BOOK「絶対彼女作らせるガール! 2」

絶対彼女作らせるガール!
(第2巻)

まほろ勇太著
イラスト:あやみ
(MF文庫J:amazon:626円)
※Kindle版を購入

さて、読み続けるか切り捨てかの判断のしどころ、真価が問われる第2巻。
「女神スイッチ」が入ってしまった白星さんが、亀丸くんに彼女ができるまでの「練習彼女」になった。おかげで、亀丸くんへの周囲からの風当たりは強い。そんなせいで、亀丸くんは、学園祭のミスターコンのクラス代表を押しつけられてしまった。・・・7月はじめに学園祭がある設定は珍しいかも。
天然の白星さんは声援してかき回すだけ。実際は猪熊みりあと鷹見エレナが、なんだかんだ亀丸くんを支援して、どうにかしてしまうという展開。その結果、亀丸くんに少しずつ男子力を向上させていく・・・。ここに新キャラの鶴姫愛梨が加わった。名前でいえば、鶴亀でちょうどカップリングできるけど・・・。さらに、転校生・蛇乃目杏南・・・猪熊さんと敵対するキャラとして登場はしたけど・・・。前巻で亀丸くんがフラれたはずの獅子神玲花生徒会長にも妙なフラグが立っているし・・・これじゃ、ハーレム一直線じゃないか。一気にヒロインが増えたけど、この巻は猪熊さんと鶴姫さんのターンだった。ということは、次巻があるとしたら、鷹見さんのターンなのだろう。
それにしてもこじらせたキャラばかり登場するなぁ。まあ、キャラはともかく・・・意図的なものは感じるけど、全体的にヒロインたちのネーミングセンスが酷すぎじゃないか。

BOOK「絶対彼女作らせるガール!」

絶対彼女作らせるガール!
まほろ勇太著
イラスト:あやみ
(MF文庫J:amazon:563円)
※Kindle版を購入

高校生の学園ラブコメもの。生徒会で雑務を勤める亀丸くん。教室では目立たない幽霊のような存在。でも、生徒会長の獅子神玲花さんに恋をしている。
一方、亀丸くんの同級生の白星絵馬さん・・・手のひらに願い事を書くと何でも願い事が叶うという神様のような美少女。その白星さんを狛犬のように守る男嫌いの同級生が二人。ひょんなことから、白星さんの「女神スイッチ」を入れてしまった亀丸くんは、白星さんがどうしても亀丸くんと生徒会長・獅子神玲花さんの仲を取り持つといいはじめた、というお節介話。
白星さんの「女神スイッチ」、ちょっと暗い背景だけれども設定は悪くない。なにより、なし崩し的なハーレムエンドではないことが良い・・・って、本当に続巻以降もハーレム化しない保証はないけど^^;
なんとなく『オタリア』を思い出させる展開だったけど、まあ、人間見た目が9割といわれて久しいし、見た目以上にインパクトのある要素って、結局ないからなぁ。『オタリア』よりは、それなりに内容のあるアドバイスだったし。
巻末に、『僕の知らないラブコメ』と『せんせーのおよめさんになりたいおんなのこはみーんな16さいだよっ!』というぜんぜん別作品の電子特別お試し版が収録されていた。強制的にお試し版を配布するこういう手口が流行っているんだろうか? ありがたいのか迷惑なのかわからないけど・・・。