神々の明治維新神仏分離と廃仏毀釈
安丸良夫著
(岩波新書:720円+税)
ISBN/ASIN:4004201039
かねてから、明治直後に起きた廃仏毀釈に疑問を感じていた。
どうして神仏分離令の発布で、廃仏運動が起きなければいけないのか?
徳川幕藩体制の末端組織と化していたお寺による民衆管理を配して、神祀官による天皇親政の旧来の制度に戻そうという明治政府の意図はわかるけど、民衆レベルで廃仏運動が起きる理由がわからない。その結果、多くのお寺が困窮し、あの法隆寺ですら雨漏りを修繕するお金すらなくなり仏像を手放さないといけなかったという(その結果、いまは東京国立博物館が所蔵している)。それほど、民衆の心があっという間に仏教から離れてしまったらしい。・・・江戸時代から「葬式仏教」という言い方があるくらいだから、すでに信仰のよりどころとしての意義を失っていたのかも知れないけど。
政治的なことに、そんなに民衆が政治に敏感だとは思わないのだけど・・・やはり、当時は御上の指示には過敏に反応したのかも知れない。なにせ、土葬が一般的だった時に、なんの抵抗もなく、火葬を受け入れてしまうくらいだし・・・。
考えてみれば、そういう風潮は現代にもあって、体外受精のような生命倫理に係わることを、市民レベルでろくに議論せずに受け入れてしまうし、脳死だっていつの間にか受け入れてしまった。まあ、別に反対する理由はないけど・・・本当に市民レベルの議論が行われた形跡もなく、受け入れてしまっているわけで・・・。









寺よ、変われ








山伏
三種の神器
靖国問題



阿弥陀が来た道

お遍路入門
四国遍路


イスラム教
















