アニメ「進撃の巨人(第2期)」


進撃の巨人(第2期)」
(全12話/2017年)
第2期はメインストーリーが、完全に後付けじゃないかと疑いたくなるような設定になった。たぶん、原作からしてこういう展開なんだろうけど・・・まあ、少年マンガが原作だからよくあること^^;;
エレンが巨人化するわけだから、人間が巨人に変化しているというのは分からなくもない。でも、壁が巨人でできているというのはなぁ。しかも、知性があってしゃべる巨人って、かえって不気味さがなくなって、ただの毛深いおっさんなんだけど・・・。ツッコミどころがいろいろあるけど、アニメはまあ面白い、別の意味で。
最初からそうだったけど、エレンの直情型のうすらバカ・・・こういう単語はなるべく使いたくないんだけど・・・はっきりいってあいつはキ○ガイだよね。ここまでずーっと、ケダモノのようなエレンを見せられてイライラしたけど、途中から腹を抱えて大笑いながら見るしかなくなってしまった。
エレンに人類の未来がかかっているというなら・・・人類というか、みんな亡びた方がいいんじゃないか^^;;

アニメ「進撃の巨人 悔いなき選択」

今年の3月の末頃に放送された1時間もののOVA。元々は原作コミックスの特別版に前後2編に分けて付けられたOADらしい。
エルヴィン調査兵団団長とリヴァイ兵長との出会いを描いた外伝なので、エレンやミカサなどは出てこない。リヴァイ兵長は、調査兵団へ入隊以前から潔癖症で、どうしてそうなったかは描かれていなかった。このOVAがはじまる舞台の地下街は、以前読んだスピンオフ小説(立体機動装置の開発物語)に出てきた地下街だろうか。その小説では、巨人は人間を丸呑みにして吐き出すという後付け設定があったけど、アニメではやっぱりバリバリ食いちぎってるんだよな^^; まあ、何でも有りの作風のようだから、とやかく言っても仕方がないけど。

BOOK「進撃の巨人 Before the fall 3」

進撃の巨人 Before the fall 3
原作:諫山創
涼風涼著
イラスト:THORES柴本
(講談社ラノベ文庫:580円+税)
※古書を購入

前巻は、壁外追放の刑となったキュクロが生還して、工場都市へ向かっているところまで。この巻は、キュクロがシャルルと再会し、兵士の訓練学校に入るところから。てっきり、立体機動装置を発明し、最初に巨人を倒したアンヘルが再登場すると思っていたら、ゼノフォンが工場長として装置の改良を引き継いでいた。それでも、立体機動装置は完成し、巨人と戦うメドは立っていた。
キュクロはまともな情操教育を受けていないけれど、どうしてシャビィを許せるのか理解できない。キュクロは、巨人よりも先に人間を恨むべきだと思うのだが・・・。
隻眼のキュクロは立体視できないから、アンカーを性格に撃ち込んで立体機動できるわけがないと思う。そもそも、ろくに鍛えたことがなく、かつては手枷、足枷を付けられ部屋に閉じ込められていたキュクロにどうして持久力や腕力があるのかわからない。やはり、『巨人の子』なんじゃないだろうか? あるいは、巨人の胃液に何らかの効能があるのか・・・。
全体的には、巨人の駆逐方法を確立するまでのたどたどしさが良く描けていた。
<完結>

BOOK「進撃の巨人 Before the fall 2」

進撃の巨人 Before the fall 2
原作:諫山創
涼風涼著
イラスト:THORES柴本
(講談社ラノベ文庫:560円+税)
※古書を購入

前巻で、ウォール・マリア内に巨人が侵入したとき、巨人に丸呑みにされたエレナが吐瀉物として発見され、赤子を産み落とした。巨人の子として忌み嫌われるキュクロ・・・。ようやく、スピンオフ作品として独自の設定でのお話がはじまった。
でも、アニメを見た限り、巨人が食べた人間を吐き出すとは思わなかった。原作のマンガではそういう設定なんだろうか? そもそも、最小で3メートル級から、5メートル級、10メートル超級と巨人のサイズはいろいろあるけど、人間をそのまま拡大すると、10メートル級でも大人一人を丸呑みにするのはサイズ的に厳しいと思う。巨人の口は耳元まで裂けているとはいえ、ふつうはかみ砕きたくなるサイズだろう。意図的に丸呑みする食感を楽しもうというのであれば別だけど。
巨人の子として差別されるようなことは、容易にあり得ることだ。そして、頭のおかしな連中が巨人を崇拝することも^^;;
でも、キュクロが脱走して自由の身になるのは15年後。その15年間は調査兵団は結成されていなかった。前巻で、立体機動装置のプロトタイプが開発され、巨人を殺せることを発見していたにもかかわらず・・・。

BOOK「進撃の巨人 Before the fall」

進撃の巨人 Before the fall
原作:諫山創
涼風涼著
イラスト:THORES柴本
(講談社ラノベ文庫:620円+税)
※古書を購入

人気コミックス『進撃の巨人』のスピンオフ小説。原作の世界観だけを活かし、時代も登場人物も異なる前日譚。
壁はすでに完成し、人類は壁の内側にひきこもっている時代。調査兵団は外部に出ているけれど、立体機動装置もなく、損害が大きいばかりでなんの成果も上がっていなかった。巨人には弱点はなく、不死であると信じられていた・・・。
主人公は職人にして発明王のアンヘル、調査兵団のソルム、その恋人マリアの三人組み。そしてアンヘルと同じ工房のゼノフォンあたりまでが主要な登場人物。読みはじめて程なく、どういう物語なのか想像が付いた。アンヘルが立体機動装置のプロトタイプを発明して、ゼノフォンが巨人のうなじを切り裂く刃物を開発。アンヘル自らが調査兵団と共に巨人に挑み、巨人の弱点を発見したという、駆逐方法が確立される経緯のお話。
とはいえ、この巻は、作品の世界観や舞台設定を説明しなければならないので、アニメを見ていたわたしにはちょっと退屈な内容だった。ふつうに巻末まで読めたけど、原作が持つようなワクワクするような面白さはなにも感じなかったな。それに、原作からして、この作品にはかわいいヒロインが足りない。このスピンオフにはひとりだけいたんだけど・・・途中で、巨人に食べられてしまった^^;; 文字通り、食事という意味で食べられてしまった。
ひとつ大きな疑問が浮かんだ。ウォール・マリアの門は、なぜ10メートルもの大きさがあるのか? 馬車を通すだけなら、3メートルもあれば十分なのだが・・・。