コミックス「スピカ 羽海野チカ初期短編集」

スピカ
羽海野チカ初期短編集
羽海野チカ著
(白泉社:476円+税)

羽海野チカの初期短編集。『ハチクロ』を連載していた頃に描かれた読み切り短編をまとめている。
【スピカ】勉強も優秀で、部員の赤点を一手に解消する優等生・野球部の副部長・高崎くん。転校生の美園さん・・・バレエに熱中しているが進学との板挟み状態。なんとなく、『3月のライオン』の下敷きになったのかなと思わせる短編。
【ミドリの仔犬】童話仕立てのほのぼのしたお話かと思ったら・・・意外に現実的な探偵ものだった。
【はなのゆりかご】キオの母親を「おねえちゃん」と呼ぶと、『3月のライオン』のあかりさんになる。
【夕陽キャンディー】わたしには・・・なんと言っていいのかよく解らないお話だった^^;
【イノセンスを待ちながら】『劇場版パトレイバー』の南雲さんと、『イノセンス』(攻殻機動隊)のバトーに関する羽海野チカの想い。二人ともツンデレだよな。

コミックス「3月のライオン 15」

3月のライオン(第15巻)
羽海野チカ著
(白泉社:540円+税)

学校祭の準備でクラスメートとも親しくなり、後夜祭のファイヤーストームの前でひなちゃんとアチチ。将棋の獅子王戦も勝ち進んで4組の決勝に進出。将棋に勝った後は川本家のコーンシチュー食べてぬくぬく。再びタイトル戦の予選に挑み・・・って、桐山くん、一気にリア充に成り上がってしまった。
いいのか? こんなに幸せになって。後でなにかしっぺ返しがありそうで怖い。ひなちゃんが幸せになるのはよいことだけど。
そういえば、最近、二階堂くんがぜんぜん出てこない。まさか! 生きてるよな? さらにそういえば・・・ひなちゃんの初恋の相手・高橋くん、甲子園に確実に出場できる四国の高校に行ったけど、夏の甲子園は話題にもならなかった。1年生じゃ、まだレギュラーになっていないか・・・。

ファンブック「3月のライオン ただいまとおかえりの場所」

3月のライオン
ただいまとおかえりの場所

三月町研究会編著
(DIA Collection:815円+税)
※古書を購入

いまになって、『3月のライオン』のファンブックが何冊か出ていることに気がついた。
物語の舞台、月島には何度も行ったことがあるけど、もんじゃを食べに出かけた程度なので土地勘があるわけでもない。この辺のことかと再確認した。
2016年9月に出たものなので、あかりさんを廻る林田先生と島田八段の攻防・・・フラグが立ったことは紹介されていたけど、最新の情報は含まれていない。あくまで将棋がメインのお話だから、けっこうのんびり進行している。
いちばん気になっていることって、川本家に出入りしているニャーたちのことだったのだけど・・・ニャーたちのページはなかった。相関図にもニャーたちはいなかった。至る所にネコが散りばめられているし、本編でもあれだけネコを立てているのに・・・やはり名前もないらしい。そういえば・・・桐山くんがニャーたちをかまっているシーンがないような気がする。もしかすると、ネコ嫌いなのか?

コミックス「3月のライオン 14 黒ウサギちゃんおでかけエコバッグ付き特装版」

3月のライオン(第14巻)
黒ウサギちゃんおでかけエコバッグ付き特装版
羽海野チカ著
(白泉社:1,250円+税)

本が売れない時代だから、出版社もいろいろ苦労しているんだろうけど、正直いって、こういうノベルティ付きのオマケ商法はあまり好きではない。でも今回は、そのオマケ目当てで特装版を買った。このオマケがなければ、しばらく待って古本を読んだはず。
あかりさんフラグの続き。林田先生と島田八段、チョロすぎ^^; 絵に描いたような草食系なのに、意外と二人とも前向き。林田先生は、羽海野チカの絵的には主人公っぽいんだけど、ここではモテる気配がないからなぁ。でも、わたしの記憶がただしければ、あかりさんはぽっちゃり系がタイプだったはず。
校長先生たちが久しぶりに出てきたと思ったら、職団戦(職業団体対抗将棋大会)を目前に闇落ちして、不正までやる気満々。この部分だけ別のマンガのような雰囲気で、面白すぎるんだけど。『ハチクロ』のキャラはおいておくとして。
ここまでのひなちゃんが「高1の皮をかぶったまさかの小学生」だったとは・・・。結局、ここまでの婚約話とか、みんな桐山くんのひとり相撲で・・・白紙に戻ってしまったわけじゃなさそうでよかった。ひなちゃん、今回のはフラグだよね。
もうじき卒業だけど、桐山くんの高校生活がムダではなかったということだろう。すべては林田先生と野口先輩のおかげ。ここ数巻、けっこう時間が経つのが早いから、次の巻で高校卒業まで行ってしまうのかも知れない。

コミックス「3月のライオン 13」

3月のライオン(第13巻)
羽海野チカ著
(白泉社:486円+税)
※古書を購入

現状での最新巻にたどり着いてしまった。今までにない表紙なので、将棋が前面にくるのかと思ったら・・・いきなり、あかりさんへのフラグの件だった。でも、選りに選って林田先生と島田さんとはなぁ。二人とも36歳だから、あかりさんとは12歳の年の差かぁ・・・。
一方、桐山くんの「婚約」についてのうわさは広がっているようだけど、周辺の反応はあっさりしているというか・・・桐山くんの思い込みの「脳内婚約」ということになっているらしい。
将棋の方は二階堂くんのターン。宗谷名人との初公式戦。桐山くんは出番もないままに敗退。まあ、最近は野球マンガですら、主人公だからという理由では連戦連勝できない時代だから仕方がない。そして、死神・滑川七段まで描かれた。滑川さん、実家が葬儀屋ではあるけれど、人間性は死神というほどではないみたいだ。
死神・滑川七段の話が伏線だったわけではないだろうけど・・・久しぶりに桐山くんの義姉・香子が登場した。そして、後藤さんの奥さんの容態が思わしくないことをにおわせていた。でも、このお話で、香子は救済されたようだ。今後、本編に絡んでくるんだろうか? ひなちゃんから見ると小姑の立ち位置なんだけど・・・。

コミックス「3月のライオン 12」

3月のライオン(第12巻)
羽海野チカ著
(白泉社:486円+税)
※古書を購入

あかりさんに伴侶を・・・って、まだ24歳・・・って、本当の桐山くんは暴走状態が続いていた。というか、桐山くん、ちょっとアブナイ奴になってしまった感じがするんだけど・・・。それにしても、桐山くんの林田先生の評価がどうしてこんなに低いんだろう? 36歳という年齢のことはぜんぜん気にしていない風なのに・・・。現実的には、美咲伯母さんの常連さんに紹介してもらうのがいちばん確実かも知れないな。将来有望なエリート社員を。
で、桐山くんは、藤本棋竜の招待で、タイトル戦が行われる鹿児島へ。なぜか、川本家の三姉妹を同伴でって、ちょっと設定に無理があるんじゃないか。そして結局なにも起きないし・・・。
桐山くん、将棋ではちゃんとがんばっているけど、今回は死神・滑川七段との勝負。なにか良くないことの前兆じゃないかとビクビクしながら読み進めたけど・・・少なくともこの巻ではなにもなかった。むしろ、夏祭りの屋台に、林田先生や野口くん、島田さんまで顔を出したてほんわか状態。
最後のワンシーン、林田先生と島田さんが同時にあかりさんを支えたのは、もしかして・・・フラグが立っちゃったか? 二人とも人間としては問題ないけど・・・どちらを応援して良いものやら。

コミックス「3月のライオン 11」

3月のライオン(第11巻)
羽海野チカ著
(白泉社:486円+税)
※古書を購入

前巻の終わり・・・ひなちゃんへのプロポーズというか、婚約話があまりにもナナメにぶっ飛んでいたので、あわてて第11巻を買い足した。なんと、あれは林田先生の妙手ではなく・・・桐山くんの「素」だったとは^^; なのに、こんな形であっという間に流されてしまって、ある意味では桐山くんが不憫でならない。
以前にもチラッと出ていた藤本雷堂棋竜・・・ものすごいキャラだけど、婚約ネタを将棋の世界で流布してしまっていいんだろうか? 「婚約者」「ストーカー」と話題性抜群の単語が、対局中にべらべら喋る藤本棋竜にインプットされてしまったわけだけど・・・。しかし、ひなちゃんの返事もないまま。おじいちゃんは乗り気だけれど・・・桐山くんは勝手にその気になって暴走状態だし、今後はこの方向で盛り上がっていくのかも・・・。
そういえば、桐山くんの年収が予想より高かった。
川本家の父親の件はこれでけりが付いたと思っていいのだろうか? 楽しい話ではないので長く続けて欲しいわけではないけど、また後で再燃するのもイヤなんだけど。