BOOK「異世界のんびり農家 6」

異世界のんびり農家(第6巻)
内藤騎之介著
イラスト:やすも
(カドカワBOOKS:1,200円+税)
※古書を購入

村長の発案で、魔王国の港町シャシャートに路線馬車事業を始めた。運営主体はゴロウン商会。人の流れ、土地の値段など大きな変化が起き、莫大な利益が期待される。さらに隣地の開発にも着手し・・・ますますSimCityのようになってきた。
秋になって収穫を終えたけど、一言触れられただけ。今年も武闘会・・・途中でフラウ、セナ、ラスティの妊娠が発覚していろいろ大変だったと言いながら、結果をまとめただけ。で、冬支度がはじまり、冬になった。もう、村の冬支度については何も書かれなくなった。東のダンジョンが見つかったけど、調査隊に加われなかった村長は・・・村の南側にダンジョンを掘り始めた。東のダンジョンには岩でできたゴロック族が住んでいた。
太陽城から貴重な魔道具「転移門」が出てきた。存在を秘匿しなければならない古代魔法なので、大樹の村に南に作るダンジョンとシャシャートの近くに作る新しい村に、密かに設置することになりそう。
あっという間に春になった。そして秋になってお祭り。12年目・・・開拓ものだから時間の経過でストーリーが進むわけだけど、あまりにも淡々としていないか? フラウ、セナが無事に女の子を出産。一夫多妻だからもあるけど、子供だらけになってきている。
九尾狐の前にも何度か触れられていたけど、「勇者」というのは伏線なんだろうな?

BOOK「異世界のんびり農家 5」

異世界のんびり農家(第5巻)
内藤騎之介著
イラスト:やすも
(カドカワBOOKS:1,200円+税)
※古書を購入

突然、空を飛ぶ太陽城が大樹の村に接近し、悪魔族のグズデンが宣戦を布告してきた。村長が万能農具を槍にして攻撃したら、あっという間に降伏。操縦不能の太陽城を村長たちが制圧した。太陽城は四ノ村(太陽村)となり、グズデン以下悪魔族60人、夢魔族200人が臣下に加わった。太陽城の燃料となる保温石を温泉場から採掘し、城の再開発をはじめた。移動用の気球も開発した。
太陽城の一件が落ち着くと春を迎え、新たな作付けを終えた。
魔王国の港町シャシャートに人を送り、魔王や代官、ゴロウン商会のマイケルの全面協力の下、カレー専門店を出店したが、最初から超大型店になってしまい・・・近隣の屋台を巻き込んでフードコートに発展し、本格的なボーリング場まで備わってしまった。
今年も祭りの季節がやってきた。昨年と同じクイズ大会と体格差別の騎馬戦。さすがに作者もマンネリだと思ったのか、さらっとしか描かれていない。

BOOK「異世界のんびり農家 4」

異世界のんびり農家(第4巻)
内藤騎之介著
イラスト:やすも
(カドカワBOOKS:1,200円+税)
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7つ全ての黒い大岩に社を建て、魔神の再封印を終えたはずが、クロネコになって村に居着いた。そろそろ10年目の春になるが・・・そういえば、この手の転生もので、「暦」が出てくる作品に出会っていない。農業を主題にしているんだから、天文学と農事暦は必須だと思うのだが・・・。
温泉は常設の施設として機能していた。死の森は意外に狭そうで、東京23区の半分くらいの面積だろうか。
竜ハクレンが妊娠。人間姿で妊娠したので、赤ん坊を産むという。フーシュからお礼として、人間の移住者男女10組20人が一ノ村に移り住んだ。竜の巫女や聖剣を宿す娘とか・・・いろいろいるようだけど、だから何かがどうということもない。一ノ村では、紙づくりと印刷の実用化に動きはじめ、秋からは養豚もはじめた。
今年もお祭り。前座のクイズ大会が長引き、二日がかり。斜め読みする部分だけど、この村は豊かすぎて、いつも宴会ばかりやっているので、祭りの有難味がない。プールを作った。これ以上同じことを毎年繰り返し、施設を充実させていくとSimCity的な大都市になってしまいそう。遅まきながら、住民登録をはじめた。天使族とハウリン村の獣人一家、三ノ村にケンタウロスがわずかに移住したが、もう、急激な拡大はなさそうだ。ハクレンが息子を産んだ。
武闘会・・・斜め読み。オリンピックみたく、4年に一度くらいで十分じゃないか。
続巻が出ているけど、とりあえずここまで。新刊の文庫が買える値段で、古本のコスパよくないし・・・続きは古本が安くなって、読む気が起きたら。

BOOK「異世界のんびり農家 3」

異世界のんびり農家(第3巻)
内藤騎之介著
イラスト:やすも
(カドカワBOOKS:1,200円+税)
※古書を購入

ハイエルフ3人、鬼人族アンが妊娠した。魔王国四天王の軍務担当グラッツが来訪。弱い。竜ドライムの弟ドマイムが、竜クォンとの結婚を嫌って逃亡してきた。結果、仲を取り持つことになり、竜族の相談事が増えた。春になり、大樹の村の耕作地を拡大し、各章の扉の俯瞰図が一杯になった。そして、ニノ村、三ノ村でも耕作をはじめた。ハービィたちが増えたけど、農業の担い手は増えたが、男女比の問題が解消されていない。
北のダンジョンの向こうに温泉を発見したけど・・・開発は見送られた。子作りまでする本物のハーレム状態だから、いまさら温泉回でワーキャーしないらしい。
今年のお祭りは「滑走」。テレビ番組のアトラクションのノリ。魔王国と竜たち、コーリン教の大司祭らがゲスト。続いて今年も「武闘会」。・・・前巻に続いてつまらない話。武闘会の終了間際、ハイエルフたちとアンが無事に出産した。モブみたいなもんだから、名前は覚える必要はない。
あっという間に収穫の時期。そして、再び温泉探索。巨人族のダンジョンでアースラットを退治し、ハクレンが死霊王を蹴った。死霊王が幼女ウルザになったので保護した。各章扉の地図からはみ出していそうだけど、競馬場を作った。何か封印されていた黒岩3つに社を建てた。
「なろう系」の必然というか、小ネタばかりが連続する。メインモチーフの農業をチートで済ませてしまったから、掘り下げて書くこともなくなってしまったらしい。

BOOK「異世界のんびり農家 2」

異世界のんびり農家(第2巻)
内藤騎之介著
イラスト:やすも
(カドカワBOOKS:1,200円+税)
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のんびりというより、かなり勤勉に開拓が進み、村は急成長。南のダンジョンを犬たちが攻略し、ラミア族と協力関係を築いた。ドライムの姉ハクレンが増えた。竜ライメイレンの紹介でダークエルフ20人が増えたが女性ばかり。ティアが女の子を出産した。
ボードゲームやカルタなどの遊具を増やしたり、味噌と醤油を開発したり、焼き物をはじめたり・・・多少は文化的にも進歩している。貨幣経済を導入する前段として、報償メダルを導入した。ルーのお爺ちゃんが遊びに来て、創造神像を某国の中央神殿に持ち帰った。
第1巻は詰め込めるだけ詰め込んでいたのに、この巻は別視点からの「閑話」の小ネタが多い。
何かお祭りをしようと・・・「武闘会」を開催。仮設の競技場までつくって、ルーのお爺ちゃんやら、竜王ドースら竜たちまで観戦にやってきた。ついでに魔王も。
大樹の村の西の川向に新しい村を建設・・・川に橋を架け、道を付けた。移住者を募ったら・・・さらに2つの村を作らねばならなくなった。受け入れ体制が整う前に、ミノタウルス72人、ケンタウロス104人が到着。さらにニュニュダフネ50人。冬を目前に収穫を終え、急ピッチで新村の建設。
第1巻以上にのんびりしていない。働きづめじゃないか。しかも、自分で望んだ仕事というより、状況に流されて、トラブルに対応しての忙しさ。前世でブラック企業に勤めていた時と変わらないんじゃないかと・・・。

BOOK「異世界のんびり農家 1」

異世界のんびり農家(第1巻)
内藤騎之介著
イラスト:やすも
(カドカワBOOKS:1,200円+税)
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ブラック企業に入社し身体を壊し、ずっと病院暮らしだった街尾火楽が、神様から「健康な肉体」と「万能農具」を授かり異世界に転移した。万能農具は、様々な道具に変化し、それを使っている間は疲れないしお腹も減らない・・・正にチートなアイテム。
誰もいない森の中・・・万能農具を駆使して、住居を作り、井戸、トイレ、畑を作った。万能農具で耕すだけで、タネも苗も不要。迷い込んだ犬たちを飼いはじめ・・・いろいろご都合主義で進んでいく。布を織り、毛皮をなめし、服を作れる巨大蜘蛛を仲間に加えた。蜘蛛に子どもができて、犬の子どもたちがパートナーを得て、どんどん賑やかになっていく。畑も広げていく。二度目の冬を前に、吸血鬼の少女ルーを拾って嫁にした。翌年には天使族のティア、さらに8人のハイエルフを加えてハーレム化。水路とため池が完成し、念願のお風呂を作った。ハイエルフ5人+42人加え、ルーの従姉妹フローラと鬼人族メイド20人、家畜の牛4頭頭。翌春には、ティアが連れてきた天使族3人とリザードマン15人と、家畜の鶏40羽。どんどん村が拡大していく。
魔王からの使者・・・税を支払うことになった。近隣の竜ドライム・・・友好関係。獣人のハウリン村からの一行・・・交易で鉄器が入手できた。ルーが妊娠した。ハウリン村から獣人族25人が移住し、酒造技術を持ったドワーフがやって来た。息子が産まれた。ドライムの娘ラスティが村に住み着いた。さらに、魔王の臣下ビーゼルの娘フラウレムが派遣され・・・この村の立ち位置とチートさが明かされた。南の港町シャシャートとの交易で海産物を手に入れた。ティアも妊娠した。
箱庭開拓ゲームを実況すると、こんな感じになるだろうな。「のんびり」といいながら、ヒラクは勤勉に開拓に励んでいる。「のんびり」と「怠惰」は異なるらしい。