BOOK「私、能力は平均値でって言ったよね! God bless me? 10」

私、能力は平均値でって言ったよね!(第9巻)
FUNA著
イラスト:亜方逸樹
(アーススターノベル:amazon:1,200円)
※Kindle版を購入

成り行きで救ったお姫様を守るため孤軍奮闘するメーヴィスの危機的状況から。まあ、そこに「赤き誓い」のメンバーが登場すれば、あっという間に片が付いてしまうので、この程度の戦闘シーンが山場と言うことはあり得ない。
叔父のクーデターから逃げてきたお姫様エルトレイアと、隣国の王都で別れた「赤き誓い」。そこに、以前倒した古竜ベレデテスが現れた。諸事情あって、3頭の古竜が赤き誓いを殺すという。まあ、結局撃退するわけだけど、メーヴィスが右腕を失った。それも、マイルが・・・。
王都では古竜出現にギルドが対応を迫られていた。さらに、古竜の影響で出現したとみられる土竜討伐の依頼が・・・。たまたま再開したAランクパーティ「ミスリルの咆哮」とともに地竜(実際は土竜)討伐に向かう「赤き誓い」。そこでもチート過ぎる戦闘が・・・。
相変わらず軽いノリで楽しいお話ではあるけど、最近中身が薄まってきている。作者が引き伸ばしに入ったのか、冒険の旅自体がマンネリ化しているのも知れないけど。そもそも設定として、「赤い誓い」がBランクに上がるには一定期間の活動実績が必要なわけで、主人公自体が引き伸ばしに苦しんでいるような状態。マイルを追いかけてくるマルセラたち「ワンダースリー」がいるから、その内合流して新しい展開になるのだろう。

BOOK「私、能力は平均値でって言ったよね! God bless me? 9」

私、能力は平均値でって言ったよね!(第9巻)
FUNA著
イラスト:亜方逸樹
(アーススターノベル:1,200円+税)
※古書を購入

ドワーフたちと共に変移種のオーガとオーク討伐に向かったマイルたち「赤き誓い」。そこで発見したのは、以前にも見た次元連結孔。多少の謎解きにはなったけど・・・なぜここで巻をまたいだんだろう? 引っ張るほどの展開ではなかったのに。
小ネタの、二人のエルフ研究者の調査行の護衛任務を終え、マイルたちはマファンの町から東方の隣国に移動した。以前、隣国から押し出された魔物を、マイルたちが押し返した件の後始末。これもかなりの小ネタ。すぐに王都を後にした。
「赤き誓い」の4人の中で、メーヴィスだけが魔法を使えないという設定で・・・確かに気後れはするだろうなぁ。ああいうチートの中にあっては。その意味で、この巻はメーヴィス回・・・本編はいいところで「10巻につづく」になったけど、オマケの短編もメーヴィス回。でも、この巻は内容が薄かったな。数巻続けて顕著にパワーダウンしてきたように思う。
あとがきにアニメ化の話があったけど、第7巻の腰巻き以上の情報はなにもなかった。

BOOK「私、能力は平均値でって言ったよね! God bless me? 8」

私、能力は平均値でって言ったよね!(第8巻)
FUNA著
イラスト:亜方逸樹
(アーススターノベル:1,200円+税)
※古書を購入

「赤き誓い」は王都シャレイラーズを発ち、再び修業の旅に。立ち寄った町のギルドで知った情報・・・マイル(アデル)の故郷ブランデル王国に、隣国のアルバーン帝国が侵攻した。狙いは、アデルの領地であるアスカム領。「赤き誓い」の4人は、急遽、アスカム領に向かった。
帝国軍の兵力は5000。対するアスカム領軍は500。マイルたちを加えても、正攻法では戦えない。この手のラノベでよく出てくるのは、敵の兵站に対する攪乱と攻撃。近代戦を知っている現代人が転生したから有利というお話だけど・・・転生前は18歳の女子高生だった海里がなぜこんなことまで知っているのか?
あっけなく帝国軍が遁走。見つかることを避けるために、マイルたちはそのまま逃げ出した。これって・・・村々で収納魔法に預かった食用や物資を持ち逃げしたんじゃないだろうか? 村には種籾すら残っていないはず。かなりの大金を領地に還元したようだけど・・・それを「移動食堂」として暴利をむさぼるとは・・・。
「赤き誓い」の修業の旅が続く。ティルス王国を経由してマイレーン王国へ。最近は平均値がどうとか、悪目立ちしたくないとか、当初の設定もなくなり、当たり前にチートで無双しまくっている。

BOOK「私、能力は平均値でって言ったよね! God bless me? 7」

私、能力は平均値でって言ったよね!(第7巻)
FUNA著
イラスト:亜方逸樹
(アーススターノベル:1,200円+税)
※古書を購入

宿屋のネコ耳少女ファリルちゃんが、おかしな奴らに誘拐された。すぐに「赤き誓い」が救出に動くが、図らずも「女神のしもべ」との合同で救出に向かった。高ピーキャラで登場したので、「女神のしもべ」は残念な存在なのかとも思ったけど、けっこうまともに強い。おまけに、ファリルちゃんも懐いている。
どうやら、この小説のメインストーリーは、転生した海里(マイル/アデル)がこの異世界の謎を解き明かすということらしく、なんちゃって神様やナノマシーン、先史文明あたりの真相を究明し、海里がこの世界を救う救世主になっていく方向が見えてきた・・・かも?
オーラ男爵の娘リートリアが予想通りの動き・・・。でも、こんな解決策があるとは予想もしなかった。身代わりをおいて逃げるというのは、アデル時代からのマイルのやり口ではあるけど^^;;
メーヴィスの縁談話をぶち壊し、盗賊団とその一味であるハンターギルド職員を一網打尽にして、「赤き誓い」は王都シャレイラーズを後にした。このまま似たようなお話を続けて引き伸ばしに入るのかと心配したけど、次巻からは急展開になりそうだ。

BOOK「私、能力は平均値でって言ったよね! God bless me? 6」

私、能力は平均値でって言ったよね!(第6巻)
FUNA著
イラスト:亜方逸樹
(アーススターノベル:1,200円+税)
※古書を購入

古本でも定価の半額くらいの値がついている。送料を加えると新刊で買うのとあまり変わらない。Kindle版もぜんぜん値引きされていないし・・・この辺でしばらく時間を開けるしかないかなと思っていたら・・・。Amazonで次の第7巻の表紙を見たら・・・アニメ化が進んでいるとか。これは、さっさと古本を買い進めておいた方が良さそうだ。
「赤き誓い」が受けた王都シャレイラーズでの最初の依頼・・・ゴーレムの丘の調査。古竜の指示で遺跡を発掘する魔族たちと遭遇し、霊によってチートな能力を使いながらも平和裏に情報収集に成功した。しかも、その遺跡は、一部が稼働している現役の遺跡・・・通称「スカベンジャー」と呼ばれるメンテナンスロボットがゴーレムを修理していた。マイルの関心のメインは「先史文明」のようだから、何らかのかたちで結末に関連しているのかも知れない。でも、海里が生き返るとか、そういう方向ではないはずだけど・・・。
ハンターギルドの個性的な受付嬢フェリシアをはじめ、商人やオーラ男爵とその娘リートリア、突っかかってくる女性ハンターグループ「女神のしもべ」など、いろいろ顔ぶれが揃って・・・王都シャレイラーズでの活動がしばらく続くようだ。
通商破壊をやっていた帝国兵士たちも伏線として生きていた。

BOOK「私、能力は平均値でって言ったよね! God bless me? 5」

私、能力は平均値でって言ったよね!(第5巻)
FUNA著
イラスト:亜方逸樹
(アーススターノベル:1,200円+税)
※古書を購入

この巻の表紙はマルセラ。書き下ろしの短編がいくつか挿入されていて、無理矢理のようにマルセラたちの出番が増やされていた。
「赤き誓い」は王都を出て修業の旅(「先史文明」の調査目的を含む)に出た。マイルがあまりにも無警戒で、不用心すぎるけれど・・・以前、マイルがアデルとして通っていたエクランド学園のあるブランデル王国の王都にたどり着いてしまった。第三王女をはじめ、王族が魔法の女神様を探し求める渦中へと・・・。
いままでの仕込みがここで実って、子爵家の相続の件やマルセルたちとのつながり、女神様顕現事件の後始末があるのかと思ったら・・・なにも起きず、物語の露骨な引き伸ばしという流れになった。
そして、「赤き誓い」は、ヴァノラーク王国の王都シャレイラーズに移動した。宿屋のネコ耳少女ファリルを懐かせたりしたので、しばらく拠点として居着くのだろう。次への仕込みの巻、そして次の事件のはじまりの巻なのだろうけど・・・いろいろ放置しているものが多すぎではないだろうか?

BOOK「私、能力は平均値でって言ったよね! God bless me? 4」

私、能力は平均値でって言ったよね!(第4巻)
FUNA著
イラスト:亜方逸樹
(アーススターノベル:1,200円+税)
※古書を購入

amazonで古本を買ったけど・・・送料を考えると、文庫の新刊と同じような値段になってしまう。近所の古本屋では発見できていないし・・・第9巻まで出ているようだけど、って・・・amazonで第7巻の写真を見て驚いた。アニメ化されるのか・・・今後、古本の値段が下がるのは期待できないな。
前巻、ワイバーンを捕獲したヘルモルトの町での新たな依頼・・・ギルドが派遣した魔族調査隊の捜索と魔族の動向調査。前巻の伏線の回収だろう。そしてようやく出てきた猫耳、犬耳、うさぎ耳・・・獣人。お色気要員ではないようだけど、ようやくファンタジーらしいのが出てきた。
謎の遺跡を発掘する獣人たち。「先史文明」については、第1巻の冒頭、神様が説明していた事だから・・・。そもそも、この小説で伏線のように描かれたことのどこまでが伏線なんだろう? 他国の軍隊の潜入工作は伏線だったんだろうか? ただのエピソードに過ぎなかったのだろうか? 今回の古竜たちは? シェララはまた登場してもおかしくはなさそうだけど・・・。
ブランデル王国のマルセラたちのその後も描かれている。いずれ、マイル(アデル/海里)たちと合流するのだろう。

BOOK「私、能力は平均値でって言ったよね! God bless me? 3」

私、能力は平均値でって言ったよね!(第3巻)
FUNA著
イラスト:亜方逸樹
(アーススターノベル:1,200円+税)
※古書を購入

王都に戻った「赤き誓い」の4人。今回はメンバーのメーヴィスとポーリンそれぞれの個人的な事情に関するお話。メーヴィスの兄・ユアンが訪ねてきて実家に引き戻そうとし、ポーリンの家の依頼を受けたならず者に襲われる・・・。
まずはポーリンの問題。ギルドの役人とユアンを連れた「赤き誓い」は、殺されたポーリンの父親、そして乗っ取られた商会、愛人にさせられた母親の復讐のため・・・ボードマン子爵領へ。そこに、オースティン伯爵とシスコンブラザーズ、さらに近衛騎士まで加わっての急展開・・・。
一方、ブランデル王国のマルセラたち三人娘の方のお話も続いていて・・・国王と第三王女モレーナたちは、アデル(マイル/海里)のことを諦めてはいなかった。細々とした伏線が敷かれていて、ティルス王国とブランデル王国がどこかでつながるんだろうけど・・・。
受けた依頼は、亜竜のワイバーン討伐。元宮廷魔術師ブーンクリフトが語った「魔族」の話・・・今後の伏線なんだろうか? やたら伏線だらけのような・・・。
続きはKindle版にしたいけど、値段を考えると躊躇うな・・・。

BOOK「私、能力は平均値でって言ったよね! God bless me? 2」

私、能力は平均値でって言ったよね!(第2巻)
FUNA著
イラスト:亜方逸樹
(アーススターノベル:1,200円+税)
※古書を購入

ブランデル王国では、アデル(マイル/海里)の家督問題が解決し、第三王女がアデルを探していた。女神うんぬんのアデルのウソを信じて・・・。一方、ティルス王国では、ハンター養成学校を卒業後、マイル(アデル/海里)は在学時のCクラスメンバーたち、メーヴィス、レーナ、ポーリンとパーティ「赤き誓い」を組んだ。
こういうファンタジーもので、正面切って「対人戦」を扱ったお話を読むのははじめてかも知れない。人外のモンスターであれば殺すのも平気だけど・・・盗賊などの悪人とはいえ、人間を殺す必要性もあるわけだし・・・。もちろん、ラノベだから平気で人を殺したりはしないわけだけど。そう言えば、『ダンまち』には、知能があり人間とコミュニケーションできるモンスターというのが出てきて、主人公が悩んだりしてたな。
対人戦を意識して、マイルたち「赤き誓い」は盗賊討伐のクエストを受けた。他のベテランパーティとの共同作戦。新たな事件・陰謀に巻き込まれる。そして、共に行動した人たちにマイルがただならぬ力を持っていることが知られていく。本人は目立たないようにと気をつけてはいるようだけど・・・。