BOOK「異世界食堂 2」

異世界食堂(第2巻)
犬塚惇平著
イラスト:エナミカツミ
(ヒーロー文庫:amazon:580円)
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この巻にもポツポツとアニメ化されたお話が含まれていた。魔族少女アレッタがウエイトレスをはじめたので、つられて第2巻に手を伸ばしてしまった。アルバイトのウエイトレス役だろうと、ひとりヒロインがいるとラノベ的に落ち着く感じ^^ 各料理にまつわるキャラとエピソードが続くので、ちょっと単調な気もするけど、なんとなく読んでいられる。
出てくる料理はポピュラーなもので、みんな食べたことがあるものばかり。いろいろ味や食感の描写があるけど、食材の呼び名をファンタジー的にアレンジしていたりするので、あまり美味しそうな気がしないことがある。でも、みんな美味そうにがっついて食べていることは伝わってくる。
異世界の様々な人種や亜人などが集まる店内は、互いに干渉することも少なく、さながら戦国時代の堺のようだけど・・・店主が余計なことを聞かず、余計なことをいわないというのは分かるけど、何年も通っている常連なら、もう少し自分のことを話しても良さそうなものだ。

BOOK「異世界食堂 1」

異世界食堂(第1巻)
犬塚惇平著
イラスト:エナミカツミ
(ヒーロー文庫:amazon:580円)
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「ヒーロー文庫」が主婦の友社の文庫レーベルだとはじめて知った。出版不況といわれる今日、ラノベはそれでも売れている分野だから、いろんなところが進出しているのだろう。アニメが放送中だけど、アニメには描き切れていない物語があるはずだと推測した。店の主人が背負っている事情やら、常連客の背負っている人生とかは背景とか文化とか・・・。こういうことは、原作に触れてみないことにははっきりしないので、とりあえず第1巻を読んでみることにした。でも、アニメに描かれたとおりで、小説にだけに細かな設定があるわけでもなかった。
料理ものファンタジーという、ちょっと異色の小説。「洋食のねこや」・・・出てくる料理は、ポピュラーな洋定食と喫茶メニューばかりだけど・・・週に一度、土曜日だけは異世界につながる門が開き、様々な異世界人が食べに来るという設定。メニュー毎の短編で、アニメとは順番が違っている。アニメ化されなかったお話もある。通常、原作ラノベ2~3巻でアニメ1話という割合だけど、この第1巻だけでアニメのほとんどの原作が収録されている感じ。アニメでは最初に登場した魔族の少女アレッタは、この巻の終わりでようやく出てきた。・・・そろそろ固有のヒロインが必要だと気づいたのだろう^^;;