起こりこともなく、ラノベオタ部員に揉まれていくという内容。ただ、この巻は、ラノベとは何かを紹介した程度で終わってしまったけど。
各キャラが気に入るかどうかで、面白いと思うかどうかが決まってしまう作品だけど・・・みんな似たような感じで、特に際立ったキャラもいないしなぁ・・・。