BOOK「真の仲間じゃないと勇者のパーティーを追い出されたので、辺境でスローライフすることにしました 6」

真の仲間じゃないと勇者のパーティーを追い出されたので、辺境でスローライフすることにしました(第6巻)
ざっぽん著
イラスト:やすも
(角川スニーカー文庫:amazon:614円)
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レッドたちが暮らすゾルタンに、ヴェロニア王国のサリウス王子が軍船で押しかけ、人捜しのために戸籍台帳に相当する教徒台帳の提出を要求した。受け入れるか拒否するか、ゾルタン首脳陣と教会が対応に苦慮する中、B級冒険者ルーティが対応を仕切ることになった。
サリウス王子の裏には妖精海賊団のリリンララがいて、王国が正式に動いているのではないことが判明。さらに、サリウス王子の狙いが、ゾルタンの守護者ミストームであることを突き止めたレッドたちは、どっぷりと事態の中心にはまり込んでいく。住んでいる国ごと事件に巻き込まれてしまえば仕方がないことではあるけど、スローライフを満喫しようとする人間とはとても思えない動きだ。やっぱり、レッドはリゾート地に遊びに出かけても、することがなくてウロウロするタイプのようだ。

BOOK「真の仲間じゃないと勇者のパーティーを追い出されたので、辺境でスローライフすることにしました 5」

真の仲間じゃないと勇者のパーティーを追い出されたので、辺境でスローライフすることにしました(第5巻)
ざっぽん著
イラスト:やすも
(角川スニーカー文庫:amazon:634円)
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勇者を辞めたルーティは、ティセと共にゾルタンに住みはじめた。これでのんびり暮らしていけるのかと思ったら・・・リットに結婚指輪を贈ろうと、「世界の果ての壁」のジェムジャイアントから宝石を譲り受けるために出かけることになった。メンバーはレッドとリット、ルーティ、そして成り行きでドワーフのモグリム。
タイミング悪く、入れ違いに、逃亡した錬金術師ゴドウィンから情報を得たヤランドララが、ゾルタンにやって来た。そして、元市長のミストーム、ティセと共にレッドとリットを追う・・・。
森の中のズークの村からジェムジャイアントの集落へ。しかし、宝石の鉱山に道の魔物が出現し、宝石が採れなくなっていた・・・。
レッドはのんびり暮らしたいと願ってはいるけど、基本的に怠け者ではない。しかも主人公だし、自分から事件の中に飛び込んでいく。何もしない時間を楽しむコツをもっと身につけるべきだな。でも、次の巻はミストーム関係の事件が向こうからやってくる感じ・・・らしい。

BOOK「真の仲間じゃないと勇者のパーティーを追い出されたので、辺境でスローライフすることにしました 4」

真の仲間じゃないと勇者のパーティーを追い出されたので、辺境でスローライフすることにしました(第4巻)
ざっぽん著
イラスト:やすも
(角川スニーカー文庫:amazon:614円)
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リットとティセ、レッドとダナンがルーティのいる古代エルフの遺跡へ向かっているとき、アレスはダナンに化けた魔王軍の将軍シサンダンが、レッドの薬屋に押し入ったが空振り・・・遺跡へと向かった。アレスが悪役なのはいいとしても・・・賢者とは思える愚かさ。あまりにもアンバランスすぎじゃないか? ・・・ルーティを『勇者』で居続けさせようとする仲間と魔王軍の将軍シサンダンに対するルーティ、レッド、リットたちの激突。・・・この世界の加護と信仰には何かからくりがありそうだ。
結局、ルーティは勇者を辞め、あくまでも一人の少女ルーティとして生きていく道を選んだ。ダナンは残って入院したけど、テオドラは去って行った。ルーティとティセはゾルタンに残り、農園を購入して薬草栽培をはじめた。
結局、ルーティの勇者パーティは解散し、多くがゾルタンでスローライフをすることになった。そんなところに、もう一人のかつての仲間、ヤランドララがやってくる。

BOOK「真の仲間じゃないと勇者のパーティーを追い出されたので、辺境でスローライフすることにしました 3」

真の仲間じゃないと勇者のパーティーを追い出されたので、辺境でスローライフすることにしました(第3巻)
ざっぽん著
イラスト:やすも
(角川スニーカー文庫:amazon:614円)
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レッドの妹にして勇者ルーティがゾルタンにやって来た。同行者は暗殺者のティセ。蜘蛛のうげうげさん共々、なかなか面白いキャラをしている。ルーティは、悪魔の加護を調合できる錬金術師を探し、勇者の衝動を抑制するつもり。
精霊の集落とゾルタン近郊の村で、謎の呪いによる精神力の吸収という事態が起きていた。
ルーティは、監獄から錬金術師ゴドウィンを脱獄までさせた。ゴドウィンの治療薬を購入しようとして、勇者ルーティは兄と出会うことになった。
そして、ルーティが置き去りにしたアレスとテオドラ、脱走していたアルベールがゾルタンに到着した。隻腕となったダナンを含め、すべての面子がゾルタンに顔を揃えたわけだけど・・・この巻は仕込みだけで、何もない巻だった。スローライフしているわけでもなく、事件に巻き込まれてドタバタするわけでもなく・・・。
ここで放置するわけにもいかないので、もう1巻読むことにした。

BOOK「真の仲間じゃないと勇者のパーティーを追い出されたので、辺境でスローライフすることにしました 2」

真の仲間じゃないと勇者のパーティーを追い出されたので、辺境でスローライフすることにしました(第2巻)
ざっぽん著
イラスト:やすも
(角川スニーカー文庫:amazon:338円)
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自分を追い出したグループが、その後も何事もなく続いていくのは、ある意味では悲しい。自分の存在意義がなかったことの証しだから。その意味で、レッドの抜けた勇者パーティの混乱は、レッドの存在意義を示しているけど・・・本人はその状況を知らない。でも、辺境の土地で幸せに暮らしている。
ゾルタンでは悪魔の加護の薬が問題化していた。中毒症状で暴れ、死人までではじめた。少年アルをめぐって、サウスマーシュ区の盗賊ギルドのビッグホークやら、デーモンやらが絡んできて、レッドとリットの平穏な暮らしを脅かしてきた。さらに、ギデオン(レッド)の捜索に出た勇者パーティのダナンがゾルタンに姿を現し・・・。
勇者パーティの賢者アレスは愚か者過ぎるけど・・・チンピラ冒険者だと思っていたアルベールの方が人を見る目がありそうだ。
レッドとリット、幸せそうなバカップルではあるけど、主人公だから周囲が放って置いてはくれない。

BOOK「真の仲間じゃないと勇者のパーティーを追い出されたので、辺境でスローライフすることにしました」

真の仲間じゃないと勇者のパーティーを追い出されたので、辺境でスローライフすることにしました
ざっぽん著
イラスト:やすも
(角川スニーカー文庫:amazon:338円)
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勇者ルーティの兄で、バハムート騎士団副団長、『導き手』ギデオン・ラギナソンは勇者パーティのメンバーだった。しかし、足手まといだと賢者アレスに言われ、パーティを追い出されてしまった。その後、僻地ゾルタンへと流れ着き、素性を隠したままレッドと名を変え、薬草採取専門の冒険者になった。レッドは、この地で薬屋を開業し、のんびり暮らしていきたいと・・・。
B級冒険者リットこと、ロガーヴィア公国第二王女リーズレットが訪ねてきた。・・・かつて勇者パーティと共に戦ったことのある仲間。ツンデレだったリットがデレデレにデレれて・・・レットの薬屋で一緒に暮らすことになった。そこに、ディルという悪党が絡んでくるわけだけど・・・回想部を読んでも、ディルがリットを個人的に恨む理由がよく解らない。
とくに盛り上がりもなく第1巻は終わった。スローライフを目指すお話だから、それで良いのかも知れない。この巻は回想が織りこまれて、それなりにメリハリのある構成だったけど・・・次巻以降はどうなるんだろう?