MOOK「図解で振り返る激動の平成史」

図解で振り返る激動の平成史(時空旅人別冊)
(三栄書房:880円+税)
※古書を購入

令和時代は、「新型コロナウイルス」にはじまり、コロナウイルスと共存する全く新しい時代になりそうな気配。この先どうなるんだろうと恐れおののくけれど、「平成」も決して順風な時代ではなかった。
振り返って平成時代は、湾岸戦争とバブル崩壊にはじまり、阪神淡路大震災、地下鉄サリン事件、アメリカ同時多発テロ、イラク戦争、ISISの盛衰と焦臭い戦争やテロが続いた。
さらに、自然災害が多発した。雲仙普賢岳噴火、有珠山噴火、三宅島噴火、東日本大震災/福島原発事故、熊本地震、度重なる豪雨と水害、台風被害・・・。リーマンショックと民主党政権も人為的なものだけど災害レベルで暮らしを破壊した。
暮らしを豊かにしたのか破壊したのか、功罪あるだろうけど、インターネットの普及とグローバル化も平成時代に進んだ。国際的サプライチェーン、LCCによる人的移動がなかったら、新型コロナウイルスの被害もここまで急速には進まなかっただろうなと思う。「令和」はコロナではじまったけど、どういう時代になるのだろう。

BOOK「平成史講義」

平成史講義
吉見俊哉:編集
(ちくま新書:900円+税)

5月1日に改元される前に、平成史云々という本が何冊か出版されていた。あらかじめ天皇陛下のご退位がはっきりしていたからのことだろうけど、このタイミングで歴史をまとめる意義があるのかという疑問もあるけど、とりあえず一冊読んでみた。
平成時代は自然災害が多かったとはよくいわれるけど、インターネット、グローバル経済、地下鉄サリン事件、バブル崩壊、民主党政権、大震災、原発事故・・・みんな平成の出来事。いろいろなことがあった。
この本では、各分野毎に識者が短文で平成をまとめているけど、共通していることは・・・戦後の枠組みというか、昭和時代に上手くいっていた仕組みがみんな崩壊して、新しい枠組みを試行錯誤しながら、再構築に失敗した時代というニュアンスが浮かび上がってくる。わたしは、平成になる少し前・・・「Japan as NO.1」なんていわれた時期から、「日本はいまがピークで、今後は降り坂」と思いながらいままで生きてきたので、大筋では異論はないけ。でも、昭和の後半、あるいは戦後って、そんなに上手くいった時代なんだろうか? 戦後の復興、高度経済成長、公害の克服などはあったけど、「むかしは良かった」的な発想でちょっと無批判すぎるんじゃないかという気もする。

BOOK「日本のアニメ全史 世界を制した日本アニメの奇跡」

nihonnoanimezenshi.jpg日本のアニメ全史
世界を制した日本アニメの奇跡

山口康男編著
(テン・ブックス:2,800円+税)
ISBN/ASIN:4886960111

日本のアニメの通史のような本を読みたいと思って、amazonで見つけて購入した。版形が大きく、値段も高かったし、著者が日本動画協会・専務理事/事務局長という肩書きだったので、この本を選んだ。
でもまあ、正直言うと、中はスカスカで、通史と言うよりは、業界の動きを当たり障りなく時代順に並べただけの概要とでもいうべきレベル。800円くらいの新書や文庫本にでも収まるほどの内容しかなかった^^;
ただ、巻末のアニメ年表とテレビ放映リストだけは、資料価値がありそうだけど…。